これでもあなたは投票に行きませんか
マル激トーク・オン・ディマンド
第438回(2009年08月28日)
これでもあなたは投票に行きませんか
総選挙特別企画 無料放送中
総選挙直前となる今回のマル激は、この選挙で投票に行かないことが、とりわけ若い世代にとってどれだけ損なことかを、世代会計の観点から考えてみた。
August 29, 2009 | トラックバック (0)
権力が移動する時首相官邸で起きていること
マル激トーク・オン・ディマンド
第437回(2009年08月22日)
権力が移動する時首相官邸で起きていること
プレビュー
報道などを見る限り、どうやら政権交代は必至の情勢のようだ。そこで今回は、16年前の政権交代の仕掛け人の一人で細川政権と村山政権を内から支えた武村正義氏に、政権交代で権力が移動する時、政権内部で何が起きているかを聞くとともに、権力の甘さも怖さも経験してきた武村氏に、民主党が政権の座に就いたとき、どのような落とし穴が待ち受けているかなどを聞いた。
August 23, 2009 | トラックバック (0)
「検証・民主党政権で日本はどう変わるのか」第6回
霞が関の権益を引き剥がせるか?
政権の試金石「学校理事会」という爆弾
ジャーナリスト 神保哲生
民主党が政権を獲得した場合、それが実効性のある政権になるかどうかを占う上で、重要な試金石になると思われる政策がある。それは民主党が教育改革の一環として導入を主張している「学校理事会」という制度だ。
民主党のマニフェストには「公立小中学校は、保護者、地域住民、学校関係者、教育専門家等が参画する『学校理事会』が運営することにより、保護者と学校と地域の信頼関係を深める。」としか書かれていないので、これがそれほど重大な政策のようには思われていなくても不思議はない。しかし、どうしてどうして、この学校理事会こそ、民主党政権のテーマが満載された象徴的な政策と言っても過言ではない。
なぜならば、民主党の考える学校理事会制度とは、中央官庁の権益を丸ごと引き剥がし(既得権益の剥奪と霞が関の改革)、それを地方に移譲し(地方分権)、地域が独自の判断で学校を運営できるようにする(フェアネス)と同時に、地域の住民を巻き込んで(市民参加)、学校という公的な機関を運営していこうというものだからだ。
本連載の過去分をお読みいただければわかるように、既得権益の剥奪と霞が関の改革、地方分権、フェアネス、そして市民参加が、いずれも民主党の政策理念の要諦となっている。
しかし、逆の見方をすれば、もし既得権益を持つ勢力の抵抗に遭って学校理事会の政策を実現できないとなると、民主党政権はおそらく他の分野でも立ち行かなくなっている可能性が高いことになる。いや、そもそもこれを実現できないとなると、民主党の政策理念自体が疑わしいものになってくる。一見地味ながら、それほどこの「学校理事会」は民主党政権にとってメルクマール的な意味を持つ政策と見られるのだ。
August 18, 2009 | トラックバック (0)
最高裁国民審査を審査する
マル激トーク・オン・ディマンド
第436回(2009年08月15日)
最高裁国民審査を審査する
プレビュー
総選挙前の恒例企画となった最高裁判所裁判官の国民審査特集。前回の国民審査以降の主要な最高裁判決を取り上げ、どの裁判官がどのような判断を下し、どのような意見を述べたかを、詳しく検証する。
August 17, 2009 | トラックバック (0)
「検証・民主党政権で日本はどう変わるのか」第5回
大手メディアが決して報じない、
「メディア改革」という重要政策の中身
(ジャーナリスト 神保哲生)
・政府の記者会見をすべてのメディアに開放し、既存のマスメディアの記者クラブ権益を剥奪する。
・クロスメディア(新聞社とテレビ局の系列化)のあり方を見直す。
・日本版FCC(米連邦通信委員会のように行政から独立した通信・放送委員会)を設立し、放送免許の付与権限を総務省から切り離す。
・NHKの放送波の削減を検討する・・・等々
これらの政策はいずれもマニフェストには載っていないが、民主党の正式な政策だ。記者会見の開放はマニフェスト発表の記者会見で鳩山由紀夫代表自身がはっきりと明言しているし、その他はすべて『民主党政策集INDEX2009』に明記されている。
お読みいただければわかるように、民主党政権では、マスメディア自身が主たる既得権益者として改革の対象となっている。そして、不思議なことにその事実はまだほとんどの人に知られていない。
August 15, 2009 | トラックバック (0)
「検証・民主党政権で日本はどう変わるのか」第4回
「理念」を掲げれば票が減る?
