河野太郎の自民党復活計画
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マル激トーク・オン・ディマンド
第444回(2009年10月10日)
河野太郎の自民党復活計画
ゲスト:河野太郎氏(衆議院議員)
先の総選挙で壊滅的な敗北を喫した自民党は、果たして復活できるのか。そして、それを可能にするためには、自民党はどのような理念を持った政党に生まれ変わる必要があるのか。
総選挙後に実施された自民党総裁選は、谷垣禎一元財務大臣が大差で勝利した。今回のマル激ゲストの河野太郎氏は世代交代と脱派閥を訴え、党を舞台裏から支配する長老達に容赦の無い批判を浴びせたものの、結果的に党の長老の支持を受けた谷垣氏に大敗した。
その河野氏は、「小さな政府」こそが自民党の採るべき路線であり、日本復活の路線だと自信を持って言い切る。小泉改革についても、構造改革路線そのものは間違っていなかったが、セーフティネットが不十分なまま再配分を廃止したことで、その負の側面が一気に吹き出したと位置づけている。
河野氏の主張は明確だが、小泉改革の痛みを記憶する人々、特に地域の疲弊に苦しむ人々にとっては、なかなか受け入れがたいことかもしれない。しかし、河野氏はあえて厳しいことを言わなければ、日本はこのまま衰退の道を辿るだけだという。現実を直視せず、従来の図式で乗り切ろうという選択肢は今の日本にはもうない。いずれ民主党政権で「大きな政府」の歪みが生じてきたとき、自民党の出番がやってくる。それまでに党改革を断行し、自民党を全く新しい政党に作り変えるのだと河野氏は意気込む。
冷戦下の高度成長期には、自由主義と資本主義、そして日米同盟の3つを堅持するだけで自民党のアイデンティティは十分維持が可能だった。ところが、20世紀後半になると、冷戦や高度成長といった前提条件が崩れたために、自明だった自民党の路線が見えにくくなってしまった。そして最後に残った自民党のアイデンティティが、「政権与党であることだけになってしまった」ことが、今回の総選挙での自民党の歴史的な敗北につながったと河野氏は分析する。
野党に落ち、唯一のアイデンティティだった「政権与党」の地位も失った今、自民党はアイデンティティ・クライシスに陥っているかに見える。依然として、従来の公共事業による再分配を主張する議員も、自民党に少なからず残っている。しかし、河野氏は、小さく無駄のない政府を作り、経済成長を促すために規制緩和を進めなければ、この先日本は、借金に頼らずに国民を養っていけるような国にはなれないと主張する。そして、いずれ民主党政権の「大きな政府」の歪みが生じてきたとき、再び自民党の出番がやってくるというのが、河野氏の見立てだ。
「リベラル再分配」路線を採る民主党が政権の座に就いた今、「保守政党」の果たすべき役割とは何なのか。次の総裁選に向けて全国行脚を始めたという河野氏をゲストに迎え、「健全な保守」とは何か、そして自民党再生のための処方箋とは何なのかなどを議論した。
今週のニュース・コメンタリー
・光市母子殺害事件 元少年が実名本の出版差止請求
・証拠開示を求めグリーンピースが特別抗告
・最高裁判例ウォッチ
・記者クラブアップデート 亀井金融大臣が2回の会見
関連番組
マル激トーク・オン・ディマンド 第432回(2009年07月18日)
やっぱり日本にも保守政党が必要だ
ゲスト:杉田敦氏(法政大学法学部教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第391回(2008年09月27日)
自民党システムの終焉
ゲスト:野中尚人氏(学習院大学教授)
<ゲスト プロフィール>
河野 太郎(こうの たろう)衆議院議員
1963年神奈川県生まれ。85年ジョージタウン大学国際学部卒業。富士ゼロックス、日本端子を経て96年衆院初当選(自民党)。02年総務大臣政務官、05年法務副大臣、08年衆院外務委員長を歴任。当選5回(神奈川15区)。
October 10, 2009
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【報道】最高裁の裏金、メデイアの後追い取材を期待する from 散策
昨日、アンネさんというかたからコメントをいただき、最高裁の裏金について週刊プレイボーイに記事があるとのことでした。本屋に立ち寄ると返品前の在庫がありました...
