地球温暖化

このエントリーを含むはてなブックマーク

CO2さんからの以下のコメントからヒントを頂きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
CO2さんのコメント
関係ない話題ですが・・
マイケル・クライトンの最新 『 恐怖の存在 』を読みました。
帯のコメントに「地球温暖化は本当に起こっているのか?」 とあるとおり興味深い内容でした。
温暖化は仮説に過ぎず、それに異を唱えることをタブー
としてはいけないんだと主張しています。
さて神保さんどう思われますでしょうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

地球温暖化については、依然としてこれが人間の温室効果ガスに起因するものであるとの説に異論を唱える人がいることはご承知の通りです。ましてや温暖化と台風の関係となると、それを証明することは非常に難しいと思われるので、いくらでもケチをつける余地はあるにちがいありません。

私は科学者ではないので、色々な科学者の意見を聞いた上で、もし地球温暖化が事実だとしたら、これは大変なことになるとの認識を10年くらい前から持ち始め、それがまちがいであることを祈りつつ、この問題を取材してきました。

正直のところ、私には地球温暖化が本当にman-madeな現象なのかどうかはわかりません。それは私には、遺伝子組み換え作物が実はどの程度危険なものであるかも本当のところはわからないのと同じです。

にもかかわらず、私は過去10年ほど、地球温暖化や遺伝子組み換えについては、その危険性に警鐘を鳴らす立場から、取材、報道してきました。

温暖化や遺伝子組み換えに限ったことではありませんが、地球環境問題は現在の科学では100%証明できないことがほとんどで、近代法の特に刑法の理念としては、推定無罪、つまり「クロであることが立証されない限りシロである」との立場に立てば、まだ証明されていない仮説に基づいて何かを規制したりするのはおかしいじゃないかという主張にも一定の根拠はあると思います。

しかし、地球環境問題に対しては、予防原則(precautionary principle)無くして議論は成り立たないというのが私の立場です。これは、グレーゾーンにあるものをクロとするのではなく、だからといって、100%証明されていないからシロとしてしまうのでもなく、グレーのものについてはグレーなりの対策を取っていこうではないかという考え方です。もちろん実際にはその間にリスクアセスメントなど色々な条件は入ってはくるのですが、基本的にはある疑いがあり、その疑いが100%証明はされていなくても、それ相応の根拠があり、また、もしその疑いが後になって事実だったことがわかった場合、その時になって手を打ってももはや手遅れで、後戻りできないような重大な被害をもたらすことが避けられないような場合、疑いの段階でもそれなりの措置をとっておくべきではないかという考え方です。

水俣病のような重大な環境汚染禍を経験している日本であれば、予防原則の概念を理解するのもそれほど難しくはないのではないかと思います。水銀が原因であるとの疑いをもたれながら、それが証明されていないとの理由から、垂れ流しが続き、水俣病の被害者が増え続けた悲劇のことです。疑いがもたれ、その疑いに一定の根拠があると思われる状況に至った時、しかももしそれが事実だとすれば、明らかに不可逆的かつ重篤な被害が広範に及ぶことが明らかな場合、例えば排水の垂れ流しを一旦は止めるような措置が取られて然るべきだったのではないかというのが、予防原則ということになります。諫早の干拓事業でも、予防原則の概念が取り入れられていれば、あそこまで埋め立て工事が進んでしまってから一旦工事を中断するような愚かなことはせずとも済んだのではないかと思います。

もちろんグレーのものをグレーとして対応するわけですから、例えばまだ証明もされていないのに、チッソに損害賠償を求めるようなことはないわけです。

ただ、予防原則にも、その疑いの度合いとか、それなりの措置という場合のどの程度がそれなりの措置になるのかなど、微妙な問題はいろいろあります。

いずれにしても一介の取材者に過ぎない私からは何の核心的な結論も出てきませんので、ぜひ皆さんの意見を聞かせてください。

September 25, 2005



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jimbo.tv/mt4/mt-tb.cgi/122


米国の大学で環境学を学びました from マサガタの我が儘放談
私も環境問題には関心がありまして、アメリカの大学に留学していたときに選択科目として学びました。私の卒業した大学は、サンフランシスコ州立大学で、専攻は国際関係学で...

September 26, 2005


地球温暖化対策に大いに疑問あり! from 名古屋中央通信局
地球温暖化というと、皆さんはどんなイメージを持たれるだろうか?・海面が上昇するというのが、最たるものだろう。そして、温暖化の犯人と言われているのが・二酸化炭素で...

October 2, 2005

コメント

投稿者 沈思黙考 

 私は、マイケル・クライトン著『恐怖の存在』を読んでいないので、
地球温暖化をどのように問題提起したのか存じませんが、
共通認識として持つべきなのは、地球温暖化という問題の出自が大層怪しいことではないでしょうか?
 地球温暖化の言いだしっぺは、NASAのハンセン博士(1988年6月 米上院エネルギー委員会で証言)ですが、不思議なことに(←ホントは不思議ではありませんが・・・)地球温暖化問題を世界に広めたのは、
環境問題に最も冷淡だった国の一つであり、アメリカとはある意味で犬猿の仲でもあるフランスなのです。
 フランスが地球温暖化問題を世界に広めようとした動機づけを、広瀬隆氏や槌田敦氏は、冷戦終結(1989年)に求めております。
平和の配当による財政赤字の改善というプラス面はあったものの、
160兆円産業の崩壊(核兵器・軍需・原子力)は、如何ともしがたいものです。加うるに、核燃料輸送スキャンダル(西独 1987年)による原子力産業の取り返しのつかないイメージダウン・・・
ドイツを脱原発化へと決定的にシフトさせたウラン・プルトニウム密輸事件(1988年 ヌーケム社(西独)によるリビア・パキスタン・ス-ダンへの密輸)・・・フランスは、原子力による余剰電力を国内で処理できず、旧東欧圏に廉価で販売するはめに陥っているそうです。
 冷戦崩壊の結果生じた失業対策のために強行されたフランス核実験(1995年 ムルロア環礁)ともども、斜陽化した原子力産業の巻き返しのための窮余の一策が、地球温暖化問題だったのです。
 ご承知のように、火力発電では、地球温暖化の原因物質とされるCO2、CH4が発生します。「原子力発電は、地球温暖化の原因物質を発生しないのだ」というのが、原子力産業(フランス)の言い分ですが、どうでしょう・・・核兵器以外に転用しがたい放射性廃棄物(放射線と熱の塊り)を生み出す原子力発電に比べれば、CO2、CH4を生み出す火力発電の問題など、瑣末な問題に過ぎないのではないでしょうか?
 確かに、火力発電の場合、温室効果をもたらすガス(CO2、CH4)を排出しますが、地球温暖化を問題提起するのであれば、こうしたガス(CO2、CH4)に原因があるというよりも、快適な生活を支えるために環境に強いた『廃熱(ヒートアイランド)』そのものに原因があるとすべきでではないでしょうか?
 原子力発電も火力発電も蒸気機関(熱機関)という意味では、どちらも温暖化推進機関であり、廃熱の観点から見れば、同値である(理論上、熱エネルギーを電気エネルギーに100%変換することは不可能であり、
熱エネルギーは1/3程度しか電気エネルギーに変換できず、残り2/3の熱エネルギーは、廃熱として環境に投棄せざるを得ません)。
問題は、後に残ったモノ・・・残滓の環境負荷に関して言えば、放射性廃棄物の方が圧倒的に有害であることである。

