官僚の思い通りにはさせない
マル激トーク・オン・ディマンド
(2008年02月16日)
官僚の思い通りにはさせない
改革路線は完全に頓挫したのだろうか。
2月6日に最終答申が提出され、いよいよ国会提出が待たれる「公務員制度改革法案」だが、成立への道のりがここに来てますます厳しくなってきている。小泉改革の流れを継承した安倍政権が、華々しくぶちあげた「公務員制度改革」だったが、官僚との協調路線をうたう福田政権には本気で取り組む姿勢が見えず、渡辺喜美大臣の独り相撲の様相を呈し始めている。
今回提出が予定されている「公務員制度改革法案」は、昨年7月に成立した天下り規制法に続く第2弾として、キャリア制度や人材登用などまで制度設計を大きく変更しようとしている。しかし、それだけに官僚の抵抗も激しく、一部の閣僚に、官僚側の抵抗に手を貸すような動きさえある。今回は、そんな四面楚歌状態で奮闘する渡辺喜美内閣府特命担当大臣を招き、天下り規制や独立行政法人の統廃合などの行政改革路線に今何が起きているかを聞いた。
February 17, 2008 | トラックバック (0)
大学がおかしい
マル激トーク・オン・ディマンド
(2008年02月09日)
大学がおかしい
大学全入時代の到来が取り沙汰される一方で、大学生の半数以上が1ヶ月に本を一冊以下しか読んでいないことが世論調査で明らかになるなど、どうも大学がおかしい。この番組では昨年来「教育」を重点的に取り上げてきたが、そこでも毎回のように「大学問題」が指摘されている。そこで、受験シーズン真っ只中の今、現行教育制度の矛盾の頂点として「今大学で何が起きているのか」を、全国270に及ぶ大学を取材してきた大学ジャーナリストの石渡嶺司氏をゲストに迎えて考えた。
February 10, 2008 | トラックバック (0)
サブプライム問題が露にしたグローバル経済の実相
マル激トーク・オン・ディマンド
第357回(2008年02月02日)
サブプライム問題が露にしたグローバル経済の実相
サブプライムローン問題の出口が見えない。大手金融機関の損失はさらに膨らみ、その後モノライン保険大手の格付け引き下げが発表されるなど、サブプライム問題の影響は未だ全貌さえつかめない状況だ。先月、FRBが0.75%の緊急利下げに続いて0.5%の追加利下げを行った他、ブッシュ大統領が一般教書演説で、米国の景気の失速を認めた上で総額1460億ドル(約15兆6000億円)の景気刺激策を発表するなど、サブプライム問題の震源地となった米国も、あれこれ対策は取っている。しかし依然として、金融機関に新たな損失が出ることへの懸念と、景気の先行きへの不安は、市場関係者から払拭できたとは言い難い。
February 3, 2008 | トラックバック (0)
これで薬害の連鎖に終止符が打てるのか
マル激トーク・オン・ディマンド
第356回(2008年01月26日)
これで薬害の連鎖に終止符が打てるのか
1月15日、薬害C型肝炎訴訟は国と被害者原告団の間で和解が成立し、それと前後して「薬害肝炎救済法」も議員立法の形で可決した。
和解合意書には、被害者の一律救済の他、国が責任を認め謝罪した上で、今後の薬害防止のために第三機関を設置し原因究明を行うことなど、被害側の要望が反映された。和解合意書の署名に際し被害者たちが福田首相から謝罪を受ける場面がメディアで大きく報じられたため、世間的にはこれで薬害問題も一件落着というムードが漂っている。
しかし、和解合意書を読むと、第三者機関の中身や再発防止策などについて、具体的な内容はほどんと何も記載されておらず、また今回の薬害肝炎の責任問題もあやふやなままだ。
January 27, 2008 | トラックバック (0)
格差社会を生き抜くために知っておくべきこと
マル激トーク・オン・ディマンド
第355回(2008年01月19日)
格差社会を生き抜くために知っておくべきこと
07年は、流行語大賞に「ネットカフェ難民」が選ばれ、働いても貧困から抜け出せない「ワーキングプア」にも注目が集まるなど、日本の格差社会化がさらに進んだことを実感させられる1年だった。
確かに格差や貧困の問題がメディアで取り上げられることが多くなっている。しかし、その取り上げ方は得てして表層的で、そうした社会の中で日々格差や不公正さを実感し、将来に不安を抱きながら生きる若者にとって、どのような防衛策をとることが可能であるかについての情報は少ない。
