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土井たか子さんと宮台さんの改憲論争@丸激
丸激がちょぼちょぼやっている憲法シリーズの一環で、先週ゲストに土井たか子さんをお呼びして、改憲の是非を議論しました。
私自身は土井さんとはながくおつきあいいただいているので、ある程度土井さんの生の声を聞く機会がある方だと思いますが、世間一般にとって土井さんといえば、コテコテの護憲派のシンボルのような存在だと思います。中には、土井さんの護憲論には理論も理念もなく、単に「何を言ってもダメ」的な問答無用の護憲論者のように思われている向きも少なくないかもしれません。
その土井さんが、改憲論者を標榜する宮台さんと、時間をたっぷりかけられるインターネット放送で対論するとあっては、どんな展開になるかを楽しみにしない方が無理というものです。正直、司会者の立場を忘れて、今回はじっくり双方の議論を聞かせてもらいましょう、とばかりに、一視聴者のような気持ちで番組の収録を行いました。
そして、その番組ですが、まずはすごく面白かったです。護憲論者と改憲論者の論争というのは大抵の場合、なかなか議論が噛み合わず、最後は感情的な議論になってしまったり、イデオロギーの違いであるとか、見解の違いということで、もうそれ以上は議論しても意味がない、というような内容になることが少なくないので、2人の議論が噛み合わなかったらどうしよう、とか、喧嘩になったらどうしようとか、番組側として一抹の不安がなかったかと言えば嘘になります。しかし、今回はそんな心配はまったく不要でしぃた。最後の最後まで希に見る楽しい憲法論争でした。憲法論争が「面白い」なんてこと、なかなか無いことだと思いません?
June 3, 2005 | トラックバック (4)
丸激にドクター中松が登場
第216回 [2005年5月20日]
「発明の秘訣は心にあり」
ゲスト:中松義郎氏(ドクター中松・発明家)
「がんばれ日本」の商標をめぐるJOC(日本オリンピック委員会)と発明家ドクター中松こと中松義郎氏の争いはこの4月、中松氏側の敗訴に終わったが、今後こうした知的財産権をめぐる紛争は増加の一途をたどるとみられている。それを物語るかのように今週は角川書店の持ち株会社が保有していた「NPO」と「ボランティア」の2つの商標の無効が言い渡された。
特許権や商標といった知的財産権は保護がいき過ぎれば公益性が損なわれ、不十分だと発明や新技術のための研究開発の意欲が削がれるため、その均衡を計ることが難しい。しかし、ドクター中松は発明とはそもそもそのような制度論に左右されるものではないと語る。3200件を越える世界最多の発明特許を持つ発明王に発明論の要請を聞いた。
May 28, 2005 | トラックバック (0)
ホリエモンの「テレビはなくなる論」を考える(その2)
マル激トーク・オン・ディマンド
第211回 [4月15日収録]
プレビュー 番組概要
ホリエモンの「テレビはなくなる論」を考える(その2)
ゲスト:水越伸東京大学助教授(メディア史・メディア論)
少し前にホリエモンの「テレビは無くなる論」について、東大の西垣通氏は、インターネット側からの視点で、概ねそれを支持するシナリオを語った。しかし、放送史に詳しい水越伸氏は、テレビはそう簡単にはなくならないだろうとの立場を取る。ここまで50年かけてテレビが築いてきた技術やビジネスモデルは、「大きな杉の木」のように日本の隅々にまで根を張っているからだ。
しかし、テレビは杉の木同様、周囲の生態系を枯渇させ、また人々にとって有害となる花粉をばら撒きながら生きながらえていることも事実だ。水越氏は、テレビが受け手側からの広範な支持を得ないまま生き残りに走れば、今後テレビは生きる屍のような状態で生きながらえることになる可能性が高いとも説く。放送技術、免許、記者クラブといった既得権益のみによって支えられたメディアに成り下がってしまう可能性があるということだ。そして、同様の指摘は新聞にも当てはまる。
果たしてテレビは失いかけた公共性を取り戻すことができるのか。その際にカギとなるのは何なのか。市民のメディア参加という視点も交えながら、ホリエモンのテレビはなくなる論を、テレビ側の視点から考えてみた。
April 16, 2005 | トラックバック (2)
「命をかけて無実を訴えていきます」 by 植草一秀氏
マル激トーク・オン・ディマンド
第210回 [4月9日収録]
プレビュー 番組概要
「命をかけて無実を訴えていきます」
ゲスト: 植草一秀氏(エコノミスト)
ちょうど1年前の4月8日、東京JRの品川駅で女子高生のスカートの中を手鏡でのぞき見しようとしたとして東京都迷惑防止条例違反で逮捕、起訴され、さる3月23日、「罰金50万円・手鏡一枚没収」の有罪判決を受けたエコノミストの植草一秀氏は、無実を訴え続けているにもかかわらず、控訴期限だった4月6日控訴を断念した。
植草氏は「罪を認めたわけではない。しかし、このまま裁判を続けても公正な裁判が期待できない」と控訴断念の理由を説明し、今後裁判とは別の形で無実を訴え続けていく意向を明らかにしている。
冤罪を訴える植草氏が、「サッカーにたとえると、アウェーゲームだった」と主張する裁判とは、どのような裁判だったのか。一度は罪を認めたと報じられた植草氏が一転全面否認に転じた背後に、どのような経緯があったのか。果たして裁判は公正だったのか。
ほとんど報じられていない植草氏の言い分を聞いた。
April 10, 2005 | トラックバック (8)
BSE安全宣言のカラクリを斬る
マル激トーク・オン・ディマンド
第209回 [4月2日収録]
プレビュー 番組概要
BSE安全宣言のカラクリを斬る
ゲスト山内一也(食品安全委・プリオン専門調査会専門委員)
食品安全委員会が、月齢20ヶ月以下の牛のBSE検査の免除を容認する答申を出し、アメリカ産牛肉の輸入に道が開かれた。いや、少なくともニュースではそう報じられている。しかし、食品安全委のプリオン専門調査会の委員を務める山内一也東大名誉教授(感染症研究)は、それは誤解であり、行政とメディアによるトリックだと言う。山内氏ら専門委員は、国から20ヶ月以下の牛の検査を廃止した場合、今よりどの程度BSEの感染リスクが増大するかを諮問され、それ自体は非常に低いことを認めたが、それと同時に全頭検査の中止には反対の意見を明確に提示したという。現時点ではまだ輸入肉骨粉の状況が100%把握できていないことや、特定危険部位の除去がどの程度徹底されているかも、十分確認されていないと判断したからだ。
しかし、驚いたことに、その問題は今回は諮問されていないという理由から、科学者たちのそうした意見は答申には含まれなかったというのだ。科学者たちが中立的な立場から議論を続け、合意した時に初めて検査が緩和されるという説明は、実は嘘だったのだ。
日本の牛肉は大丈夫なのか。今回の決定によって輸入再開にまた一歩近づいたとされるアメリカ産の牛肉は、どの程度安全なのか。日本におけるプリオン研究の第一人者山内教授とともに、牛肉の安全についてあらためて考えた。
他、ライブドア問題続報、尊厳死について、懸賞クイズ抽選など。
April 2, 2005 | トラックバック (1)