September 26, 2005

投稿者 びんごばんご http://www.doblog.com/weblog/myblog/6557/

 「地球温暖化が進んでおり、この温暖化は人間の活動に由来する温室効果ガスが原因となっている」ことはブッシュ大統領がこれを認める発言をしたので、政治的な決着は既についたと言えます。
 この背景には、石油メジャーの経営者たちが原油価格低迷ではなく、確認埋蔵量の確保に頭を悩ませるようになったという事情があるでしょう。石油消費は当面増え続けるとしても、原油価格の高騰によって、代替エネルギーへの転換や省エネは、環境問題への配慮からではなく経済性の観点から推進せざるを得なくなっています。
 今後は、やがて枯渇する化石燃料の代替エネルギーに争点が移るでしょう。原子力か、バイオマスなどの新エネルギーかという選択です。いずれを選択しても、大気中の二酸化炭素を増加させることはありません。けれど、原子力を選択した場合、地球温暖化に代わって、放射能汚染という厄介な問題を増大させることになります。
 あと、地球には莫大な太陽光が降り注いでいるという事実を沈思黙考さんは見逃しているという気がするのはわたしだけでしょうか?

September 27, 2005

投稿者 T・K 

 久しぶりに投稿させていただきます。ただの素人です。神保さんが最近エコ関係の話をしなくなったのが気になっています。
 「温暖化」に限らず或る主張に対して異を唱えることはタブーどころかその主張を検証する意味でも是非とも必要なプロセスだと思います。
 しかし「温暖化」の問題では科学的な決着がついていないからと言って現状を放置しておくリスクが計り知れないのも事実です。
 将来の成り行きが不透明であればあるほど可能性としての悪い方向への備えを担保しつつ進むのが得策だと思います。結果として取り越し苦労で済んだら保険と同様結構なことだと思います。
 私はいつも子孫への責任と言うことを強く考えさせられます。

September 28, 2005

投稿者 沈思黙考 

「びんごばんご」さんの啓発(笑)に対して、コメントしたいと思います。
 先ず、私の立場ですが、放射性廃棄物を生み出す原子力発電と「大気中の二酸化炭素を増加」させる火力発電とを、エネルギー安全保障上、地球温暖化(環境破壊)いずれの観点からも同列で扱うことはあり得ません。
地球温暖化(環境破壊)の観点から、CO2濃度と地球温暖化の推移の矛盾についてコメントした槌田敦氏の研究ノートを紹介しておきます。
http://env01.cool.ne.jp/ss04/ss041/ss0412.htm
地球温暖化は温室効果ガスが原因だとブッシュ大統領が発言したので、「政治的な決着は既についたと言えます」とのことですが、小泉自民の大勝利で、郵政民営化は「政治的な決着」をみたのかもしれませんが、郵政民営化よりももっと大切な課題(例えば、年金、消費税)があるように、地球温暖化(環境破壊)問題の原因としてのCO2は、喫緊の課題ではない・・・
太陽光を考慮しても尚、余りある重要な問題(放射性廃棄物)があるというのが、私の立場です。
ちなみに、火力の問題は、CO2にあるというよりも、NOx、SOx(酸性雨)にあるのではないでしょうか?中国の石炭は硫黄分が多く、黄砂共々、日本に被害が及んでいるのは、周知の事実(例えば、九州大学の校舎が受けた被害)です。脱硫・脱塵技術に優れた日本の本領が発揮される舞台ではないでしょうか?
 原発が稼動する限り増え続ける使用済み核燃料と称する放射性廃棄物・・・広島型原爆に換算して200万発を遥かに超える死の灰が、我が国には既に存在しております。
放射性を失う(プルトニウムの半減期は2万年です・・・2万年経っても恐るべき毒性はたったの半分にしかなりません)まで冷却(地震等で冷却水を失うと誘爆するのがプルトニウムの特徴です)しつつ封鎖する以外、放射性廃棄物の処理方法はないのです(← 南の島に投棄する等、手前勝手な公共性を謳うのなら、話は別です)。
純粋なプルトニウムですら、人類の手に負えるシロモノではないのですが、これ以外にも、様々な放射性元素の坩堝となっているのが、放射性廃棄物であり、個々の素反応を掴んだところで、全体の連鎖反応を捉えることなどとてもできないお化けなのです。
火力発電所の10倍以上の建設コストをかけて、寿命30年~40年(←原子炉も被爆するからです)の原子炉を、数千年、或いは数万年単位で封鎖管理するコストを、「びんごばんご」さんは「放射能汚染という厄介な問題」ではなく、「経済性の観点」から考えたことはございますか?
付言しますが、原発そのものを動かしているエネルギーは、原子力ではないのをご存知でしょうか?原発は、原発自身によっては維持できないのです。以下、原発の問題点を列挙しておきます。
①出力調整の難しさ・・・
制御棒を原子炉から引き抜くことで出力を増加させるのですが、誤って臨界点を越えたとき、マイクロ秒以下で炉心停止(制御棒をマイクロ秒で原子炉に差し戻すことなど技術的に不可能です)しない限り、原子炉は原爆となるのです。省エネの観点から不可欠な出力調整(冬から夏にかけて電気使用量は増加します)を原発で行うなど、命知らずの所業という訳です。
②安全保障上・・・
かつて、イスラエルは、イラクで建設中の原子炉を空爆で破壊しました。
我が国には50基もの原子炉があります。空の安全を保証できると考えるのは、愚か者だけでしょう。たった一基の原子炉を破壊するだけで、空からだけでなく、地下水を通じ、全国がチェルノブイリ並みに汚染され、日本は居住不可能になってしまいます。
③直下型地震による破壊・・・
世界の地震帯をご覧下さい。
http://www.iris.edu/seismon/
地震とは縁のないフランスとは異なり、日本は活断層の塊りです。原発の耐震技術の限界は、せいぜいマグニチュード6.5と聞いております。
富士山を遥かに凌ぐ大きさの岩盤が、激しく縦揺れする直下型地震において、原子炉(大きさ100m?)が破壊されないなどとホザく地震学者は、クソ以外の何物でもありません。東海大地震が予想される静岡県の浜岡原発は、ビスケットよりも壊れやすい破砕帯の上に建っております。
④「経済性の観点」・・・
広瀬隆さん講演記録をご覧下さい。
http://www1.fctv.ne.jp/~sksknet/genpatu/hirose.htm
東京電力は、原発のコストがかさみ、有利子負債10兆円(年利4%)を抱えております。10兆円の4%=4000億円、毎年4000億円、利子だけ払っている訳です。首都圏、1都6県で4000万人として、4000万人で4000億円を割ると、1万円です。平均的な1世帯4人家族で年間4万円、電気代ではなく、借金の利子を払っている訳です。関西電力も同じはずです。日本全国原発抱えている9電力を全部足すと、旧国鉄を超す30兆円の有利子負債を抱えた破綻企業が出現する訳です。高額の電気料金(←原発が原因であることは、地球温暖化の原因=CO2よりも遥かにはっきりした因果律です)が、日本企業の国際競争力の足枷となっているのも周知の事実です。
 化石燃料の枯渇を憂う「びんごばんご」さんに対し、エネルギー安全保障上の観点からコメントして、結びといたします。
新技術によるオイルシェール由来の石油・・・アメリカ3州(コロラド、ワイオミング、ユタ)のオイルシェール埋蔵量は半端ではありません。
地殻の下部にあるマグマからの天然ガスは、事実上、無限だと私は考えております。化石燃料の枯渇どころか、余りある石油資源(オイルシェール)を抱えたアメリカを向こうにまわし、各国が(メタンハイドレートを含む)天然ガスで立ち向かう時代の幕開けが近いのではないでしょうか・・・
「バイオマスなどの新エネルギー」をイチオシているようですが、この中に含まれるのは、地熱や風力や太陽光であって、天然ガスが入っているようには思えず、火力の再考を皆に喚起したいと考え、筆を執りました。
二酸化炭素のバランスを意識して図る必要があるバイオマスに関して「大気中の二酸化炭素を増加させることはありません」というのは、言い過ぎです。← 化石燃料を燃焼させても、植林(花粉症が起こる場合がありますが・・・)等でCO2のバランスをとれば、「大気中の二酸化炭素を増加させること」はないのです。

