民主党マニフェストと霞ヶ関埋蔵金

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第392回(2008年10月04日)
民主党マニフェストと霞ヶ関埋蔵金

プレビュー


 連日の株価大暴落で、11月上旬の総選挙観測はやや後退した感があるが、とはいえ、近々に政権選択の選挙が迫っている状況に変わりはない。既に参院で第一党の地位を固め、野党連合を通じて参院の過半数を支配する民主党にとっては、来る総選挙こそが、文字通り政権取りをかけた大勝負となる。

 民主党政権誕生の可能性が現実味を増してきた今、民主党の政策の検証は、以前にも増して重要となっている。民主党主導の政権が実現した場合は、それが日本政府の政策となるからだ。

 そこで今週のマル激では、小沢一郎民主党代表の先の国会での代表質問などで提示された民主党の主要な政策を、東洋大学の高橋洋一教授とともに、特に財源面から検証し、その実現可能性を議論してみた。

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October 12, 2008 | トラックバック (0)

アメリカ型金融資本主義の終焉

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第392回(2008年10月04日)
アメリカ型金融資本主義の終焉


プレビュー

 29日、金融危機に揺れるアメリカを、更なる激震が襲った。金融機関の破綻を食い止める目的でブッシュ政権が急遽取りまとめた金融安定化法案を、下院が否決したのだ。法案の否決を受け、ニューヨーク株式市場はダウ平均が過去最大の下げ幅を記録するなど、混迷の度合いを一層深めている。

 日本のメディアの論調は、法案を否決した米下院の判断に対して、「内向き」「危機感の欠如」など批判的なものが多いようだ。しかし、法案に反対票を投じた議員たちの主張に耳を傾けてみると、民間の経済活動に政府が介入することへの危険性、政府が無限に膨張していくことへの警戒心や、法外な報酬を受け取ってきた金融機関経営者を血税で救うことへの抵抗感など、重要な問題提起を含んだものが多い。

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October 4, 2008 | トラックバック (0)

自民党システムの終焉

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第391回(2008年09月27日)
自民党システムの終焉


プレビュー

 自民党がおかしい。結果が見えているにもかかわらず、妙に演出ばかりが目立った総裁選を経て、9月24日、麻生政権が誕生したが、就任直後から首相は、民主党に勝つことこそが、新首相の最大の責務であるとの考えを公言して憚らないのだ。そこには、これからの日本をどのようにリードしていくのか、現在の日本が抱える諸問題にはどのように対応していくのか、また野党とのねじれを乗り越えて、どう国会を運営していくのかといった、政権与党としての基本的な使命感や矜持が、ほとんど感じられないといえば、言いすぎだろうか。

 自民党政治が、戦後半世紀の間、日本の政治を支配し、戦後復興から高度成長を可能にし、日本を世界の経済大国にまで押し上げる原動力であったことは、すでに歴史が証明している。しかし、自民党政治を研究してきた学習院大学の野中尚人教授は、自民党支配の根底にあった「自民党システム」は既に崩壊し、自民党の時代は終焉を迎えていると言い切る。

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September 27, 2008 | トラックバック (0)

新型インフルエンザとのつきあい方

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第390回(2008年09月20日)
新型インフルエンザとのつきあい方


プレビュー

 WHOは、新型インフルエンザは発生から約1週間で世界に広がる大流行(パンデミック)を引き起こし、最悪の場合1億5000万人が死亡すると試算し、世界各国に対策を呼びかけている。感染症としては史上類を見ない規模で発生するこのパンデミックに対応するため、日本の厚労省も行動計画を作成し、対策のガイドラインを発表するなど、ようやく重い腰を上げ始めている。しかし、パンデミックがひとたび起きれば、医療機関へ殺到する感染者や感染を免れようとする住民によるパニックが起こり、社会的な混乱を引き起こす可能性が危惧されている。そうした事態に対応するためには、医療体制の確保や感染者の隔離、住民の行動制限や交通機関の運休、学校の休校や通勤の自粛など、複数の省庁や地方自治体、企業などの連携が不可欠となるが、依然としてその体制は十分には整っていないと指摘する専門家は多い。

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September 20, 2008 | トラックバック (0)

自民党の本気度、民主党の本物度を検証する

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第389回(2008年09月13日)
自民党の本気度、民主党の本物度を検証する


プレビュー

 2代にわたり総理が政権を放り出したかと思うと、出来レースよろしく演出ばかりがやたらと目立つ総裁選を平然と繰り広げる自民党。他方、党内には小沢代表の党運営への異論が燻っているにもかかわらず、黙っていれば政権が転がり込んできそうな予感から、誰一人として代表選挙に名乗りを上げることさえできない民主党。日本の政治は一体どうなってしまったのか。

 自民党の総裁選は、麻生太郎幹事長の一人勝ちが既定路線のようだが、告示日直前に他の4人が次々と名乗りを上げ、一見賑やかな総裁選となった。何と言っても、日本の次の総理大臣を選ぶ選挙だ。候補者たちは連日テレビに出演し、各地で街頭演説を行うことで、相応のメディア露出を確保しているようだ。少なくとも民主党の小沢代表の再選のニュースを打ち消すことには成功しているようだが、ジャーナリストの上杉隆氏は、これは決して自民党にプラスには作用しないだろうと予想する。なぜなら、この総裁選が茶番であることは誰の目にも明らかだからだ。

