ベンジャミン・フルフォード氏が9・11の真相を疑う理由とは

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第294回[11月17日収録]
私が9・11の真相を疑う理由

ゲスト:ベンジャミン・フルフォード氏(ジャーナリスト)

<プレビュー>

 イラク情勢が泥沼化し米中間選挙で野党民主党が12年ぶりに上下両院を制する中、アメリカがイラクに介入するきっかけとなった9・11同時多発テロをめぐる動きが騒がしくなっている。アメリカでは9・11の真相を問う映画が相次いで公開され、科学者やジャーナリストによる究明委員会が立ち上がるなど、今や「9.11陰謀説」が、単なるトンデモ話として切って捨てることのできないような広がりを見せている。

 1年にわたる取材の結果を「暴かれた9.11疑惑の真相」で著した、元「フォーブス」誌アジア・太平洋支局長でジャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏は、イスラム原理主義者のテロリストたちが民間旅客機を乗っ取って9・11を実行したとする説には、あまりにも多くの疑問点や矛盾点があり、米政府はその疑問にほとんどまったくと言っていいほど答えていないと主張する。

 フルフォード氏の主張はこうだ。

 例えば、突っ込んだ飛行機の火災によって鉄骨が溶解し倒壊したとされているワールド・トレード・センター(WTC)については、ジェット燃料の炎では鉄の融点まで温度は上がらないという。ネジが溶解してフロアーのみが落下していくパンケーキ現象だったのであれば、鉄骨だけは残っていなければおかしい。しかし、WTCの後には粉々になった瓦礫しか残っていなかった。

 フルフォード氏は倒壊の映像を見ながら他にも不自然な部分を指摘し、これは爆発など何か別の力が加わって崩壊させられたとしか説明がつかないと主張する。

 また、WTCの瓦礫の中からは、突っ込んだとされるアメリカン航空11便のパーツもユナイテッド航空175便のパーツも何一つ発見されていない。にもかかわらず、米政府はその瓦礫を早晩廃棄処分にしてしまっている。しかも、飛行機の部品は全て火災で溶解したが、実行犯特定の決め手となったテロリストたちのパスポートだけは、瓦礫の中から判別可能な形で発見されているのだ。

 ペンタゴンに突っ込んだとされるアメリカン航空77便については、大型のボーイング757が突っ込んだにしては明らかに建物の損傷が小さ過ぎる上、実際にボーイング757が突っ込んだ瞬間を捉えた映像や写真が一つも公開されていない。ペンタゴン周辺には多数の防犯カメラがあり、当然そのカメラには飛行機突入の瞬間が写っていると思われるが、その映像は全て米政府が応酬したまま公開していないため、ボーイング機が突っ込んだことを裏付ける証拠が何一つ無い状態が続いているというのだ。

 しかも、ペンタゴンに突っ込んだアメリカン航空のパイロットは、実は前年まで米空軍のパイロットを務めていて、国防総省がテロの前年に航空機がペンタゴンに突っ込むテロのシミレーションを行ったときのパイロット役を務めていた人物であることを、フルフォード氏は明らかにする。

 他にも疑問点をあげれば枚挙に暇がない。

 とは言え、事が事だけに、果たしてこうした疑問がどの程度的を射たもなのかはわからない。しかし明らかに不自然なことがある。こうした疑問点に対して、米政府は監視カメラの映像を公開したり、瓦礫の中から見つかった証拠を提示するなどして、いくらでも反論する手段があるにもかかわらず、今のところ一切反論は行っていないということだ。

 今週の丸激は前半で、この問題を取材してきたフルフォード氏に、氏の考える9・11にまつわる疑問点や矛盾点を聞いた。

 また、後半は、共同通信の特別編集委員の春名幹男氏と、双日総合研究所副所長の吉崎達彦氏の2人のアメリカ・ウオッチャーのインタビューをもとに、先週行われた米中間選挙の総括と今後の日米関係への影響を考えた。