October 1, 2005

投稿者 tj 

びんごばんごさん

 神保です。

 エコの話最近してない感じがしますか。それはいけません。
環境問題は私のライフワークですので、そのように言われないようもっとがんばります。

 ただ、実際にテレビ企画としてはなかなか環境問題はいろいろな理由から通りにくくなっています。もちろんスポンサーとのバッティングもありますが、むしろそれよりも、そういう重い話や面倒くさい話は、視聴率が取れないのでやめておこうという雰囲気が各局とも非常に強いため、こっちもちょっと企画を持ち込むこと自体が面倒になってしまうところもありました。特に最近は、保守化の流れか何かしりませんが、環境や人権企画に対して、イデオロギー的な偏りを理由にいちいち文句を言ってくる勢力もいるようで、それへの対応が面倒になっていることも、メディア側にそういった企画を思いとどまらせている要因になっているようです。

 だけど、別に環境問題を重く面倒くさい切り方で切るばかりが能ではありませんので、そのあたりは工夫しつつ、もっとどん欲にやっていきたいと思います。

 また、丸激は少なくともスポンサー圧力には無縁ですので、しばらく政局のニュースに追われましたが、政局が正常化した今、また丸激でもエコ企画を復活させて行きたいと思います。

 オタク企画なってやっていてこんなこと言うと怒られるかもしれませんが、実際のところ結構やらなければならない企画がいっぱいあって、手が回らないくらいなんですよ。

October 3, 2005

投稿者 T・K 

何万年・何億年という悠久のサイクルの気候変動とここ20~30年から21世紀にかけての急激な変化とは同列ではないから問題になっているのではないでしょうか。地球シュミレーターのシュミレーションだって楽観出来る結果が出ることもあるのでしょうか?
 いずれにしても推測です。なのに、「現状でOKだ」とgoサインを出すのは無責任です。そういう合意の下に例えば京都議定書はあるのではないでしょか。デュウプロセスとして必要なことなのだと思います。
 

October 5, 2005

投稿者 Gershwin 

神保哲生様

日本の大手自動車メーカーで環境対応自動車開発に従事する30代技術者(会社員)です。仕事柄、温暖化問題の記事には強く関心を寄せております。

私の「地球温暖化問題」に対する解釈は「EUとアングロアメリカンによる石油資源確保のための陰謀説」です。
「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は自分たち(EUとアングロアメリカ)以外に石油・天然ガス資源を使わせないために地球温暖化防止キャンペーンを普及させた」という説です。剥き出しの奪い合いについて歯に衣を着せてモノを言うヨーロッパ人の知恵なんだろうと思っています。藤井耕一郎著「幻の水素社会」(光文社ペーパーブックス)はこの立場で著述しています。

私はアメリカングローバリゼーションの恩恵を被る自動車メーカーの会社員ですから本来コメントする立場に無いのかも知れないと諦観しておりますが敢えてコメントさせていただきます。(温暖化とCO2は関係ないという説を出しているシンクタンクにはGMがカネ入れてるんですよね。うーん・・・。)

自動車メーカー開発現場担当者の環境問題への意識について。環境保護に対する意識は高いと思うのですが、国際政治の背景にまで思いを巡らしている人はやはり少数派と言わざるを得ません。

日本の自動車メーカーがZEV(zero emission vehicle)の開発に力を入れる理由について。表面的理由は環境保護で、実際的理由はカリフォルニア州の排ガス法規対策です。カリフォルニア州である決められた台数のZEVを販売しないと、普通のガソリン自動車の販売数に制限がかけられるというものです。因みにカリフォルニアの排ガス規制は全米で最も厳しいものとなっているので、これに合わせて低排ガス車の開発を行います。

話を戻します。

神保さんにおかれましては

「EUとアングロアメリカンによる石油資源確保のための陰謀説」、
「冷戦終結にともなうフランス原子力産業巻き返し説」、
「COP3における日本一人負け状況」

などについては重々ご承知の上でなおかつ”予防原則として「地球温暖化問題」を「全地球的問題」と仮定してリスク回避すべきだ”とお考えであると私は理解しております。住明正氏(東京大学気候システム研究センター教授)も政治問題の絡みを認めながらも予防原則の適用をすべきという見解を出されています。

私自身は「地球温暖化問題」を「エネルギー安全保障問題」および「南北問題」と認識し直すべきという考えで、対応する施策の中身としては

(1)省エネルギー
(2)自然エネルギーの導入
(3)日本におけるエネルギー多消費型生活文化(米国グローバリゼーションの表層の一つ)に対する価値観の見直し
(4)途上国支援の中身をエネルギー多消費でない自立・持続型社会の建設(社会開発)にするよう変更

を考えています。

ここにおいて「地球温暖化問題」はリスクとしては小さいものだと解釈し、予防原則適用(「地球温暖化問題」を「全地球的問題」と仮定する)の優先順位は低いだろうという判断をしております。リスクは小さいと考える根拠は沈思黙考さんも引用されている槌田敦氏(名城大学商学部)の研究データです。

こちらは「温暖化したからCO2が増えた」、「温暖化する理由は太陽光と地球の受光能」という主張です。大気中CO2濃度変動のメカニズムとしては「大気温度が上昇」→「海水温度上昇」→「CO2が海水に溶けにくくなる」→「CO2が大気中に放出される」ということであり、CO2の海水への溶解現象(簡単な物理化学)として地球温暖化とCO2の関係を考察されておられます。そしてまた最近の温暖化の原困は,活発化した太陽活動と熱帯と北極での対流圏大気の汚染に求めるべきとしています。

私の考える、より重要な地球環境問題は
(A)「大気・水質・土壌汚染(核・化学物質など)問題」
(B)「地球寒冷化問題(もし起こるとすれば温暖化よりも深刻、暖房需要が急騰する)」
(C)「森林破壊による大気中酸素減少化(あまり言われないが、本当に起きたら人類皆酸素欠乏症になる)」です。

(A)排ガス規制も厳しくするべきだし、クルマの燃費も下げるべきですが沈思黙考さんと同じく、核廃棄物汚染問題の方が地球温暖化問題よりも遥かに深刻で、焦眉の急を要する問題であると考えております。
(B)これは良く分かりません。もし起こったらもう赤道に向かって民族大移動するしかないだろうと思います。
(C)緑地の破壊が極端に進めば(3)の酸素欠乏という末期的な環境問題が生じる筈です。緑地の減少速度と大気中酸素濃度低下速度の関係については詳しいデータを見たことは無いのでこれ以上コメントできません。