人気優先マニフェスト選挙のジレンマ
(ジャーナリスト 神保哲生)
マニフェスト選挙が、単なる「ショッピングリスト(買い物リスト)選挙」に成り下がってしまっている。このままでは政権選択選挙というよりも、「子ども手当選挙」だったり、「農業者戸別所得補償選挙」や「高速道路無料選挙」になってしまいそうだ。
筆者が本連載の第1回目から指摘しているように、民主党の政策にはかなりはっきりとした理念的裏付けがある。それがこれまでの日本の政治との大きな違いだと筆者は思っているし、その理念を掲げた政党が政権の座につくことがあれば、政権交代はさらに大きな意味を持ったものになると考えている。
その意味で、今回の民主党のマニフェストには、どうしても不満を禁じ得ない。発表されたマニフェストはよく練られてはいるのだが、結局、政策が羅列してあるだけで、これを読めば民主党が日本をどう変えようとしているかが誰にでもわかるような内容にはなっていない。もっとも、そうなることが予測できたからこそ、『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』<という本を刊行し、本連載も書いているのだと言えばそれまでなのだが。
August 15, 2009 | トラックバック (1)
増刷版ができました
一部在庫切れになっていた『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』の増刷分が刷り上がりました。
お待たせした方、ご迷惑をおかけしました。
●ダイヤモンド社自身のネット販売「DOLブックストア」
https://boox.jp/afp/index.php?module=ecitemdtl&action=pdetail&cd=4478009600&it=BK&r=533
●アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478009600/jimbotv-22
●ブックサービス
http://www.bookservice.jp/bs/PSRRES1001.do?doWindowDispatch=book&ssc=1&sk=01&scn=I4478009600
こちらは、上記サイトの他に、0120-29-9625 で電話注文も可能です。
●楽天ブックス
http://item.rakuten.co.jp/book/6073425/
●オンライン書店ビーケーワン
http://www.bk1.jp/product/03123387
August 12, 2009 | トラックバック (0)
今の霞ヶ関では日本をパンデミックから守れない
マル激トーク・オン・ディマンド
第435回(2009年08月08日)
今の霞ヶ関では日本をパンデミックから守れない
プレビュー
この冬もし豚インフルエンザが再び日本を襲った場合、日本はただでは済まないかもしれない。なぜならば、日本は感染症に対する体制が全く整っていないからだ。いや、この春の感染拡大で、日本には体制が整っていないことが明らかになっていながら、それに気づかなかったり、それを修復しようとしていないからだと言った方が、より正確かもしれない。
August 8, 2009 | トラックバック (0)
5金スペシャル
自民党の難点・民主党の難点
マル激トーク・オン・ディマンド
第434回(2009年08月01日)
5金スペシャル
自民党の難点・民主党の難点
無料放送中
5週目の金曜日に特別企画を無料放送でお届けする5金スペシャル。今回は、久々の神保哲生・宮台真司による二人マル激。今日の日本が抱える諸問題を解説したベストセラー『日本の難点』と、民主党の政策を徹底分析した『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』の両著者による、その名も「自民党の難点・民主党の難点」をお送りする。
August 1, 2009 | トラックバック (0)
「検証・民主党政権で日本はどう変わるのか」第3回
再分配の優しさと国民総背番号制の冷たさを併せ持つ
民主党のフェアネス政策
(ジャーナリスト 神保哲生)