November 19, 2006



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コメント

投稿者 沈思黙考 

 ベンジャミン・フルフォード氏に仮託した9・11テロ捏造説のご紹介、ありがとうございました。 世界最強といわれる国家を運営してゆくことの息苦しさ・・・9・11同時多発テロを想うとき、「悲しみの罠」に言及せずにはいられませんでした。
 「国家の崩壊によって、ロシア人、ウクライナ人、リトアニア人、アゼルバイジャン人など、ソ連領域で生活していた一人ひとりの悲惨な物語を目の当たりにして、私は国家は悪であるが必要だとの確信を抱くようになった。私はこのときから国家主義者になったのである。(佐藤優・宮崎学共著『国家の崩壊』)」と、述べた佐藤優氏は、「国家」を拠り所にすることで、佐藤優氏御自身を陥れた国家悪(=佐藤優著『国家の罠』)をも受忍した訳ですが、私自身は、「人間は未来永劫に悲しさ、加害者意識を持ち続けなければならないという「悲しみの罠」(佐藤優著『国家の自縛』)」にとらえられております。
 ネオコンというゲームは、南北(奴隷)問題を前提とした「悲劇(宮台真司先生)」です。 頑張った人間も虐げる側、という脱主体化してしまいたくなる救いのなさです。 ブッシュを初めとする「頭の悪いネオコン」による明示的(暴力的)な統制にしろ、ソフトパワー(ジョセフ・ナイ)を駆使した「頭のいいネオコン」による(暴力を排除した)快楽を与える国家(Good Feel States ヒラリー・クリントン)にしろ、先進国では、デモクラシーは最早目標とされず(合意形成の手順はスキップされ)、脱主体化が指向される一方、
http://d.hatena.ne.jp/paraselene/20061017/1161092122
途上国が収奪の対象であるという前提に変わりはありません。 週刊誌を眺めれば、煽り・不安のゲーム(給与ランキング、受験偏差値ランキング)が目を惹きます。 私自身こうしたゲームを受け入れてきた訳ですが、当時はその先に、ネオコン・ゲームという隘路があるとは知りませんでした。
 途上国からの収奪を前提とした我々先進国の生活形態を、「カリスマ」と併せて考えるとき、かつては夢中になれた様々なゲーム(受験 etc)を、我が国の次代の子どもが端的に楽しむことは最早難しいでしょう。 カリスマの第一の義務は、絶対に誤りを認めないことです。 「カリスマの保持者は絶対にカリスマを手放してはならない。傷つけてもならない。もしカリスマが傷つけば、集団に絶大な影響が及ぶ。もしカリスマを失えば、集団は崩壊する。・・・ローマ・カトリックは、なぜ一五〇〇年以上も世界最大の宗派たりえるのか。それは、ローマ教会が絶対に教義の過ちを認めないからである。これが世界最大の教団でありえた理由であるとヒトラーは説明する。(小室直樹著『日本国民に告ぐ』)」
 我が国のカリスマ(=検察)は見るも無残・・・「嘘つきは検察のはじまり」ですが、反面、絶対に誤りを認めないことが、検察のカリスマ性を保持する上では必要不可欠という訳です。
テレビ朝日「ザ・スクープ」   「検察の裏金」疑惑
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/special_back/20020427_010.html
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/special_back/20020601_010.html
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/special_back/20020803_010.html

 カリスマを必要とするのは弱者(=信者)です。 宮台真司先生は、湯水の如き言論活動(ケインズ的公共事業)のどこかで、あのローマ・カトリックが、十字軍をはじめとする過ちを認め、真理の独占を断念した旨を紹介しつつ、カリスマの旗を降ろす意味(=信者の成熟に対する信頼)について言及されておりました。
 国民国家の来し方を省みれば、途上国の犠牲の上に我々の現在の暮らしが成り立っており、世界という視点で眺めれば、我が国のフリーターですら勝ち組という事実を前にした時、神保氏の言う「頭でばかり考え、動かぬ人々」というのは、突き詰めて考える人間・・・カリスマから自立した人間の当然の帰結でもあるのではないでしょうか? ノーブレス・オブリージュとは、広くそして深く知れば知るほど、重い十字架です。
 以下は、今後のテーマに関するリクエストです。
福沢諭吉(脱亜論)と勝海舟(興亜論=アジア主義)について、平山洋先生と福田和也先生を交えて討論していただけないでしょうか? 個人的には、頭山満著『幕末三舟伝』の影響もあってか、勝海舟の方にシンパシーを感じておりましたが、反省(副島隆彦著『属国日本史 幕末編』)が必要です。
東谷暁インタビュー: 平山洋 福沢諭吉「脱亜論」の真実
http://blechmusik.xrea.jp/d/hirayama/h07/
維新の捉え方を今一度、一新したいと考えている次第です。