京都議定書(COP3)のCO2削減目標値については日本は一人ぼろ負けとなってしまいました(追伸を参照してください)。しかし一度受け入れてしまった以上は守り抜くのが近代国家としてはベターと思っております。サンフランシスコ講和条約みたいなものと思うしかないと考えます。また、世銀が砂漠化させてCO2循環(吸収)を減少化させた分の評価がCOP3に反映されていないのは不合理だとも述べさせていただきます。

「EUとアングロアメリカンによる石油資源確保のための陰謀説」は「資源エネルギーを巡る文明の衝突」と解釈した方がいいかもしれません。何十年も先を見越した長期戦略を巡らす「欧米諸国」と、何の戦略も持たない「日本」とでは損得勘定のレベルが相当に違っていて話にならないというのが陰謀論者としての私から見た日本に対する印象です。

以上。

追伸:

以下延々と書いている文は、「地球温暖化問題陰謀説」を認識するに至った周辺情報と私の解釈を加えた文章です。(多くの情報は既に神保さんもご存知と思います。私の解釈をご一読頂いてご感想を頂ければ幸いです。)一番最後に、因果関係が明確化された環境問題にこそ優先的に取り組むべきだとして、一例として「森林の豊かさが漁業資源に豊かさを与える自然のシステム」の紹介をしております。ご参考までにお読みください。

それでは以下、陰謀説についてです。

まず前提として申し上げておきたいのは、私自身はアメリカングローバリゼーションの恩恵を被る自動車メーカーの会社員という立場です。

しかし、エネルギー多消費型生活文化(米国グローバリゼーションの表層の一つ)に対する価値観の見直しが、環境問題を考える上では重要と思っております。日常におけるモノとエネルギーの節約、自然エネルギーの導入は積極的に進めるべきという認識を持ち、遺伝子組み換え作物には反対です。

さてそこで地球温暖化問題ですが、「出自と信憑性」については冒頭に申し上げたとおり「怪しい話」と思っています。

私が気になるのは、NASAの気象学者ジェームス・ハンセン博士(1988年6月 米上院エネルギー委員会で証言)以外の地球温暖化問題普及の立役者、ロバート・ワトソン、レスター・ブラウンのことです。ロバート・ワトソンは丸激トークオンデマンドでは悪名高い「世界銀行」の環境部長を経てIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の議長となりました。レスター・ブラウンはその著作「環境白書」(毎年出版)において、環境問題の現状報告として南の国の人口増加率を一貫して取り上げているのですが、「先進国と途上国の分け前(南北問題)」をとても気にしているようにも受け取れます。そして著作「エントロピーの増大」「水素エコノミー」で知られる文明批評家ジェレミー・リフキンも気になります。

世界銀行については私もスーザン・ジョージの著作を読んでみました(「世界銀行は地球を救えるか」)。神保さんが番組中で繰り返し述べておられた通りに描かれており、「市場原理主義経済を布教する機関で、途上国社会の経済持続性・自立性を奪い、環境破壊も促進している南北問題の元凶」とされています。ハゲタカに餌場を作って提供する機関という見方もできます。このような世銀の環境部長の経験があるロバート・ワトソンならば、途上国の人口増加・環境・資源などといった情報によくよく通じている筈です(論理的でなくてすみません)。でも胡散臭いです。世銀で酷い実態を見てきたからこそ地球的環境問題に目覚めた人なんだということもできますが、私は容易には同意しにくいです。(私もいつのまにか不安ベースの思考にはまっているのかも・・・。)

ジェレミー・リフキンはEUの欧州委員会プロディ委員長の顧問を勤めた経歴を持っています。リフキンの著作「水素エコノミー」は石油に依存しない新エネルギーとしての水素(燃料電池に使われます)に関して述べており
燃料電池関連文献としては非常に有名です。ところがこの著作には、石油埋蔵量がイスラム諸国に偏っていることに鑑みてイスラム脅威論を述べている文脈があります。まさに不安ベースの思考からリフキンは「イスラム教偏向のグローバル化」と言う言葉を使ってイスラムの脅威を大いに懸念しているのです。ネオコン的だと私は感じました。

ちなみに水素は天然資源でありません。水から電気分解で水素を取るにしてもエネルギーが必要です。大量に水素を得ようと思ったら、現在では化石燃料にエネルギーを加えて化学反応で水素を取り出すのが普通です。これは燃料改質と呼ばれるconventionalな技術です。化石燃料を原料とした場合の総合効率では、現在のところ水素燃料電池発電は火力発電を凌駕しません。もちろんコストは凌駕します。燃料電池自動車はと言えば、大型で高圧(350気圧)の水素タンクを積んでもガソリン車並の航続距離が得られません。水素はエネルギー密度が小さく、有効な貯蔵技術の目処もついていません。

さてIPCCのロバート・ワトソンに話を戻して何が言いたいかというと冒頭の「陰謀説」です。「石油・天然ガス資源は先進国だけが使うから、お前ら(途上国?)は使うな」と言っているように思います。この”お前ら”に日本も入っているように思います。

南の途上国が困ってしまい、自ら石油を使わないように仕向けるためには地球温暖化キャンペーンが有効だろうと考えたのではないかというのが自説です。ここのロジックはうまく説明できませんが、寒冷化を言うと北側先進国が困ることは明らかなのでその逆を言っているのではないかということです。北側の先進国にとっては間違いなく温暖化よりも寒冷化の方が深刻です。温暖化して2,3度気温が上がる程度なら、寒い国にとってはhappyなことが多いと私は思います。暖房エネルギーの節約、農地の拡大および農産物の多様化、不凍港の増加など。

因みに海水面と陸地面の関係は地面の隆起と下降によっても変化します。内陸部に”海岸を想起させる地名”があるのは地面の隆起と下降によって、昔と海岸線が異なっていることの証拠ではないかと思います。
(例えば新潟県の新津には海岸はありません)

私の解釈はかなり強引だと自分でも思いますが、神保さんはどう思われますか?。

世界が認識する地球環境問題としては、1980年代半ばまでは実は「地球寒冷化」が主要な懸念課題でした(レスター・ブラウンの「地球温暖化説」もありましたが主流ではなかった)。つまりローマクラブの「成長の限界」が発表された当時は「地球寒冷化」が主流だったわけです。そしてNASAのハンセン証言(1988年6月)以降、劇的に「地球温暖化」が主流になります。これは東西冷戦の終結(ベルリンの壁崩壊は1989年11月9日)に重なる時期です。

私が小学生の時に見た「がんばれロボコン」という子供向け番組(1975年ごろ)で「地球は第4氷河期に向かっているのに・・」というセリフがあったことを実は私は覚えています。地球は今に寒くなるんだというイメージがある程度一般に普及していたのかも知れませんね。神保さんの年代ではどのようなイメージを当時はお持ちでしたか?。文芸春秋1974年4月号「氷河時代は来るのか、ヨーロッパやニューヨーク市が氷河に埋もれるとき」、
週刊現代1980年9月18日号「ついに氷河期に入った!北半球の雪氷面積が急増中」といった記事があったそうです。
 現在は氷河期と氷河期の間の間氷期だそうで、この間にも地表温度の変動はあるそうです。また、惑星間引力による地球と太陽の距離の変動というのも現在では明らかになっており、この影響による気候変動もあります。