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September 13, 2008 | トラックバック (0)

政治の機能不全を脱するために

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第388回(2008年09月06日)
政治の機能不全を脱するために


プレビュー

 9月1日、福田首相が突然辞任した。これで日本の総理大臣が2代続けて、任期の途中で政権を放り出したことになる。国会の衆参両院の勢力がねじれ状態にあるなど、国会運営が難しいなどの事情もあろうが、それにしても日本の政治がもはや完全に機能不全に陥っていることは、誰の目にも明らかだ。

 辞任会見の中で福田首相は、ねじれ国会によって次期国会でも重要法案成立のメドが立たないことを、辞任の理由に挙げている。しかし、政策研究大学院大学教授の飯尾潤氏は、そもそも衆院と参院の多数派が違うことで議会運営に困難をきたしてしまうこと自体が、日本の議院内閣制が機能していないことを示していると語る。

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September 6, 2008 | トラックバック (0)

5金スペシャル 映画とイラク戦争と大統領選挙

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第387回(2008年08月30日)
5金スペシャル 映画とイラク戦争と大統領選挙

無料放送中

 恒例となった、5週目の金曜日に特別企画を無料放送でお届けする「5金」。今回は、帰国中の在米映画評論家・町山智浩氏をスタジオに迎え、いつもは電話出演の町山節を「動く町山さん付き」でお届けする。

 テーマは映画と大統領選挙。イラク戦争と米大統領選に関する3本の映画をもとに、アメリカの言論と政治が今どうなっているかについて、『戦争報道』(ちくま新書)の著作がある武田徹氏(マル激トーク・オン・ディマンド・キャスター)を交えて、語り合った。

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August 31, 2008 | トラックバック (0)

なぜ日本人男子は結婚しなくなったのか

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第386回(2008年08月23日)
なぜ日本人男子は結婚しなくなったのか

プレビュー

結婚しない日本人男性が増えている。07年の人口動態統計によると、日本人の婚姻率は長期低落傾向にあり、現在の30代後半男性の4人に1人が、20代後半の男性にいたっては3人に1人が、一生独身となることが予測されている。

 なぜ、男たちは結婚しなくなったのか。通説では、不況や非正規雇用など男性の経済力の低下がその原因として取り上げられているが、もう一つその背景には、男性の恋愛や結婚に対する考え方の変化があるのではないかと、性や現代社会について独創的な考察を行っている大阪府立大学の森岡正博教授は語る。

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August 23, 2008 | トラックバック (0)

なぜ日本には米軍基地があるのか

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第385回(2008年08月16日)
なぜ日本には米軍基地があるのか


プレビュー

 8月15日、日本は63回目の終戦記念日を迎えたが、終戦とともに日本に進駐してきたのが、マッカーサー元帥率いる米軍だった。以来米軍は、日本に駐留を続けている。しかし、世界40カ国に800以上もの基地を維持してきた米国は、冷戦の終結や軍事技術の発達によって、現在欧州やアジアの基地の整理縮小を進めている。9.11以降のテロとの戦いを理由に軍備を増強している中東・イスラム圏を例外とすると、既にアジアではフィリピンからは完全撤退し、在韓米軍も縮小傾向にある。米軍が世界から次々と撤退する中で、米軍の日本国内のプレゼンスは一向に縮小の兆しが見えないのはなぜか。新著『米軍再編の政治学』で米軍基地の現状を問うたジョンズ・ホプキンス大学ケント・カルダー教授とともに議論した。

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August 16, 2008 | トラックバック (0)

それでもドーピングは止まらない

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第384回(2008年08月09日)
それでもドーピングは止まらない


プレビュー

 北京五輪は史上最多の参加国と史上最多の参加者を誇る史上最大の五輪と言われるが、同時に、史上最多のドーピング五輪となる可能性が高い。過去最多となる26人のドーピングによる失格者を出した前回のアテネ五輪では、28競技3667人が検査対象となったが、北京五輪では、それを大幅に上回る4500人がドーピング検査を受ける。中国のオリンピック委も917人の検査官を動員して、ドーピングを徹底的に摘発する姿勢を見せている。

 各国がドーピングの摘発に躍起になる背景には、ドーピングにさまざまな副作用や後遺症があり、またそれが長期にわたることがある。同時に、ドーピングが横行すると、スポーツのフェアなイメージが損なわれるリスクも犯すことになる。

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August 11, 2008 | トラックバック (0)

われわれはどれぐらい本当の中国を知っているのか?

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第383回(2008年08月02日)
われわれはどれぐらい本当の中国を知っているのか?