November 20, 2006

投稿者 oleole 

今回は後半がメインでしたね。


米中間選挙の結果に関しては、自分も含め、多くの人がしらけた印象を持ったと思います。
神保さんも言及していたように、共和党と民主党が、「ガス抜き」のための「役割分担」をしているようにしか見えないからです。

「イラクを転覆させて、ある程度目的は達成した。国内外からの風当たりが強くなってきたんで、ここらでそろそろ民主党さんにバトンタッチしますわ。」みたいなね。
ラムズフェルドも「お役御免」とばかりに辞任しましたしね。

で、アメリカの二大政党制ってのは、もともとこういうもんなんじゃないかと、改めて思ったりします。
共和党が「保守」で、民主党が「リベラル」などと言われますが、こんなものは完全に「ネタ」、演劇の「配役」のようなもので、状況に応じて出たり引っ込んだりしながら、社会を回している茶番劇だと。

日本の場合も本質的には似ています。
日本の場合は、55年体制の「自民党vs社会党」から、現在の「自民党vs民主党」に至るまで、野党には基本的に政権を任せられるだけの信頼が無いので、「役割分担」は、自民党内の「派閥」や「個人」が代わりに担ってきました。「タカ派」「ハト派」「社民的」「ネオリベ的」「戦前否定的」「戦前肯定的」、様々なキャラクターが党内にいて、状況に応じて出たり引っ込んだりしながら、政治を回してきました。
だから、日本では自民党が万年与党なわけですが、「役割分担」という点では、本質的には変わらないと思います。
「自民党総裁選」が事実上の「大統領選」です。小泉党の小泉が大統領に選ばれ、「政権交代」が起きましたし、現在は小泉党の安倍がそれを引き継いでいます。
したがって、与野党入れ替えといった形式的な政権交代が無いからといって、「日本の政治は遅れている」とか、「なにがなんでも民主党が政権を獲らなくてはいけない」などと考えるのは、ちょっと違うんじゃないかと思ったりもします。
むしろ、変な野党が政権獲って混乱を招くよりも、自民党の「党内政権交代」の方が「省エネ」でいいんじゃないかと思ったりもします。(笑)

で、もっと言ってしまえば、アメリカや、日本に限らず、民主政治というものは、そういうものなんではないかと、仮に当初は違ってたとしても、結局のところ、そういう「役割分担」による「茶番劇」に行きつかざるを得ないのではないかという気もします。

「政治がリーダーシップを」などという言葉がありますが、この言葉ほど、民主政治に似つかわしくない言葉は無いと思います。
武力で統治している北朝鮮のような前近代的で「政治優位な」独裁国家なら、好き勝手に「リーダーシップ」を発揮できるでしょうが、普通の民主制国家は、「国民優位」であり、「経済優位」であり、政治は単なる「利害調整役」でしかありません。
これらの意向を無視して「リーダーシップ」を発揮したら、支持基盤を失って、おしまいです。
したがって、民主政治というものは、構造的に「リーダーシップ」など発揮できないものであり、せいぜい「役割分担」で国民や各種の団体をなだめすかしたりしながら、社会をうまく回していくしかできないと思いますし、つまるところ、そういう「茶番劇」に行きつかざるを得ないと思います。

言い換えれば、「国益追求」という漠然とした大目標がまずあり、経済界や各種の団体、国民の意向や能力を踏まえながら、いくつもの具体的な「小目標」や、それを達成するための「スキーム」を設定し、限られた選択肢の中から妥当な選択をしていく。
そういう制限だらけの中の、不自由な役割しか担えないのが、民主主義の政治だと思います。