地表温度データについて言えば、
(1)1940年から1980年の間のほぼ横ばいの傾向(IPCC「the 3rd assesment report-climate change 2001」)をどう見るのかということ
(2)そもそも実測データって140年ぶんくらいしかない筈なのに、浅岡美恵氏(気候ネットワーク)がvidonewsさんの番組で出された4~5万年間分のグラフの科学的根拠

について疑問を感じております。

(2)については産業革命以前(の4~5万年間?)は地表温度は安定していたとされるグラフとなっていますが、地球物理学的、宇宙物理学的あるいは考古学的証拠はそのグラフデータをどのように支えるのでしょうか。データの出所をお教え頂ければ幸いです。

一方で、東京都心の夜間のスコールは都市廃熱由来のヒートアイランド現象によるものと考えて間違いないと思います。地球温暖化と都市温暖化は現時点では区別すべきで、都市温暖化に具体策を投入すればよいと思います。夏季はビル外壁や路面に大量の打ち水をするのが現実的のように思います。首都圏の場合、水は地下鉄路線から汲みまくっているのだから充分あります。路面に撒くのは将来的に何とかなりそうだと思います。ビルの屋上に雨水を貯められるようにするのはコスト高ですがローテクで足りると思います。

京都議定書(COP3)はGDPベースでCO2削減目(2008年~2012年)を決めてしまったんですよね。よく知られているように日本産業界は既に石油ショック後、省エネルギー技術を進めてきたのでCO2排出の削り代は少ないです。そのため日本の削減目標がEUの様に「石炭を天然ガスに転換するだけで達成できるような簡単な目標となっていない」ことは有名な話です。ロシアなどから高い値段で排出権を買わされるという、COP3日本一人負けの状況をメディアはもっと国民によく説明するべきです。
主要国でのGDP当たりのCO2排出量(エネルギー消費量も)は日本が最少なのにも関わらずですよ。
 「世銀由来の砂漠化によるCO2吸収量の減少分」に関するまっとうな見積もりを出し、先進国間でその責任分担を明確化した上でCOP3の削減目標が決定された訳では無さそうです。アフリカの砂漠化は世銀・IMF=アメリカ・EUがA級戦犯ですよね(日本も有罪には違いないですが・・・)。

浅岡美恵氏(気候ネットワーク)はvidonewsさんの番組中で、日本のCO2排出量好成績の原因として気候的要因(温暖な先進国であること)、生活習慣(電車ですし詰めのエネルギー効率のよい通勤移動)を挙げ、これから日本人はさらに生活利便性を求めるので今後成績は悪化するだろうと述べておられます。
 しかしだからといって、先進国中では比較的温暖な日本が買わされる排出権の値段は適性と言えるのでしょうか。兆円単位だと聞いてますが・・・・。それを国会で充分に論議した上でCOP3に批准したとは到底思えません。目標は1990年ベースで-6%削減なので、2005年ベースだと-13%くらいかと思います。GDPをその程度に減らすということはこのデフレ時代に大変なことですよね。「世銀由来の砂漠化によるCO2吸収量の減少分」はどうしてくれるんだという感じです。

経産省と環境省の争いは悲しさを通り越して呆れます。
何十年も先を見越した長期戦略を巡らす「欧米諸国」と、何の戦略も持たない「日本」とでは損得勘定のレベルが相当に違っていて話にならないようです。

京都議定書(COP3)も日米構造協議のような日本包囲作戦の一つとでも解釈できるんじゃないかと私は疑っています。排出権買取=環境税ということすらよく知らない人も日本では多いのではないでしょうか。そしてやや唐突なクールビズ、ウォームビズ運動は環境税導入のための見え見えのマインドコントロールであり、毎日新聞などは珊瑚が海水中CO2の増加で溶け出しているという人々の感情に訴えかける記事を掲載して、政府をサポートする側に回っています。

日本が議長国になったのだって、日本政治家が陰謀に引っかかったんじゃないかと私は感じます。「名誉なことだと日本人は思うだろう」「議長国なんだから不利な条件でも仕方なく批准するに違いない」と他の先進国が考えたのではないのか・・・と。COP3批准当時は米国に追従しない政治決定として「よくぞやった!」とある種清々しい空気がメディアによって日本国内に流通していたと思うのは私だけでしょうか。

ブッシュが地球温暖化を人為と認めた背景であるとか、ローマクラブの背景についてはもっと詳しく番組中でご紹介ください。私はこの地球温暖化問題は本質において資源枯渇の危機から生じており「南北問題」、「キリスト教国対非キリスト教国(イスラムだけでなく)問題=文明の衝突問題」、「人口問題」という背景があるのではないかと思うのです。

なんだか日本で流通する地球環境問題は不良債権処理問題に似ているようにも感じます。現業に疎いが高い立場にいる金融業者が上から改革を進めているようなイメージです。

私は予防原則を否定はしませんが、もっとよりはっきりしている個別の環境問題をひとつひとつやっていくことの方が重要と思います。一例だけ紹介しますとともに拙文を閉じさせて頂きます。

汽水域(東京湾のような河川水が注ぐ海で、淡水と海水が交じり合う海域)の保護のための森林育成の問題。
(海の砂漠化を救う「牡蠣の森を慕う会」代表の畠山重篤氏の文章を引用)森の広葉樹が”地中鉄分を植物プランクトンや海草が吸収できる形”のフルボ酸鉄とし、これが河川を通じて流れることで汽水域に鉄分が供給され、湾内で取れる漁業資源生物の栄養源となるのです。鹿児島湾には大河川の流入が無いので、東京湾の方が漁獲が多いという現象が見られます。日本の植林事業が戦後、針葉樹に偏ったことが原因で汽水域はやせていきました。また、針葉樹は根が浅く落ち葉は腐りににくいため保水性が悪く、拡大造林は土砂崩れを頻繁に生じて、山中にたくさんの砂防ダムを作らざるを得ない事態を招きました。

November 5, 2005

投稿者 Gershwin 

神保さん

前投稿文に色々と書いたのですが、何だか政治的背景に関する状況証拠からのみ地球温暖化問題の出自を疑っているかのような表現となってしまったのでもう一度投稿します。

私は技術屋で、まず槌田敦論文(地球温暖化問題CO2原因否定説)はhttp://env01.cool.ne.jp/ss02/ss023/ss0231.htm#top
科学的論証力が非常に高いと考えております。また今のところこれに対する反論は足りてないと考えております。その後、この問題には政治的背景があまりに強いという認識に至りました。

地球温暖化は嘘だったことを仮に証明できたとしてどうすればいいかというと私は「資源エネルギー枯渇」「核・化学廃棄物汚染」に対しての具体策を重要視すべきと考えています。

温暖化対策が資源エネルギー枯渇対策に直結すればよいですが、原発を使うと石油を余計に使ってしまいます。また高速増殖炉以外の濃縮ウラン原料を燃料とする原子力発電はウランの枯渇とともに終了せざるを得ず、発電量ベースでのウラン埋蔵量は原油のそれとは比較できないほど少ないものだということも良く知られた事実です。

