ジャーナリズムに危機感 ー 東京新聞

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放送とネット
ジャーナリズムに危機感 ー 東京新聞

 ニュースや情報を得る手段が多様化する現在、ジャーナリズムの分野で、放送とインターネットは媒体として、その役割を果たしているのか。テレビとネットそれぞれの世界で、“硬派路線”を歩む人たちによるパネルディスカッションがあった。新旧メディアの可能性や課題について活発な議論が繰り広げられ、特に「視聴率至上主義」などと批判も多いテレビには、一様に危機感を募らせ、奮起を強く求めた。 (藤浪繁雄)

東京新聞2006年11月23日

December 1, 2006



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コメント

投稿者 沈思黙考 

資本の論理がまかり通る不健康な社会・・・
ジャーナリズムは厳冬期ですね。

烏賀陽弘道さんのSOS・・・民事司法を使った暴力
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8D%E3%81%86%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%80%82-%E7%83%8F%E8%B3%80%E9%99%BD-%E5%BC%98%E9%81%93/dp/4198618844/sr=8-3/qid=1166898819/ref=sr_1_3/249-1224095-4204344?ie=UTF8&s=books

●コメントを載せた雑誌は訴えず、
 コメントを寄せた個人だけを提訴した「オリコン」
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2895121/topics_detail
> この提訴は、烏賀陽さんが月刊誌「サイゾー」(06年3月発売号)の、オリコンランキングの信憑性についての記事中で、「オリコンは調査方法をほとんど明らかにしていない」「オリコンは予約枚数をもカウントしている」とコメントしたことについて、「事実誤認であり誹謗中傷にあたる」とし、5,000万円の支払いを求めたもの。
http://blog.oricon.co.jp/ito-satoru/archive/609/0
http://www.j-cast.com/2006/12/19004459.html
>「オリコン」の IR[投資家向け広報活動]担当は、J-CAST ニュースの「名誉回復処分と謝罪広告を合わせた損害請求額は5,000万円だ。なぜこんなに高いのか」という取材に対して、「賠償金が欲しいというのではなく、これ以上の事実誤認の情報が流れないように(多額の賠償金を課すことで)抑制力を発揮させたい」 と話した


●武田徹さんのオンライン日記より
http://162.teacup.com/sinopy/bbs
これはひどい 投稿者:武田徹 投稿日:12月17日(日)17時54分26秒

烏賀陽弘道さんから転送されてきたメールを掲載(本人の連絡先電話番号と添付されていた記事写真データは削除しました)。これはひどい。損害賠償要求5000万円というのは確かに前代未聞ではないでしょうか。それにしても音楽業界は批評とかジャーナリズムが成立し得ないという点で他業界にも増してとんでもないところですね。たぶん音楽業界紙、業界人は表向きには彼に味方しないだろうし、へたするとファンという名の群集も彼の敵に回りかねない。で、ここは業界=ファン共同体の外に問題を知らせることがだいじではないか、と。

******

みなさん 同じ文面を一斉にお送りする失礼をお許しください。緊急事態が起きました。どうか、みなさんのお知恵、お力を貸してください。記事にしてください。ブログに書いてください。ウエブサイトに載せてください。メールを転送してください。言いふらしてください。05年12月13日、月刊誌「サイゾー」編集部に損害賠償訴訟の訴状が送られてきました。原告は、音楽ヒットチャートでは知らない人のない巨大独占企業「オリコン」。その企業が、烏賀陽弘道という一個人に対して、5000万円という巨額の損害賠償金を支払うよう求める民事訴訟を東京地裁に起こしたのです。
訴訟の対象になったのは、「サイゾー」06年4月号51ページの「ジャニーズは超VIP待遇!?事務所とオリコンの蜜月関係」という1ページの記事に掲載された烏賀陽のわずか20行ほどのコメントです。これは、サイゾー編集部からの電話取材に対して、烏賀陽が話した内容を同編集部がまとめて文字化したものです(よって、内容は烏賀陽の原義とはかなり隔たっていますが、そのへんはひとまず置きます)。よって、烏賀陽が能動的に寄稿したものでも、執筆したものでもありません。