日本では70年代から「シラケ世代」なるものが出てきて、政治的な関心が薄れていったと言われていますが、その原因も、そういう「茶番」の構造に皆が自覚的になったからではないかと思います。
「政治なんてものは、需要と供給で価格が自ずと決定される市場原理と同様、様々な利害調整、意向調整の結果、自ずと落ち着くところに落ち着くのだから、とやかく議論したり、コミットするのはアホらしい。ましてや、学生のように、現実の利害を踏まえていない、ステークホルダーでもない青二才が、理念先行で空理空論を弄び、横槍を入れて場を混乱させるのは愚の骨頂。」といった具合に。
そしてこれは、極めて妥当で自然かつ当然の帰結であるように思いますし、それを悲観したり、憤ったりするのは、おかしな話だとも思います。

それを踏まえて言えば、宮台氏がちょっと前に、「日本の政治は場当たり的だが、結果としてそれなりにうまく機能してきた」といった旨の発言したことがありますが、「市場原理」ならぬ「民主原理」に委ねられた政治は、一見場当たり的に見えても、結果としてそれなりにうまく機能するのは当然だと思います。

あと、もうひとつ思ったのが、今回の中間選挙も、あるいはつい先日行われた福岡市長選挙もそうですが、選挙というものは「ブッシュは嫌だ」「イラクで米兵が死ぬのは嫌だ」「この無能な現職は嫌だ」「経世界は嫌だ」「ハンナラ党は嫌だ」「ベトナム戦争は嫌だ」といった具合に、「○○は嫌だ」という「消極的な理由」が、結果に大きく影響するということです。
逆に言えば、「○○はいい」といった「積極的な理由」では、あまり動かないとも言えます。

これは、上述したように、「民主政治というものは、利害・意見調整の結果、それなりにうまく回るものなので、よっぽどの理由が無い限り、大きく動かす必要は無いだろう。」という意識が、大衆の間にあるからだと思います。


これらを踏まえた上で、最後に付け加えるならば、政治に不満があり、状況を変えたいと思うのならば、「○○は良くない」「○○は駄目だ」という「説得材料」を用意し、政治家や、それを支えている経済界、各種の団体、あるいは国民を、説得していくという方法しかないのだろうなと思います。

以上が、今回の放送を見ての感想です。
長々と書いてすいませんでした。(笑)

November 21, 2006

投稿者 K Y 

週一回楽しみにしてるのに、前半は阿修羅♪ちっくなオカルト話、後半は取るに足らないヨタ話で・・・本当にがっかりします。福沢諭吉や勝海舟もよろしいですが、私たちにより差し迫った問題設定として斎藤環オタク続編をぜひお願いします。

November 22, 2006

投稿者 Che 

 9・11事件に関しては、僕もいろいろ疑問が残ってはいるのですが、今さら「事件の真相は・・・」なんてことを言われたって、まったく興味ないっす。仮に陰謀説が完全に正しかったとしたって、「だからどうした」と。
 週1回しかない放送の半分もそんなことに使っちゃうのは、あまりいいことには感じませんなあ。


KYさん
 ねちっこいっすね(笑)。でも同感。


oleoleさん
 相変わらず、マル激を見ているような人には当たり前のことを、どこかで誰かが言ったような言葉で、さも自分が考えたことのようにお書きになり、読む側からすると何の主張も感じられず、また何らの新しい視点・視野・視座ももたらしてくれず、あるいは新しい情報や情報の新しい組み合わせを提示してくれるわけでもないのですが、それでも恥も臆面も感じておられないあたり、小心者の僕としてはまったく感服いたしております。

November 23, 2006

投稿者 oleole 

>Cheさん

うん、俺はあなたよりも小心者じゃなく、ビクビクもしてないし、公共心もあると思うよ。(笑)

前も書いたけどさ、マル激も、このブログも、いろんな人が見に来ているわけで、そのあたりももう少し認識した方がいいと思うよ。
あたなが勝手に思い込んで設定してる「マル激視聴者の水準」「ブログ閲覧者の水準」なんて俺は知ったこっちゃないし、それに付き合う気もない。