名城大学(愛知県名古屋の大学)の槌田氏はもしかするとトヨタから研究費をもらっているかもしれません。(私は全く分かりませんが、そんな気がしないでもないです。)また私自身が自動車メーカーの人間なのでこんなこと書いていても信用されそうも無いですが、世の中は圧倒的に地球温暖化問題に対して「肯定説」なのだから神保さんにおかれましては、否定説の立場の人(科学者)を丸激のゲストにお呼びになっても良さそうに思います。懐疑派・否定派対肯定派のゲスト同士で対論という形でも良いかもしれません。

神保さんが「ようやくブッシュ大統領は地球温暖化を人為と認めた。」と丸激でおっしゃっていましたがその背景を是非お調べいただきたいと切に希望します。

私の場合、もし槌田論文の論証力が無ければ、背景が政治的だろうが何だろうが「全地球的に懸念される問題」なのだから「予防原則は適用した方がよい」という認識であったろうと思います。実際に4年前くらいまでは私はそのような認識でした。

>私は科学者ではないので、色々な科学者の意見を聞いた上で、
>もし地球温暖化が事実だとしたら、これは大変なことになるとの認識を10年くらい前から持ち始め、
>それがまちがいであることを祈りつつ、この問題を取材してきました。

>しかし、地球環境問題に対しては、予防原則(precautionary principle)無くして議論は成り立たないというのが私の立場です。
>これは、グレーゾーンにあるものをクロとするのではなく、だからといって、
>100%証明されていないからシロとしてしまうのでもなく、
>グレーのものについてはグレーなりの対策を取っていこうではないかという考え方です。

上記の神保さんのお考えを否定するつもりはありません。非常に筋が通っています。しかしこの問題がグレー、クロ、シロどれなのかについては今一度再考されてもよいではないかと思うのです。

まずは「なぜ地球温暖化が問題なのか」という議論を改めて番組内で科学者(プロ)に論じさせて、視聴者にも考えさせるというのはいかがでしょうか。シロ派、グレー派、クロ派の3パターンの科学者の意見を伺いたいですね。

グレーである場合、予防原則を適用することには考慮の余地があります。核・化学廃棄物、遺伝子組み換え食物などのクロもしくはクロに近いグレーのテーマが世の中に存在する以上、地球温暖化ごときは予防原則適用の優先順位を下げるべきという考え方もあり得るからです。

神保さんもご存知のとおり、アメリカでも原子力産業系御用学者リンゼンのグループと石炭産業系御用学者シュナイダーのグループの対立があります。気象学者は予算取りの関連でどちらかを選ぶといった有様です。
結論ありきの立場からの議論は無意味ですが、しかしながら「なぜ地球温暖化が問題なのか」という本質部分を科学者に論じさせて視聴者がそれを考えるというプロセス自体は必要です。

そして視聴者も科学的知識を身につけていかなければいけません。ここが重要です。そうでなければ科学的問題に関する報道についてのリテラシーは身につかないからです。

番組中に出てくる気候ネットワーク、WWFなどという立場の人たちはなるほど企業からカネをもらわず中立公正な立場かもしれません。しかし、私から見ても彼らは高いレベルの考察はしてないと感じます。彼らが引用する科学的情報にしても結局、賛否どちらかの陣営の科学者のデータなのではないでしょうか。彼ら自身で咀嚼できているかどうか不安です。

何を言うかでは無く、誰が言うかによって物事の成否が決まるのが現実社会ではありますが、NPOだって結論ありきの議論をしているような気がするのは私だけでしょうか。神保さんご自身がライフワークとして取り組まれておられるならば、予防原則適用可否に関する議論は常時再考されるとよいかと思います。

技術的解説は視聴者には分からないということはありません。金融業に従事する視聴者が経済解説を解するように、技術研究に従事する視聴者も技術解説を解します。自然エネルギーの導入についても、製品の耐用年数、製造時のCO2排出量、生涯発電量当たりの生涯CO2排出量、発電コストのデータを紹介していただかなくてはいけません。原発についても同様ですね。

神保さんは物事の本質の難しかさを安易に噛み砕かずに「重要な問題とは本来難しいものだ」という、(猪瀬直樹さんに似た)報道スタンスをお持ちのようですから、地球温暖化に関しても素人解説でないものが欲しいですね。

何通りかの科学解説を咀嚼した後に、地球温暖化現象は予防原則適用に値しないという意見を持つようになる
技術系の視聴者はかなりいるんじゃないかと私は思います。

COP3のCO2削減目標について。決まったことは守らなければ仕方ないです。以下はグチです。日本の産業構成上、外貨を稼いでいる強い産業はモノづくりでありCO2排出が多くなるような構造だということは鮎川ゆりか氏(WWFジャパン)の番組中でもご紹介されています。しかし世界の消費者がそれを享受している(買っている)ということをどう評価するかも考えて欲しい。ソフト開発をやって儲けた利益でCO2排出の大きい関連商品を買う人とCO2排出の大きい関連商品を作って売る人は同等です。

環境に関する取り組みにおいて、(モノづくりの国の)日本は国際基準に達していないという主張は奇異なものと感じざるを得ません。どうあってもモノづくりはソフトづくりよりもCO2排出は大きくなるに決まっているということを含めて戦略思考でこの問題を捉え直して欲しい。

日本の省エネルギー技術、リサイクル技術などの環境技術を国際比較した内容も番組内でご紹介いただきたいと思います。


November 11, 2005

投稿者 沈思黙考 

> 私は「資源エネルギー枯渇」「核・化学廃棄物汚染」に対しての具体策を重要視すべきと考えています。
beat & NSX さんのご意見は、上記に集約されているように思えます。
私が、環境問題に格好をつけて、地球温暖化問題を放射性廃棄物問題に換言したのは、環境問題の末路を端的に教えられたからです。
最も危険な放射性廃棄物の処理について、実現可能な安全対策が砂上の楼閣にすぎないことは、beat & NSX さんもご承知のはずです。
どのような外壁で封鎖しようとも、その外壁自体いずれは被爆して跡形もなくなる・・・誰かが安全状況をモニターし続け、必要とあらば修繕を施し、定期的に封鎖しなおす・・・そんな日常を数千年以上に渡って継続していく・・・その間、戦争、テロ、地震、人為ミス、経済崩壊・・・いずれが起こっても連鎖的にメルトダウンする蓋然性が飛躍的に高まるのです。
ダイオキシンや有機水銀のように放射性廃棄物も、食物連鎖を通じて、じわじわと人類に押し寄せてくるか、突発事故等で一気に押し寄せてくるか、いずれかを想定せざるを得ません。
残る選択肢は、廃棄物自体を日本の外に押し付けるか、民族大移動です。
一昔前ならいざ知らず、これだけ情報網が発達してしまうと、放射性廃棄物を他国に押し付けることなど許されないでしょう。

宮台先生が述べていたスイングバックに対する懸念・・・
ネオリベで一端懲りて第三の道へと揺り戻すにも、臨界点を超えてしまえば戻るに戻れなくなる・・・
東海村の実験炉程度で済ませておけばまだ良かったのです。
戻るに戻れない・・・それが放射性廃棄物処理問題です。
中国残留孤児の史実が想起されます。財力のある者から順次亡命・・・残されるのは移住できない日本人・・・
沖縄が救いの手を差し伸べてくれるでしょうが、一億人は無理でしょう。
スペース・シャトルで宇宙に運ぼうにも、世界中の総量を勘案すれば、重過ぎてとても無理です。
原子力で動く鉄腕アトム・・・随分な様変わりです。
未来に針の穴ほども明るい展望がない・・・それが放射性廃棄物処理の世界です。
勇気ある科学者に最終確認を求めたとして、後に残るものは何でしょう?