「フェアネス(fairness)」とは、フェアプレー精神の「フェア」の名詞形だ。「公平」を意味する「フェアネス」は、民主党の政策パッケージ全体の理念的支柱である「オープン・アンド・フェアネス」の一翼を担うもので、諸政策に通底する理念となっている。民主党が打ち出している政策の多くには、日本社会を、より「フェア」な社会に変えていこうとする姿勢が色濃く反映されている。
一般的に「フェア」であることは好ましいことと思われているはずだ。実際に公平さという意味でのフェアネスは、民主主義という政治体制においても、自由主義経済という経済体制においても、非常に重要であることは間違いない。
しかし前回述べたように、民主党の主張する「オープン」や「ディスクロージャー」が、単に政府をガラス張りにするだけでなく、市民側にも開示された情報を活用する責任を生じさせるのと同様、フェアネスもまた、市民社会に対して厳しい課題を投げかけるものといえる。
社会全体がフェアであるためには、既得権益を放棄しなければならない場合が多いだろうし、フリーライダー(ただ乗り者)も厳しく追及されることになる。それ自体も一見良いことのように聞こえるかもしれないが、問題は自分自身が既得権益者であったり、フリーライダーであることに対して、われわれ自身が必ずしも自覚的であるとは限らないことだ。
まず、一言でフェアネスと言っても、民主党のフェアネスには以下の3種類が存在する。
1)機会均等
2)未来への責任
3)フリーライド(ただ乗り)禁止
このいずれにも、フェアであることの美しさと厳しさが同居している。フェアネスはけっしてきれい事だけでは済まされない。
August 1, 2009 | トラックバック (0)
「検証・民主党政権で日本はどう変わるのか」第2回
民主党政権の“ディスクロージャー”で問われる市民の覚悟
(ジャーナリスト 神保哲生)
『検証・民主党政権で日本はどう変わるのか』、第1回目の前回は、民主党政権誕生の意味を、「まかせる政治から引き受ける政治へ」の表現を使って解説したが、実際日本では長らくおまかせの政治がまかり通ってきた。ここで言う「まかせる」は、“官僚にまかせる自民党に市民がまかせっきりの政治”という意味だ。まかり通ってきたというよりも、そもそもこれまで日本では、政治とりわけ国政に一般市民があれこれ口を出すことは、必ずしも好ましいとは考えられてこなかったとさえ思う。
たしかに、戦後復興から高度成長期にかけての期間は、焼け野原から再出発した日本にとって、何よりも経済成長が優先課題であることは、誰の目にも明らかだった。あとはその目的を達成するための最も効率的な方法を、優秀な官僚たちに実践してもらえば十分だった。そこに市民があれこれ口を出す余地はなかったし、国がうまく回り、国民生活が豊かになっている以上、その必要性も感じられなかった。
幸か不幸かその状況は、官僚機構が戦前から共有してきた「由らしむべし、知らしむべからず」の思想とうまくマッチし、まかせられた政府側は市民に対する情報公開にはいたって消極的な姿勢を取るのが常となった。
この「由らしむべし、知らしむべからず」は、論語の「子曰民可使由之不可使知之」(子曰く、民はこれに由らしむべし。これを知らしむべからず)が出典だ。本来は「人々を頼らせることは容易だが、理解してもらうのはむずかしい」という意味であり、為政者に対して民の理解を得ることの難しさを諭し、そのためにはいっそう説明の努力をする必要性があると説く言葉である。それがどういうわけか、「愚かな民は頼らせるべき対象であり、わざわざ知らせる必要はない」を意味するものと曲解されてきたのだから、皮肉としか言いようがない。これは、できる・できないを意味する可(べし)・不可(べからず)を命令形(~せよ・~するな)と勘違いしていることからくる単純な誤解で、受験で古文をしっかり勉強したはずの官僚たちが知らないはずがない。おそらく確信犯的に誤った解釈をしてきたのだろう。
理由は何にせよ、情報公開が決定的に足りないため、これまで市民は政府の意思決定に主体的に関わることができなかった。それが政治への無関心を呼び、さらには市民社会と政治の距離を広げる悪循環となってきた。
August 1, 2009 | トラックバック (0)