以前あなたのつまらん実存語りにわざわざ付き合って、みなさんに分かるように説明した俺の公共心を、もう少し分かってくれてると思ったんだがなあ。(笑)

November 23, 2006

投稿者 MILD 

今週の丸激は、面白しろかったです。
さらに911について知りたいのならこのビデオを見てください。
無料でダウンロードできます。(日本語版)
http://www.harmonicslife.net/gallery/main.php?g2_itemId=775
ベンジャミン・フルフォードさんが触れていなかった点は山ほどあります。
911は、ベンジャミン・フルフォードさんが言うように自作自演です。
陰謀論者だと思う前にまずはビデオをダウンロードして見て下さい。議論はそれからでも遅くは無いでしょう。

November 24, 2006

投稿者 oleole 

>MILDさん


動画面白かったです。
あれこれ物語を絡めず、合点のいかない部分を、ありのままに受け止めておくのが、基本的にいいんでしょうね。

あえて真珠湾的陰謀論(?)に引き付けて物語を作るとすると、「敵(アルカイダ/日本軍)が、いつ、どこを攻撃してくるかを知っていながら、放置した、あるいはお膳立てした」っていうのが、妥当な落とし所になるのかな。

November 25, 2006

投稿者 murriel http://blog.goo.ne.jp/murriel/

TBできなかったので、貼り付けます。辛口ですが、ご容赦ください。

第294回(2006年11月17日)のマル激は、前半がベンジャミン・フルフォード氏(ジャーナリスト)をゲストに「私が9・11の真相を疑う理由」、後半は、米中間選挙に関するフリートークでした。

端的に言ってつまらなかったです。

フルフォード氏のキャラも陰謀論も意外と凡庸だったということが第一の原因としてありますが、それ以上に9.11陰謀論という「おいしい」ネタをうまく料理できないお二人の拙さが致命的です。

神保さんは進行役ということもあって、慎重になるのは仕方がないかもしれませんが、それでも「フリ」や「つっこみ」が足りません。ましてや、宮台さんの乗り気のなさは無粋すぎて、番組をさらにつまらなくしています。

「わざわざ4機もの飛行機を使って、数千人もの犠牲者を出すような自作自演しなければならない理由がアメリカにあったのか」とか「旅客機じゃないとして、突っ込んだ飛行機はいったい何だったのか」とか「旅客機に乗っていたとされる人間はいったいどうなったのか」とか「仮に自作自演だったとして、それほどまでに陰謀術に長けたアメリカが、どうしてイラクで失敗したのか」とか、その他、陰謀論に対して当然、視聴者が抱くであろうさまざまな疑問を、陰謀論を信じる信じないに関わらず視聴者に代わってフルフォード氏に嬉々として聞くのが、お二人に求められている役割であったと思いますが、残念ながらお二人とも理解していなかったように思われます。

別に、フルフォード氏の陰謀論を批判したり、笑いものにしろと言っているわけではありません。そうではなくて、一見「トンデモ陰謀論」にしか見えない氏の主張に何がしかの真実性や意義を見出したいのであれば、もっと素朴な疑問をどんどんぶつけてやるべきだったということです。イジられることを承知でやってきたフルフォード氏を前に、9.11陰謀論もそこそこに、アメリカ中間選挙などという、9.11陰謀論に比べたら、かなりどうでもいい話に移ったのには、びっくりしました。

ましてや、フルフォード氏のいなくなった番組終了間際に氏の主張に対して疑念をさしはさんでみせるなど、単なる「ええかっこしい」です。第一、氏に対して失礼ですね。

ゲストで回しているマル激なのだから、もっとゲストの主張や考えを引き出すような工夫を期待します。ゲストの話をちゃんと聞く気がないのなら、呼ぶ必要はありません。

なお、9.11陰謀論に関しては、あちこちのサイトや動画を見てみましたが、今のところ、全体的視点の欠如した、疑念のパッチーワークという印象ですね。信じている人は、ご苦労様としかいいようがありません。こういう陰謀論の文脈でしか、ブッシュ政権の対テロ・イラク政策や政府の情報公開不足を批判できないとしたら、それは左派の頭の悪さに起因するものだと思われます。