November 11, 2005

投稿者 Gershwin 

沈思黙考さん

古いentryのテーマについてのコメントなので誰にも読んでいただけないだろうと思っていましたのでビックリです。ただ私の文章力だと言いたいことが発散していたようです。

(1) 問題をゼロベースで考えて見ることの必要性

現在、小泉政権下で行われている日本の社会改革目標としてハイエク型新自由主義を受け入れていいのか再考すべきと神保さんは常々おっしゃっています。しかし、その神保さんも、”自分は科学の専門でない”という理由で地球温暖化問題を所与のものとして受け入れいていらっしゃるように私には見受けられるのです。この問題をもう一度疑ってみるといった観点の番組作りはしてらっしゃらないと。

マル激という番組も神保さんのご意思で作られているので、神保さんのご結論がどうしても先に立たざるを得ません。(報道番組と言っても純然たるノンフィクションではないです)しかし番組での議論の質が高いと思うからこそ私は視聴しているわけです。

その神保さんが地球温暖化問題に予防原則を適用するという前提で番組作りをされるからには、どのようにこの問題がグレーあるいはクロであるのかという議論を是非していただきたいと思うのです。私は現業の場でこの問題に近しいので特にそう感じるということです。

何しろこの地球的問題の歴史には

1950年代 暖冬続きで地球の温暖化が問題になった.南極の氷がとけて海面が上昇し,大都会が水没するおそれがあると騒がれた.

1970年代 気温が上がらず,地球寒冷化が問題となった。

1980年代 人間の排出するCO2が地球温暖化問題を引き起こすと騒がれた。

2000年代 京都議定書で決められたCO2削減目標を各国が実行に移す。

といった経緯があります。

科学者の対論があってもいいと思ってます。中立な立場のNPOの人は神保さんの結論を繰り返し言っているかのように思います。


(2) 地球温暖化問題の背景について

私は、神保さんご自身は核廃棄物処理の深刻さについてよくご存知の筈と思っております。原発は世界的にも縮小の方向であること、この問題は深刻だという世界的認識が既にあるために番組中では優先的に取り上げておられないのかと思います。

斜陽化した原子力産業の巻き返し説についてですが、私の理解では

EU&アングロアメリカは「原発はコスト高で新規建設はあまりできない」と観念したのだと思います。そして限られた石油・天然ガスを自分たちだけで使うための地球温暖化防止キャンペーンを始めたのだろうと。

November 16, 2005

投稿者 沈思黙考 

田中宇氏のコメントを紹介します。

 『地球温暖化京都会議への消えない疑問 』  1997年12月16日
http://tanakanews.com/971216COP3.htm
 抜粋
1995年のマドリード会議からの一連の流れを見ると、本来の「地球温暖化を防ぐ」という目的ではなく、理由はどうあれ「二酸化炭素を削減する」ということが目的とされていると感じざるを得ない。・・・ヨーロッパは環境重視による社会のコスト高に悩んでいる。一方で、最近になって急速な経済発展を始めたアジアの国々では、環境問題があまり重視されず、環境保護にかかわるコストを負担せずに安い製品を作って世界中で売り、ヨーロッパの高い製品を駆逐してしまった。これではヨーロッパ諸国としては割り切れない。・・・ヨーロッパは高福祉社会だっただけに、福祉のコストも上乗せされるため、商品を安く作れない。何らかの歯止めを掛けねば、とヨーロッパの当局者が考えても不思議はない。
 ← 様々な意味でステイクホルダーである欧州をどう眺めるかである。

 『地球温暖化問題の歪曲』        2005年8月27日
http://tanakanews.com/f0827warming.htm
 抜粋
国連の気候変動パネルは、2000人以上の専門家で構成される委員会で、過去に何回か激論が戦わされた。だが、この委員会は、国連で各国の政治家があらかじめ決めた「温暖化対策を行う」という結論に、科学的根拠を示しながら説明をつけることが任務であり、温暖化対策を行う必要があるという結論を出すことが、最初から運命づけられていた。
 ← どこかの国の食品安全委員会の構図には普遍妥当性ありや?

 『欧米中心の世界は終わる?』      2005年9月6日
http://tanakanews.com/f0906multipolar.htm
 抜粋
地球温暖化問題は、先進国が発展途上国の追いつきを阻止するという政治的な効果を持っていると感じられる。先進国は、経済の中心が製造業から金融業などサービス業に移行しており、二酸化炭素を排出する時期は過ぎている。だが、これから経済成長しようとする発展途上国は、二酸化炭素をより多く出す製造業が頼りである。・・・長期的に見ると地球温暖化対策は、途上国の発展を阻害し、その分だけ先進国が優位に立てる時期を長引かせるための企画だといえる。
 ← 本旨から外れるが、温暖化対策を拒否する観点から田中宇氏が喚起したネオコンの「資本の論理」=「隠れ多極主義(欧米中心主義の体制を破壊し、中国、インド、ロシアなど複数の覇権国が存在している状態を目指す)」に関する立論を読まれたい(←弁証法の素晴らしい一例ではないでしょうか?)。
「欧米や日本といった先進国は、すでに経済的にかなり成熟しているため、この先あまり経済成長が望めない。温暖化対策が途上国の経済発展の足かせとして用意されていることを見ると分かるように、今後も欧米中心の世界体制を続けようとすることは、世界経済の全体としての成長を鈍化させることにつながる。これは、世界の大資本家たちに不満を抱かせる。欧米中心主義を捨て、中国やインド、ブラジルなどの大きな途上国を経済発展させる多極主義に移行することは、大資本家たちの儲け心を満たす。・・・欲得が愛国心などのイデオロギーを上回っているのが資本の論理である。」

December 2, 2005

投稿者 Gershwin 

沈思黙考さん

 田中宇氏の見解、大変興味深いですね。沈思黙考さんが以前の投稿文でご紹介されていた槌田敦氏、そして今回ご紹介の田中宇氏にしてもマル激のゲスト出演者ですから神保さんも地球温暖化問題を南北問題として見るという観点はお持ちのように感じられます。にも関わらず予防原則適用の観点から地球温暖化問題に取り組まれているご真意の程はやはり大変慎重な態度を神保さんは取られておられることと私は解しております。

 地球温暖化問題の背景にある南北問題、国際巨大資本というお話を聞いて私は反射的にオリンピックを想起しました。179回収録日 2004年8月30日:オリンピックのナショナリズムと「つくる会」のナショナリズム 、ゲスト:大塚英志氏 (漫画原作者)の番組中(前半29分くらいかな)では神保さんはナショナリズムを利用する国際巨大資本のお話に触れておられます。ナショナリズムを煽る影に世界的大資本の大きな力が働いているという趣旨のお話をされ、オリンピックという場で商売を広げることに対する批判を逸らすために巨大資本は各国の国民的スポーツ選手をCM起用して分かり易く国民にnationを意識させるという構図をご紹介されました。背後にある資本の論理が、即席に作られたとも言えるような新しいタイプの表層的なナショナリズム(TVのCMごときに左右されるとすれば表層的)によって見えなくなってしまっている状況を問題視しておられたと思います。そしてここにおける新しいナショナリズムはかつての左翼右翼が各々の帰属を前提にして使っていた言葉とは別次元のものであり、思想家・知識人たちに対して反応してくるという中身のある類のものではないようです。 靖国参拝(A級戦犯参拝)によって現在のわが国に生じているナショナリズムもTV映りのよい首相がやっているうちは盛り上がるが、そうでなくなった時(安部晋三さんの次になった時?)には醒めていく程度のもの、そしてこのことはW杯・オリンピックが終われば醒めるような愛国心(自国を応援する気持ちという程度のもの)と同様だというわけです。またそんな程度のものに左右されて国論が揺れ、子々孫々の繁栄に関わる判断を誤ってはいけないことは当然というわけです。