プレビュー

 史上最大規模の五輪を開催するほどの国力を持ちながら、中国はいまだ監視国家としての顔を色濃く持っている。新聞やテレビはおろか、インターネットに至るまで、中国国民が触れることのできる情報源は、例外なく国家の厳しい監視下にあり、コントロールを受けている。また、海外メディアの取材にも、依然として厳しい制約が課せられている。

 五輪開催を目前に控えた7月29日、米国のブッシュ大統領は、中国の人権活動家5人と会い「中国の指導者に、人権や宗教の自由は否定されるべきではないという米国の立場をはっきり伝える」と約束をした。この強い言葉の背景には、五輪を機に人権問題が改善されることを期待した国際社会の期待が、裏切られている実情があると、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗氏は語る。

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August 3, 2008 | トラックバック (0)

見えてきた自殺大国日本の実相

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第382回(2008年07月26日)
見えてきた自殺大国日本の実相


プレビュー

 日本人の自殺が一向に減らない。先月発表された自殺統計では、07年の自殺者の数が前年を上回り、過去2番目に多い3万3093人に達していたことが明らかになった。これで、日本の自殺者数は、10年連続で3万人を超えたことになる。06年に自殺対策基本法が制定され、政府も自殺問題に取り組み始めてはいるが、OECD加盟国中ハンガリーについで2位という日本の高い自殺率は、いまだに改善の兆しが見えない。

 NPO法人自殺対策支援センターライフリンクはこのほど、自殺者の遺族への聞き取り調査などをもとに、自殺に関する詳細なデータを分析した「自殺実態白書2008」を取りまとめて発表した。自殺者の実態調査は日本ではこれが初めてのものとなる。

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July 26, 2008 | トラックバック (0)

李明博の韓国はどこへ向かっているのか

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第381回(2008年07月19日)
李明博の韓国はどこへ向かっているのか

プレビュー


 今年韓国では、1998年から続いた金大中、盧武鉉の「進歩」政権の時代が終わり、10年ぶりの保守政権となる李明博政権が誕生した。
 大統領選挙にダブルスコアで圧勝し、続く議会選挙でも与党が過半数を奪還するなど、李明博政権の船出は順風満帆であるかに見えた。自身が財閥系企業のトップまで上り詰めた経歴を持ち、盧武鉉政権下でガタガタになった韓国経済の再建が期待された李政権だったが、政権発足直後から閣僚の不祥事や米国産牛肉の輸入規制の緩和が市民の反発を招き、一時は75%もあった支持率が17%まで急落するなど、気がつけば政権発足から半年も経たないうちに、早くも危機的な状況に追い込まれている。

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July 19, 2008 | トラックバック (0)

Part1・2 NHK裁判とマスゴミ問題/Part3 テレビニュースは本当に終わりませんか

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第380回(2008年07月12日)
Part1・2 NHK裁判とマスゴミ問題
Part3 テレビニュースは本当に終わりませんか

プレビュー


 マル激トーク・オン・ディマンドでは、マスメディアの構造的な問題について、これまで何度となく議論をしてきた。(マル激の著作化第一弾となった『漂流するメディア政治』は2002年に出版されている。)その理由は、日本が現在直面する多くの問題の底流、あるいはその一端に、メディアの構造問題が関わってるいることは、否定しようのない事実だと考えているからだ。また、メディアが問題そのものの一翼を担っていない場合でも、メディアが本来の機能を果たせていないために、特定の問題が手つかずのままに放置されたり、明らかに間違った方向に世論が誘導され、それが結果的に誤った処方箋を生む要因となっているケースも、非常に多いと考えている。もとより完璧なメディアなど期待すべくもないことは言うまでもないが、メディアが構造問題、とりわけ自身の利権を守らんがために抱え込んでいる構造的な問題ゆえに、メディア本来の機能を果たせていないとすれば、メディアの構造問題は日本問題の主要な位置を占めると言わねばならないだろう。

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July 14, 2008 | トラックバック (0)

立命館大学のイベントで話をします

以前このサイトでお知らせしたイベントが間近に迫りましたので、再度告知します。


立命館大:マスメディア映像での「やらせ」と「演出」考察 あすシンポ
立命館大学産業社会学部メディア社会専攻企画
演出・やらせ・真実をめぐって
~デジタル時代の映像社会学ガイド~

映像が氾濫する時代にあって、映像を通して「事実を伝える」とは?
「事実」を積み重ねていけば「真実」に辿り着けるのか?
「演出」と「やらせ」の境界線はどこにあるのか?
是枝裕和氏と神保哲生氏の作品を見ながら、映像の持つ様々な意味を考えます。

2008年7月10日(木)
時間: 14:45~17:00 (予定)
場所: 立命館大学 衣笠キャンパス 以学館2号ホール
定員: 400名 入場無料・申込不要
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/08mediakikaku/gaiyou.htm

チラシ表面
チラシ裏面

July 8, 2008 | トラックバック (0)

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 04/24 新聞労連主催の記者クラブシンポジウムで基調講演をします

 04/05 TBSラジオのニュース探究ラジオ「DIG」が始まります

 02/27 ライフリンクの清水さんから「睡眠キャンペーン」への協力要請

 11/01 米子でちょっとしたハプニング

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