その中で、烏賀陽はオリコンのヒットチャートのあり方についていくつかの疑問を提示しています。ここにコメントしたことは、烏賀陽の取材経験でも、音楽業界内の複数のソースから何度も出た話で、特に目新しい話や驚くような話はひとつもありません。この訴訟には、いくつか露骨なまでの特徴があります。
(1)記事を掲載した「サイゾー」および発行元「インフォバーン」を訴訟対象にしていないこと。つまり烏賀陽個人だけを狙い撃ちしている。烏賀陽は前述の弁護士費用、訴訟準備などをすべて一人で負担しなければならないことになります。これではフリー記者としての活動を停止し、訴訟対策に専念しなくてはなりません。みなさん、ワタクシは生活費は一体どうやって稼げばよいのでしょう(笑)。
(2)この5000万円という金額は、応訴するために弁護士を雇うだけでも着手金が219万円かかるというおそるべき額です(そんな貯金あるわけないですがな=笑)。裁判で負ければ、烏賀陽はジャーナリストとしての信用を失い、職業的生命を抹殺されてしまうばかりか、賠償金を払えず、社会的生命をも抹殺されかねない恐れがあります。どこかで聞いた覚えはありませんか? そう。これは、ジャーナリストの批判を封じるための恫喝を目的とした、消費者金融・武富士がかつて行ったのと同じ手法の、恫喝訴訟と言えるでしょう(武富士訴訟ではジャーナリスト側が勝訴し、逆に武富士を訴えて勝っています)。
http://www.kinyobi.co.jp/takefuji
(3)しかも、訴状をどうひっくり返して読んでも、なぜ5000万円の損害を受けたのかという計算の合理的根拠はまったくどこにも書いてありません。ずさん、というより、相手が払えない(そしてビビる)高額であればそれでいいという額をテキトーに選んだ印象を受けます。
(4)烏賀陽は一貫して「レコード会社の宣伝・営業担当者にはオリコンの数字を操作しようとする良からぬ輩もいる=オリコンは被害者である」という立場を取っているし、文意からもそれは明らかなのに、なぜかオリコンはそれを無視し(あるいは理解できず)烏賀陽の記事が自社の信用を損なったと主張していること。
(5)裁判の証拠書類として、烏賀陽が「アエラ」03年2月3日号に書いたオリコンの記事が添付されていました。
http://ugaya.com/private/music_jpopcolumn18.html
これはオリコンのデータとPOSデータ(サウンドスキャン社)のデータが乖離しているのはなぜか?という疑問を提示したものです。この記事も当時オリコンの小池恒右社長の憤激を買いました(社長直々にお怒りの電話を頂戴しました)ので、烏賀陽がオリコンの「好ましからざる人物」にリストアップされていたことは間違いありません(取材拒否も数回あり)。
(6)オリコンは「オリジナル・コンフィデンス」はじめ多数の出版物を出す出版社でもあります。ですから、もし「ウガヤのいうことはウソだ」というのなら、そこの紙面上で思う存分「ウガヤの言っていることはウソです、なぜなら××」と意見を述べればいい。ぼくもまたどこかの媒体で反論します。これこそが正統な「言論」でありませんか。それこそが正当な出版社のすべきことではありませんか。意見が違うものは高額の恫喝訴訟で黙らせる、というのは民事司法を使った暴力に近い。

みなさん。ぼくはずぼらなので「運動」とか「闘争」とか「たたかい」とかとは縁遠い人間ですが、この訴訟はいくらなんでもひどすぎる。あまりに露骨な言論妨害だ。言論・表現の自由という基本的人権、フリーランス記者を小馬鹿にしている。もしこの種の恫喝訴訟がまかり通るようになれば、フリー記者には(いや、あるいは社員記者もできなくなるかも)企業批判はまったくできなくなります。雑誌の求めに応じてコメントひとつしても、5000万円なのですよ。コメントすらできないではありませんか。そんな時代が来てほしいですか?ぼくはいやです。これが言論の自由へのテロでなくて何でしょう。民主主義の破壊でなくて何でしょう。これは体を張ってでも阻止せねばなりません。というわけで、みなさん。長々とすみません。お忙しいところ本当に恐縮ですが、どうかお知恵とお力を貸してください。ご希望の方には訴状そのほか資料をお届けします。

どうか無視しないでください。助けてください。ぼくも2,3日前まではこんな話は(けしからんことに)他人事だと思っていたのです。でも、こんな恐ろしいことが、いつ、どこでみなさんの上に厄災として降りかかるかわからない時代になってきたようです。長文失礼しました。ご静聴に感謝します。

烏賀陽http://ugaya.com/

December 24, 2006

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