ひょっとしたら、あえて陰謀論で遊ばせておいて、政府への根源的な批判をかわそうとする政府の陰謀があるのかもしれませんが、果たして陰謀論者はそういうことまで頭が回ってているのでしょうか。

November 25, 2006

投稿者 Gershwin 

 神保・宮台氏は、近年の米国においては環境と戦争が公共投資(経済刺激策)の方法論として交互に使い分けられていると理解することが、9・11テロ陰謀論の解説よりも重要と考えておられるらしい、と私は解釈しました。

 それにしても世界総計での(公共投資としての)環境、軍需産業への投資額はどれほどなのか。そしてその推移に関する具体的数値の紹介が欲しかったですね。

November 25, 2006

投稿者 K Y 

>>MILD さん
よく覚えてるんですが、911の一週間ほど前に「大規模なテロがあるらしい」とのスレッドが2ちゃんに立っていて、ヤフーの株式ニュースにも配信されてたので、ましてや国家レベルでの事前認識は当然あったでしょう。ただでさえ本番が巧すぎた上に、その後も「瓦礫の山から犯人のパスポートが出てきた」等、ほぼプレスリリース通りに事が運び、さぞかし「ここはよく釣れる釣り堀だ」と笑ったに違いない。

November 30, 2006

投稿者 沈思黙考 

 今、ジョージ・ソロス著『世界秩序の崩壊』(原著"The Age of Fallibility")を読んでいますが、面白いです。 「フィール=グッド・ソサエティ(自分さえよければ社会)」が好例ですが、訳出が素晴らしいです。越智道雄先生によれば、ソロス氏は私たち一人一人に「誤謬も想定内とするだけの忍耐心・・・誤謬自体を豊穣さとするしたたかさ(=全体主義へと自己崩壊しない精神)を涵養しつつ、薄氷を踏む思いで民主主義の施行に加わる決意」を迫っている、と紹介されております。 科学と非科学を区別する境界設定として「反証可能性」を打ち出したポパーのお弟子さんだけあって
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%91%E3%83%BC
「fallibility=誤謬不可避性」を指針とするソロス氏の立論は、宮台真司先生の年来の主張を彷彿とさせるものがあります。


 You Tube より
「北海道はこれでいいのか!『道政・道警・裏金報道』を考える集い」
  ↑北海道警はマスコミ各社に取材意思を確認したそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=lWO7PVKGoY8
「汚れたハト(経世会)がいなくなると、綺麗なタカ(清和会)が汚れる(No.9)」 No.4あたりから面白くなってきますが、ともすれば沈みがちになってしまう暗いテーマを盛り上げた田原氏の手腕が見事でした。
 密入国で拘束した金正男を拉致問題にリンクさせなかった男、小泉純一郎の御用アニメがあったんですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%AD%A3%E7%94%B7
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/21180/
「小泉アニメ」
http://www.youtube.com/watch?v=ASA5-9eI8tc
飯島秘書官の声役、笑福亭鶴瓶つながり・・・
「新・平成日本のよふけSP 瀬島龍三」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%AC%E5%B3%B6%E9%BE%8D%E4%B8%89
http://www.youtube.com/watch?v=FLj9sgADxDU
この番組の内容には、9・11テロ事件の検証報道同様、驚かされました。 スターリンは、当初、武装解除した関東軍の将兵全員を日本に送還するつもりだったのだが、日本の占領政策を巡って生まれた米ソの対立(ソ連の東北海道占領を米国が拒否)が原因となり、改めてシベリア抑留(60万人の強制労働、うち6万人が死亡)を指示(1945・8・23)したのだ、と瀬島氏本人が証言していたからです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%8A%91%E7%95%99
瀬島氏に関しては、堀栄三著『大本営参謀の情報戦記』、保阪正康著『瀬島龍三―参謀の昭和史』、共同通信社会部(編)『沈黙のファイル―「瀬島龍三」とは何だったのか』を通じて、ノモンハン事件、ガダルカナル作戦の辻正信や、盧溝橋事件、インパール作戦の牟田口廉也と同一視していただけに複雑な心境です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB%E6%94%BF%E4%BF%A1
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9F%E7%94%B0%E5%8F%A3%E5%BB%89%E4%B9%9F
「関東軍が(シベリア抑留を)了解した、という事実はない」と述べた瀬島氏は、「(心得違いの評論家に対し)何遍も反論をしました」とも述べていましたが、保阪正康氏や共同通信の指摘(シベリア抑留に関して、取材から逃げ回っていた)とは正反対だったので首をかしげてしまった訳です。 一方で、瀬島氏は、(シベリア抑留を了解していない)証拠を提示できない以上、水掛け論になる・・・だから沈黙を守ったのだ、とも述べておりました。これでは、(シベリア抑留の件に関し)反論したのか?反論しなかったのか? わかりません。 結局、ペレストロイカにより、関東軍としてシベリア抑留を申し出た記録のないことがロシア側の資料で明らかになったとして、自らの潔白を主張していた訳ですが、大本営参謀としてガダルカナル撤収作戦、ニューギニア作戦などを担当した件も含め、参謀としての失敗を免罪するかのような発言「この戦争(←大東亜戦争)は窮鼠猫を食むというような戦争なんですよ。ですから計算して戦争をやるとかやらんとかいう、そういうことでやった戦争じゃないんですよ。(第4回 3/3)」と併せて考える時、宣戦布告文書の交付を二日酔いで遅滞させた外務省のキャリア、井口貞夫参事官と奥村勝蔵書記官同様、瀬島氏に関しても「責任回避」の心象はぬぐいきれません。
 以上、「fallibility=誤謬不可避性」に格好つけて投稿する次第です。

