ニートが投げかける日本の構造問題の深層
ゲスト:玄田有史氏(東京大学助教授・労働経済学)
マル激トーク・オン・ディマンド
第206回 [3月11日収録]
プレビュー 番組概要
働かず学校にも通っていないいわゆる「ニート」の数が、50万人を超え100万にも迫ろうかという勢いを見せている。ニートという概念を日本に紹介した玄田有史東大助教授は、ニート増加の原因を単に若者の労働意欲の低下に求めるのは間違いだと言う。むしろ、企業側が社員の育成をやめ、即戦力ばかり採用するようになったことや、不況下で中高年の雇用維持をするための犠牲になっている面が大きいと言うのだ。「失われた10年」を日本の雇用という視点から玄田氏と共に考えた。
また、後半は宮台氏のピンチヒッターの江川紹子氏とともに、ライブドアの堀江社長が提唱する新しいメディアの形と、ITが人間同士のコミュニケーションに与えた影響などについて考えた。
March 8, 2005
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jimbo.tv/mt4/mt-tb.cgi/30
ニート、3年連続同水準 from こんな感覚
ニートは64万人、3年連続で同水準 労働経済白書 (朝日新聞) - goo ニュース
July 26, 2005
コメント
いろいろ勉強になることもありました。
ただ、玄田さんが一部の最後のほうでおっしゃっていた、遊びが足りない云々の箇所は、賛成できません。
そういうことのできる職業やご身分の方がそれをしようと思ってもできない経済的にも文化的にもゆとりのない階層(?)にむかって、トートロジーをお説教しているようにも見えました。つまり、
「成功している人はそれゆえにOK,でも失敗している人は失敗しているからダメ」
という主張に見えたのです。
そうでなければ、ご自分は勤勉に仕事をこなしながら、他人にはちゃんと遊ぶようにと、おおかたのニートに向かってないものねだりをしているような強引さと傲慢さを感じましたがいかがでしょうか?
あとそれから、好きなことをしてもいいと言われてもできないのは、経済的なことが絡んでいるのではないでしょうか? 教育とか言葉がけでなんとかなればよいのですが。何をしてもいいと言われるとかえって不安になるので、経験則により制約をかけるというのは、自由のむつかしさを象徴しており、興味深かったです。
ただし、親がそれを言うと、文化による階層再生産に寄与することになるリスクがあるのが難といえば難でしょうか?
それから、川人博さんが岩波新書の「過労自殺」で指摘していましたが、失業者に対する日本の視線はきびしすぎるのではないでしょうか? 失業者に対してそれだけで悪者扱いするような偏見がもっと少なくなると、過労自殺が減るだけではなく、ニートの人たちの社会心理的な居心地の悪さも少しは軽減されるのではないでしょうか?
August 7, 2005
コメントしてください