そこで今回は、若者と労働、教育の現状に詳しい本田由紀氏をゲストに迎え、格差が固定されつつある社会で、若者が陥っている困難な状況の根底にある、「社会や学校の評価基準の変化」を明らかにした上で、そのような社会で生き抜くための戦略について考えた。
January 20, 2008 | トラックバック (0)
2008年日本経済の課題
マル激トーク・オン・ディマンド
第354回(2008年01月12日)
2008年日本経済の課題
08年株式市場は全面安の幕開けとなった。1月4日の大発会で日経平均は一時616円安を記録し、昨年の最安値1万4837円を更新して引けた。円ドル相場も円高が進み、昨年末より4円以上円高ドル安の1ドル108円台に突入している。また、一方で、原油価格は史上初の100ドルを突破している。
このような波乱含みの中、今年の日本経済はどうなるのか。この株安と円高の原因を読み解きつつ、08年の日本経済が抱える課題と展望を、気鋭のエコノミスト・熊野英生氏に聞いた。
January 12, 2008 | トラックバック (1)
生命について

マル激トーク・オン・ディマンド
第353回(2008年01月05日)
生命について
2008年最初のマル激は、ベストセラー『生物と無生物のあいだ』の著者・福岡伸一氏をゲストに迎え、生物とは何かという視点から、現在の人類のあり方や科学との接し方を考えた。
昨年5月に出版された『生物と無生物のあいだ』は、30万部突破という、科学書としては異例の売り上げを記録し、2007年の年間ベストセラー(東販調べ)で18位にランクインした。
なぜこの本がそこまで売れたかについては、著者の福岡氏の文才に依るところも多いが、同時にこの本が、『生命とは何か』という人類にとっての根源的なテーマを正面から扱っている点が、多くの人々の関心を集めたとみられている。本書の中で福岡氏は、自身が辿ってきた分子生物学者としての道のりを振り返りながら、“生命とはなにか”との問いかけを繰り返し行っている。
January 7, 2008 | トラックバック (0)
2007年総集編 ネタとベタの2007年を振り返って

マル激トーク・オン・ディマンド
第352回(2007年12月29日)
2007年総集編 ネタとベタの2007年を振り返って
今回は、年末スペシャルとして、東京・新宿のライブハウス『ロフトプラスワン』での公開収録をお送りする。
クリスマスの夜に、神保・宮台がゲストなしで、今年のマル激をVTRで振り返りつつ、再度語るべき問題と、語りつくせなかった問題を改めて取り上げ、語り合った。
京都の清水寺で今年を象徴する漢字が「偽」と発表されたが、偽計に問われたライブドア事件から相次ぐ食品偽装事件と、確かに今年は偽装事件が多かった。しかし、今年起きた出来事の中で本当に重要なことは、果たして偽装事件だったのか。誰にも分かり易いが故にメディアが喜んで飛びつく偽装事件の水面下で、もっと大きな変化が起きていたのではないか。
今年を締めくくるマル激では、「もしや「偽」すらが「偽装」だったのでは」との目線から、1年を振り返り、今年起きた様々な出来事の背後や水面下で起きている、より重要な変化を読み取ってみた。果たして今年の何がネタで、何がベタだったのか。
終盤は、満席となった会場から寄せられた質問にふたりが答えた。
今回、VTRで紹介したのは以下の番組。
□第311回「ライブドア事件にみる検察資本主義の到来」
村山治氏(朝日新聞編集委員)
□第328回「ミートホープが氷山の一角であるこれだけの理由」
垣田 達哉氏(食品表示アドバイザー)
□第331回「データから見えてくる やっぱり自民党は終わっていた」
森 裕城氏(同志社大学法学部准教授)
□第326回「5金スペシャル 右翼も左翼も束になってかかってこい」
小林よしのり氏(漫画家)、萱野稔人氏(津田塾大学准教授)
□第343回「私がデブをやめた理由」
岡田斗司夫氏(作家・評論家)
□第348回「5金スペシャル 史上最強のアイドル論」
中森明夫氏(作家・評論家)
December 30, 2007 | トラックバック (0)
年末恒例のマル激総集編、今年は公開収録!
大変重要なイベントを告知するのを忘れていました。
12/25 公開収録のお知らせ 公開収録
「ネタとベタの2007年総集編」
年末恒例のマル激総集編、今年は公開収録!