October 11, 2009
コメント
小泉内閣のやった「小さな政府」ってのは、何もしない政府であって政府そのものはちっとも小さくなどなっていない。それは人員が減っていない事からも明らかである。地方自治体は首長以下、給料カットなどで痛みを分ちあっているが、中央省庁でそのような動きなど皆無であろう。
構造改革という標語は聞こえがいいが、やった事は単に規制緩和の名の下に弱肉強食を実現しただけである。セーフティネット論は問題の本質をそらすだけのもので、道路のスピード制限を撤廃して死亡事故が激増したら、それを警察がなまけていたとか、病院が足りない為だとか言い逃れるのと同じである。
グローバリズムはアメリカが主導して世界で米国企業が好き勝手を出来るように壁を撤廃する動きだった。外資の三角合併が可能とされた程度の日本はまだ影響が少ない方で、途上国では大量に安価な食料がなだれ込んだ結果、国内農業が壊滅的打撃を受け、そこにリーマンショックによる輸入品払底で飢餓問題へと発展している。その食料はEUが農産物輸出に対して逆関税をかけた結果、安価になだれ込んだものだ。日本のメディアはそれをEUでは農業が衰退していないと報じただけだった。
これだけの失敗と悪影響を直視せずに、今もって構造改革は不十分だという論を展開する面々には共通するファクタがある。それは自分らは安全な所にいて、万が一にも非正規雇用になどなる心配が無い立場にあるという点だ。
そもそもがアメリカを手本にするこうした追従論こそが浅はかと言うべきであって、巨額の貿易赤字を抱え込み、国内製造業は衰退して、金融工学という名の競馬必勝法をもっともらしく吹聴したり、休眠特許を使って企業を脅すような会社ばかりが暴利を貪っている事実を見るべきであろう。そのアメリカにせっせと米国債購入という形で貢ぎ物を差し出して来たのが自民党である。特に小泉政権になってから300兆円も激増した財政赤字のかなりの部分は、米国債購入額と見ないと説明がつかない。
それで日本国民は何を得たか。格差拡大(実際には殆どが年収減)とボロボロの年金と医者のいない病院である。日本は国全体が急速な高齢化を迎えており、その意味で高度成長をベースにしてきた構造を変えなくてはならない点に異論はない。だが、それが自民党の行って来た構造改革などではない事は、もはや火を見るように明らかであろう。
October 10, 2009
そもそも公共事業による不公平な富の再分配と、900兆円という莫大な国債残高を作り出してきた自民党に、小さな政府を語る資格があるのでしょうか?河野氏にはよく説明できるようにして欲しいです。無駄な公共事業があった割に、個人の救済は忘れられていたようにも思います。生活保護すら受けられずない人がたくさんいたし、今でも、炊き出しに並ぶ人はたくさん居ます。小泉改革は自民党の異端だったのであって、自民党員の多くは小泉人気に渋々従っただけでしょう。理念や哲学があったようには思えません。まさに、政権与党という権力好きが集まってただけでしょう。
ただし、企業による間接的な富の再分配という視点は、実現できるならなかなか面白いと思います。今までの産業育成や公共事業投資では救われる人が一部産業の起業家くらいに限られますからね。やるというなら、お手並み拝見ですが、今は直接救済を訴えている民主党の方に分があるように思います。
また、今更、自民党の看板を借りる必要はないんじゃないかな。しっかりと理念が表現できるなら、自民党の少数派閥からも民主党やその他の党派会派からも人は集められると思いますし、逆にそのほうが理念を共有している人が誰かわかりやすくなります。
October 16, 2009
ぷいぷい出てましたねー。
大阪ではちょいちょい記者クラブ問題とりあげた番組みます。ムーブとか、たかじんとか、
あっ、どっちも上杉さんや・・・。
みれないからわかりませんが東京ってそんなひどいんですか?
5金で森喜朗さんよんでほしいなー。
宮台さんのサブカル話もいいですが、たまには神保さんのラグビー話とかもきいてみたい。
日本でワールドカップもあることですし。
自転車命の谷垣さんの自転車"高速"専用道の話しもいいなー。宮台さんも自転車のりはじめたみたいだし。以上リクエストでした。
October 16, 2009
>今更、自民党の看板を借りる必要はない
党を立て直すってなら、社会党みたいに党名を変えて
冷戦時代と決別して、所属議員を減らすってことを
しないと難しい。
自民党も政党名を例えば、保守党にでも、
変えて、それで議員を減らして、小泉路線で、高所得層と大企業寄りの保守政党になればいい。
>東京ってそんなひどいんですか?
千葉県民だけど、
TBSラジオ(大阪なら毎日放送?)と週刊誌が
騒いでいるくらいで、地上波テレビでは、事実上無視。
October 20, 2009
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