「検証・民主党政権で日本はどう変わるのか」第1回
政権交代が意味するもの:「まかせる政治」から「引き受ける政治」へ
──マニフェストだけでは見えてこない民主党の政策理念
(ジャーナリスト 神保哲生)
「この際、1度民主党にまかせてみるか」
東京都議会選挙での民主党の圧勝ぶりと自民党の惨敗ぶりを見て、「もはや政権交代は必至」の報道が乱れ飛ぶなか、このように考え始めている人は少なくないはずだ。
しかし、民主党の政策を分析してきた筆者にしてみると、もしこのような「民主党にまかせてみる」という発想があるとすれば、それこそ民主党が何たるかをまったくわかっていないことの証左だ。表層的なメディア報道に惑わされ、きちんと民主党の政策を把握しておかないと、そういうことになる。
冷戦構造と高度経済成長を前提とする自民党政治は、「おまかせ政治」でよかった。時代は、できるだけ政治が余計なことをしないよう要請していたし、実際、霞が関官僚に任せておけば、社会はちゃんと回り、われわれの生活は豊かになった。しかし、すべての前提だった冷戦構造と高度成長が終わり、そのおまかせ政治が立ち行かなくなった。
そこで民主党政権の登場か──となるわけだが、民主党が主張する政治、そして実行を約束している政策は、いずれも市民が意思決定に参加することを前提とした、「参加する政治」だ。「引き受ける政治」と言い換えてもいい。
民主党の政策は、自民党時代のように市民から国の統治を丸投げなどされては困ると明確に語っている。だから、民主党の政策には2言目にはディスクロージャーやオープンの文言が出てくるのだ。
実は次期総選挙における最大のポイントが、「まかせる政治から引き受ける政治への転換」の是非なのである。そのことを踏まえずして、いったい政治の何を見ているのかというのが、筆者の偽らざる感想である。そして、それを踏まえずに下手に民主党を支持などすると、大変なことになることもあらかじめ覚悟しておく必要があるだろう。
筆者は1996年の旧民主党の結党時から、民主党が打ち出す政策に強い関心を持ち、その遷移を取材してきた。このたびその成果を『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』という1冊の本にまとめた。
同書の目的は第一義的には、民主党政権ができたときに、どのような政策が実施され、その結果日本がどのように変わるのかを、あらかじめ有権者に示しておくことにある。それが見えなければ、有権者は民主党政権が何をしようとしているのかを知らないまま、「政権交代」という漠然としたイメージに1票を入れてしまう可能性がある。
結党から政権の座につくまでの過程で、民主党がどのような政策を主張し、どのような法案を提出してきたのかを知ることで、民主党政権がどのような政権になるのかを、かなり具体的にイメージできるはずだ。そして、有権者は本当にそのような社会の実現を望むのかどうかで、投票行動を決めることが可能になる。
と同時に、民主党が野党時代に繰り返し主張してきた政策を、いざ政権を取ったとたんに放棄してしまうような無責任なことを、われわれ有権者は許すべきではない。その意味で同書には、民主党が政権の座についたとき、野党時代に主張してきた政策の実行を求める際の証拠として使っていただくという意図も含まれている。
本連載では、同書の趣旨を踏まえつつ、総選挙に向けた短期集中連載という形で、民主党の理念や政策をわかりやすく解説していきたい。
August 1, 2009 | トラックバック (0)
民主党の連載をこちらにも転載します。コメントも歓迎します。
このほど私が民主党の政策を検証・分析した本『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』を出版したダイヤモンド社が運営する『ダイヤモンド・オンライン』向けに、7月下旬から、やや本の宣言を兼ねている雰囲気もありつつ、民主党の政策に関する連載を載せているのですが、このほどダイヤモンド社の承諾を得て、私の個人ブログにも同じ記事を転載することにいたしました。