December 2, 2006

投稿者 沈思黙考 

―― 閑話 ――

広瀬隆著『持丸長者 日本を動かした怪物たち 幕末・維新篇』より引用。

「・・・日本中どこの博物館・資料館に行っても、どの書物を開いても、「咸臨丸」すなわち福沢諭吉・勝海舟、とその名があたかも代表者のように引用されている。
 しかし実際には、咸臨丸の福沢諭吉は司令官の従僕としてくっついて行っただけである。・・・長崎海軍伝習所の総監としてすぐれた幕臣を育て、咸臨丸の司令官となって操船の指揮をとった木村喜毅(よしたけ)は、事実上の日本海軍創設の功労者だったが、戊辰戦争で江戸城開城の事務処理をつとめたあと、新政府からの誘いをすべて謝絶し、隠居して芥舟(かいしゅう)と号し、咸臨丸に従僕として連れて行った福沢諭吉と交遊しながら、静かな余生を送った。
 ところが咸臨丸に副司令官として艦長の立派な肩書で乗り込んだ勝海舟(勝安房・勝麟太郎)は、出航してすぐ船酔いのまま船室にとじこもり、太平洋の真ん中で「俺は日本に帰る。短艇をおろせ」と乗組員に命じて誰からも馬鹿にされ、最後まで何もできなかった。乗員の邪魔をし続けたことは、あまりに有名だ。勝海舟が艦長になったのは、口がうまい、というよりほとんど詐欺師だったからである。若くして長崎海軍伝習所の第一期生として艦長要員に選ばれた幕臣の彼は、長崎で何を学んでも成績不良で落第し、二期も卒業できず、三期目途中で江戸に逃げ帰って伝習所を卒業することもできなかった。それはそれでよい。しかしこの伝習所のすぐれた機能を引き継いだ江戸の築地軍艦操練所で、またも勝海舟は頭取の席を占め、艦長の資質がないのに自分を売り込んで咸臨丸艦長となって恥をかいたのである。この航海で勝の無能ぶりが明らかになり、帰国して軍艦操練所をお役御免となった。どれほどぶざまな人間であったかは、歴史を調べた人間であれば誰でも知っている。
・・・
 ここに勝海舟の行為を記述しなければならないのは、この男が幕府の誠実な有力者を大量に犯罪者に仕立て上げたからである。明治元年四月八日、長崎海軍伝習所指導者の永井尚志、蒸気機関の最高技術者である榎本武揚らを処分したばかりか、伝習所で図抜けた成績をあげ、勝海舟など足元にも及ばず、咸臨丸航海長をつとめた男、自分にとって邪魔者の小野友五郎という天才を無実の罪で伝馬町に投獄したのである。伝習所以来の自分の過去を知っている者を次々と粛清したわけである。榎本武揚が箱館戦争に走った心情がそこにあった。勝海舟は明治政府に入って海軍大輔(たいふ)から海軍卿となったため、のちに日本海軍の父であると誤って伝えられるのは、この男が書き残した大嘘を歴史家が引用するからである。江戸時代の蘭学者某と似ている。この男の最大の嘘は、前章に述べた通り、小栗上野介が万延小判の改鋳による頭脳的経済外交をもって日本からの金の流出を防いだ功績を、悪質の鋳造だとさんざんに批判していることである。・・・勝海舟の才能は、人間のあいだを渡り歩き、口先で結びつけるところに天才があり、この点では、ほかの誰もおよばなかった。」