 地球温暖化問題によって国際巨大資本への批判を逸らすという手法には、元来石油資源が有限であるという不安ベースの行動原理があると思います。この不安は何も米国建国起源のエピソードとは関係なく現代文明の恩恵に浴してしまった人間達に共通の感情だと思います。そしてここ2、3年の温暖化問題においては「気候変動による生物の大量絶滅の引き金を人類がひいてしまう」という可能性まで主張されています。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20041111301.html
http://www.newtonpress.co.jp/search2/sample/kiji_phtm/p1999/p199906/p199906p032.htmlなど多数。
 実際に種の大量絶滅は起きているのですが、これは大まかに言ってしまうと主として熱帯雨林の開発に伴うものと私は考えます。熱帯雨林において生物種は非常に多種多様に富んでいるからです。熱帯雨林以外の破壊も深刻ですが、少なくともCO2排出由来の気候変動によるのではなくて、物理的に森林を焼いているとか土壌を掘り起こしているとか、あるいは水質・土壌・大気汚染といった普通のタイプの環境破壊の影響の方が大きいと私は見ています。

 今の調子で人間が大気中CO2濃度を上げていけば、いつか温室効果を加速的に進行させる臨界点を越えてしまうかもしれない、大量絶滅の引き金を人間が引いてしまうかもしれないというわけですね。信心深いブッシュ大統領に地球温暖化人為説を説得するために出てきた説なのでしょうか?。

 かくいう私も別に大量絶滅説引き金説については全否定できるわけでもなく、ここは慎重に議論する必要があるという立場です。これまでの投稿でもこの地球温暖化問題をもう一度根本から科学的に議論する必要性について書かせていただきました。温暖化に予防原則を適用する前に、「熱帯雨林を破壊するな」、「核廃棄物何とかしろ」「etc.」という論ですね。熱帯雨林のCO2吸収効果元来大きいので、北半球でぽつぽつ植林しても追いつかんです。

 ここ2、3年で温暖化問題は飛躍的に人々の不安感を煽る方向になってきているなーと感じます。大陸棚付近の天然ガス田の発見がありますので私自身は地球規模でのエネルギー枯渇が焦眉の急だという認識はありません(300年くらいは持つのかなー?)。がやはり資源エネルギーが無限とは言えない以上、不安ベースの行動を取らざるを得ません。

 大量絶滅の引き金説が真であればこりゃもうえらい騒ぎですよね。経済どころじゃないですよ。

追伸:
 
生物の大量絶滅は6500万年前の恐竜の絶滅 (隕石衝突による地球寒冷化、隕石否定説もある)が有名ですが他にも過去において地球上で5回起きたとされています(6回という見方もあったかな)。2億4500万年前のペルム紀の大量絶滅においては、地球内部のマントル上昇流に起因する大規模な火山活動(プルームテクトニクス理論が最近出されています)が生じてCO2が噴出、その温暖化効果によって永久凍土下のメタンハイドレートの溶解をも引き起こし温暖化効果ガス(主としてCO2、メタン。ただしメタンはCO2比で21倍くらいの温暖化効果があるといわれます。)が大量に大気中に噴出しました。温室効果が加速的に進んだというわけです。またメタンが空気中の酸素と反応することで酸素濃度低下が生じるなど結果としてとてつもなく大規模な気候変動が起きて生物が
95%程度死滅したとされています。

December 4, 2005

投稿者 Gershwin 

沈思黙考さん

すいません。前文の4段落目「今の調子で人間が大気中CO2濃度を上げていけば・・・」の前の段落に追伸の部分を入れて読んでください。切り貼りしていて文の脈絡が乱れてしまったままでした。お詫びします。

December 4, 2005

投稿者 沈思黙考 

beat & NSXさん、コメントありがとうございます。
たまさかこうして意見交換するのもいいもんですね。
小生、これからも神保氏の威を借りて投稿して参りますが、beat & NSXさんもオモシロイお話、ご紹介してください。
「日本の大手自動車メーカーで環境対策自動車開発に従事する30代技術者」と述べておられますが、燃料電池車の開発をなさっているのですか?
最後の桃源郷とも思える開発分野に携わっておられるようで素晴らしいですね。私の大好きな水素燃料電池に関して言えば、ガソリン並みの走行距離を満たす水素貯蔵システムの小型化、軽量化がネックのようですが、
気体の状態で実現する見込みはあるのでしょうか? 筆が走りすぎました。企業秘密乃至、誤解しているようでしたら、御容赦ください。
そうそう、『マル激トーク・オン・デマンド』の視聴者って現在、どれくらいの規模なんでしょうか?ご存知ですか?

December 5, 2005

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 . さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?



rss 人気ブログランキングへ
神保哲生のTwitterへ
ビデオニュース・ドットコム
マル激!メールマガジン
沖縄の真実、ヤマトの欺瞞 米軍基地と日本外交の軛

RECENT ENTRIES

 10/06 安倍政権はそろそろいい加減にせんか

 02/07 人質の命を救うことを最優先しなければならない 身代金に関する4つの誤謬 ー アダム・ドルニック教授

 12/18 早くも見えてきた特定秘密保護法の「牙」

 09/12 検察は本当にまともな捜査をやったのか

 09/10 TBSラジオで往年の名スタンドオフ松尾雄治さんと、ラグビーW杯特集をやりました

 09/10 東京FMの番組で小出先生と冷温停止について話をしました

 09/01 ヒストリーチャンネルに出演します

 05/19 緊急シンポジウム「原発報道を考える〜メディアは真実を伝えているのか」

 04/30 5金スペシャル・原子力のこれまでとこれからを問う

 04/26 これはジャーナリズムの生き残りをかけた戦いだ
――普通の産業として通用するメディアへ脱皮せよ――

 04/24 「原発は安い」は本当か

 04/17 なぜ「専門家」は信用できないのか

 04/15 Nuclear Crisis in Japan - Tetsuo Jimbo

 04/11 CNN Japanese Journalist Entered Radiation Zone

 04/11 CNN Japanese Journalist Entered Radiation Zone

 04/11 CNN Japanese Journalist Entered Radiation Zone

 04/11 CNN Japanese Journalist Entered Radiation Zone

 04/11 CNN Japanese Journalist Entered Radiation Zone

 04/11 CNN Japanese Journalist Entered Radiation Zone

 04/11 CNN Japanese Journalist Entered Radiation Zone

LINKS

About this site

jimbo.tv はビデオジャーナリスト神保哲生が運営する神保個人のオフィシャルサイトです。
引用、転載などに関する情報は以下を参照してください。
SITE RULES
また、本ブログにお寄せいただいたコメントは、神保が執筆する著作やコラムなどに紹介や引用させていただく場合があります。あらかじめご了承下さい。

rss
Powered by MovableType
ビジネスブログ