今年1年のマル激を振り返りながら2007年を神保・宮台が総括する。
日時:12月25日 火曜日 19:30~
場所:新宿ロフトプラスワン
(新宿区歌舞伎町1-14-7林ビル B2)地図
出演:神保哲生・宮台真司
入場料:1000円(ワンドリンク付き)
上記の日程で、公開収録を行います。
皆様お誘い合わせのうえ、ご来場ください。
December 24, 2007 | トラックバック (0)
YouTubeの使い方も考えさせられます
友人がこんなものを見つけてきてくれたのでご紹介します。
朝日ニュースター
葉千栄の日本ぶった斬り
「日本のTV報道がいかに腐っているか」
December 23, 2007 | トラックバック (1)
誰のための教育改革なのか?
マル激トーク・オン・ディマンド
第351回(2007年12月22日)
誰のための教育改革なのか?
ゲスト:藤田英典氏(国際基督教大学教授)
12月5日、06年に行われた各国の15歳の学習到達度を測るPISA(Programme for International Student Assessment)の結果が発表され、日本は03年に引き続き、順位を落としたことが大きく報じられた。PISAには「科学的リテラシー」、「数学的リテラシー」、「読解力」の3科目があるが、確かに日本はいずれの分野でも順位を落としている。その結果を受けて「国際的にも、日本の学力は低下し続けている」との危機感から、早速「教育再生会議」は、理数系教育の充実をうたう内容を12月末発表の第3次報告案に盛り込むという。
しかし、各国の教育制度に詳しい教育社会学者の藤田英典氏は、PISAの結果への日本の反応を過剰と指摘する一方で、メディアも教育再生会議も、今回のPISAの結果が示す日本の教育の重大な問題点を見落としていることに懸念を表する。
December 22, 2007 | トラックバック (0)
なぜネット上の言論を規制するのか
マル激トーク・オン・ディマンド
第350回(2007年12月15日)
なぜネット上の言論を規制するのか
ゲスト:堀部政男氏(一橋大学名誉教授・通信・放送の総合的な法体系に関する研究会座長)
インターネット上の言論や表現に法的規制がかけられる可能性が、現実のものとなりつつある!
総務省の「通信・放送の総合的な法体系に関する研究会」が12月6日に発表した最終報告書に関する報道では、そのような文言がメディアの見出しを飾った。
実際、同研究会の最終報告書は、現在、10本以上ある、放送と通信に関する法律を「情報通信法」(仮)に一本化し、放送から携帯電話、インターネットにいたる通信と放送全体をプラットフォーム、伝送インフラ、コンテンツの3つの階層に分けた上で、階層ごとに適切な規制を設けることを提言している。そして、階層の最上段に位置するコンテンツについては、影響力に応じた段階的な規制を提唱している。これは、政府によって影響力が大きいとみなされれば、インターネット上のコンテンツでも放送並の規制を受ける可能性があることを意味していると受けとめることが可能だ。総務省はこの報告書をもとに具体的な検討をはじめ、2010年をめどに、法案を国会へ提出する予定だという。
December 15, 2007 | トラックバック (0)
カネさえ出せば資源が買える時代は終わった?!
マル激トーク・オン・ディマンド
第349回(2007年12月08日)
カネさえ出せば資源が買える時代は終わった?!
ゲスト:柴田明夫氏(丸紅経済研究所所長)
資源価格が異常な高騰を続けている。原油は11月20日に99ドル29セントと最高値を更新し、金、鉄鉱石、銅、プラチナ、レアメタルなど鉱物資源や、小麦、とうもろこし、大豆など穀物まで、資源価格が軒並み史上最高値を更新する勢いだ。今のところ企業努力とデフレ圧力のおかげで、資源高騰の物価への影響は限定的だが、資源の輸入依存度が高い日本では、今後さらに深刻な影響が出ることは避けられそうにない。
December 8, 2007 | トラックバック (0)
5金スペシャル 史上最強のアイドル論
マル激トーク・オン・ディマンド
第348回(2007年12月02日)
5金スペシャル 史上最強のアイドル論
ゲスト:中森明夫氏(コラムニスト)
5回目の金曜日がある月はマル激が普段扱わないような異色のテーマを意欲的に取り上げる5金スペシャル。今年4度目にして最後の5金となる今回は、ゲストにコラムニストの中森明夫氏を迎え、かつてなく軟派なテーマ、「アイドル」をマル激なりの流儀でとりあげてみた。
稀代のアイドル評論家として80年代からアイドルとそれを取り巻くユースカルチャーと深く関わってきた中森氏は、70年代の南沙織から山口百恵、キャンディーズ、ピンクレディー、80年代の松田聖子から、中森明菜、岡田有希子、おにゃん子クラブ、そして、90年代の宮沢りえから小室ファミリーにいたるまで、アイドルたちがその時代時代をリードする様をつぶさに観察してきた。
December 2, 2007 | トラックバック (0)