March 24, 2007

投稿者 沈思黙考 

ついに国会で取り上げられたんですね・・・
参議院外交防衛委員会(2008年1月10日 (木))
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/reference.php?page=1&cd=2443&tx_mode=consider&sel_kaigi_code=0&dt_singi_date_s=2007-09-10&dt_singi_date_e=2008-01-11&tx_speaker=&sel_speaker_join=AND&tx_anken=&sel_anken_join=AND&absdate=2008-01-10&sel_pageline=10&dt_calendarpoint=2007-12-11&abskaigi=no
「9.11についてあまりにも世界中でいろんな疑問の情報が出されている
(藤田幸久民主党参議院議員 18′20″~ )」
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=8478&on=1200062369&si=0d97605e849742db6d3445eb4add28eb4&ch=y&mode=LIBRARY&pars=0.4748547240372559

●ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報
http://amesei.exblog.jp/6943568/
の解説記事をご覧下さい。
「参議院のテレビ中継で、民主党の藤田幸久議員が、
締めくくり質疑として、「テロとの戦い」の原点である、
いわゆる「911同時多発テロ事件」について質問をおこなった。
質問の内容は、
ベンジャミン・フルフォードの著作に書かれた内容に基づいたものであった」
「浅尾慶一郎議員(34′50″~)が、金融の専門家の立場から、
911直前に航空会社株に対してかけられた「プット・オプション」
(売る権利を買う権利)についての説明を加え、
さらに藤田議員(31′30″~)は、
「当時のドイツ連銀総裁だったエルンスト・ベルテケが、
911直前の欧州市場でのインサイダー取引の疑いについて確信を持っていた」という内容を指摘していた」

●天木直人のブログ
http://www.amakiblog.com/archives/2007/12/20/
(引用はじめ)
読者の一人が、イタリアのコシガ元大統領が最近のイタリアの新聞で
「9・11事件は米国政府の内部犯行だ」と発言した事を、
週刊金曜日の記事を添付して教えてくれた。・・・
そういえば確かこのニュースは既に大手新聞でも小さく報じられており、
私もそれを読んだ記憶がある。
しかしここまでコシガ大統領が話していたとは知らなかった。
いくら現職を退いたからと言っても、コシガ大統領は85年から92年までイタリアの大統領を務めたほどの人物である。
・・・
コシガ元大統領は「コリエル・デラ・セラ」紙上で次のように話したという。
・・・欧米のすべての諜報機関は知っている。
9・11はアラブ諸国に非難を差し向けさせ、
アフガンとイラクの戦争に西側を参加させるために、
米CIAとイスラエルのモサドによって計画され、実行された事を・・・
9・11には、レーダーやスクランブルの担当者の中に工作員を侵入させるなど、高度の専門家が動員されていた・・・
イタリアの元大統領がここまで話しているのである。
それにもかかわらずこの発言が大きく報じられる事はない。
その事がますます9・11陰謀説を強めさせている。
日本の政治家もそろそろ本格的にこの問題を追及したらどうか。
(引用おわり)

January 12, 2008

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