これは、政権交代や民主党にそこそこ関心が無いわけではないが、あえて本まで買って読むまでは・・・と思われる方向けに、選挙前にこれだけは知っておいて欲しいという部分だけを厳選して、コラムの形で配信しているものです。(もちろんコラムを読んでいるうちに本を読みたくなった方がいた場合、決して止めはしません。)
この3月末で立命館大学の教授職を辞し、記者活動に専念をするようになってから、最初に本格的に取り組んだのが、この民主党の政策分析プロジェクトでしたので、とりあえずはこれが専業記者としての「はじめの一歩」ということになります。
最初は、すぐにでも私のライフワークでもある、地球環境関連のテーマや経済危機関連(特に貧困国や貧困層への影響)、グリーン・ニューディールの最前線で起きていること、水問題、食のグローバル化問題等々に、再び飛び込んでいこうと考えていました。何と言っても大学の教員を5年もやっている間、自由に取材で飛び回ることができなかったので、専業記者になったら取り組みたいと考えていた企画はファイルキャビネットが溢れるほどたくさんありるのですが、とにかくまずは半世紀ぶりの政権交代の可能性が目の前に横たわっているのに、今そこから目を反らすわけにはいかんだろうという思いも抗い難く、結果的に最初の仕事が(もし仮に)政権交代があった時に、自分は記者として何をやるべきかを考えた末に、とにかくまずはこれをやろうということになりました。
August 1, 2009 | トラックバック (0)
本が在庫切れの件
何人かの方から『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』が書店やアマゾンで売り切れているので、どこで入手できるかと、お問い合わせを頂きました。
本の扱いについては出版社(ダイヤモンド社)に任せてしまっているので、詳しいことはこちらではわからないのですが、担当者の方のお話では、8月5日に増刷分が刷り上がってくるので、その後は大手の書店さんであれば、大抵は見つかるだろうとのことです。
また、それまで待てないという方には、以下のサイトでは現時点ではまだ在庫が残っているとのことです。
ご迷惑をおかけてして申し訳ありません。
●ダイヤモンド社自身のネット販売「DOLブックストア」
https://boox.jp/afp/index.php?module=ecitemdtl&action=pdetail&cd=4478009600&it=BK&r=533
●ブックサービス
http://www.bookservice.jp/bs/PSRRES1001.do?doWindowDispatch=book&ssc=1&sk=01&scn=I4478009600
こちらは、上記サイトの他に、0120-29-9625 で電話注文も可能です。
●楽天ブックス
http://item.rakuten.co.jp/book/6073425/
●オンライン書店ビーケーワン
http://www.bk1.jp/product/03123387
July 31, 2009 | トラックバック (0)
密約問題が示す無法地帯と化した日本外交の現実
マル激トーク・オン・ディマンド
第433回(2009年07月25日)
密約問題が示す無法地帯と化した日本外交の現実
プレビュー
戦後の日本外交を象徴すると言っても過言ではない、核兵器の持ち込みをめぐる日米間の密約が、皮肉にも日本外交の実態を白日の下に晒し始めている。
60年の日米安保改定時に、核兵器を搭載した米艦船の寄港や領海通過を日本が容認したとされる「密約」は、過去にライシャワー元駐日大使の証言や機密指定が解かれ公表された米公文書資料によって、その存在が何度となく取りざたされてきた。しかし、このたび村田良平元外務次官らが密約の存在を正式に認めたことで、密約の存在を否定し、非核三原則を国是として掲げてきた日本政府の外交政策の正当性が、いよいよ問われる事態を迎えている。なんと言っても日本は、唯一の被爆国として戦後一貫して核兵器に反対し、核軍縮に努めることを国内外に向けて高らかに謳ってきた国だ。にもかかわらず、その国が実は自国への核兵器の持ち込みを容認し、しかもその事実を50年間も隠し続けていたということになるからだ。
July 26, 2009 | トラックバック (0)




