Bibliography
ベス・メイシー (著), 神保 哲生 (翻訳)
本書は今やアメリカ史上最悪の麻薬問題となっているオピオイド蔓延の実態を余すことなく描いたドキュメントだ。今や依存症者数が400万人、年間死者も4万人を超えるオピオイド依存症の震源地となったアパラチア地方で地元紙の記者を務めていたベス・メイシーは、「夢の鎮痛剤」として大々的に宣伝されていた処方薬のオキシコンチンが、地域の高校生から働き盛りのビジネスマン、主婦、そして高齢者にいたるまで、無差別に人々をオピオイドも魔力に引き込んでいく様を克明に記録し、5年間にわたる取材の成果をこの一冊にまとめた。
暴君誕生ー私たちの民主主義が壊れるまでに起こったことのすべて
マット・タイービ (著), 神保 哲生 (翻訳)
なぜ、絶望的なリーダーを選んでしまうのか

ローリングストーン誌の超人気辛口コラムニスト&ベストセラー作家が、大嫌いな大統領の選挙活動にアメリカ全土をついて回って目撃した最悪の真実。「私たちが本当に頭がカラッポのリーダーを選んでしまうこれだけの理由とアメリカの大切な民主主義が崩壊するまでの日々」である。
反グローバリゼーションとポピュリズム 「トランプ化」する世界(神保・宮台マル激トーク・オン・ディマンドVol.11)
神保 哲生 (著), 宮台 真司 (著), 渡辺 靖 (著), 佐藤 伸行 (著), 西山 隆行 (著), 木村 草太 (著), 春名 幹男 (著), 石川 敬史 (著)
トランプ政権の誕生で、世界はどう変わるのか?
グローバリゼーションに歯止めがかかり、自国主義が世界を覆うのか?
人々の不満を吸収し、ポピュリズム政権が広がるのか――?
アメリカ政治、思想研究、憲法学者、国際ジャーナリストなど米国の動向に精通する論客らと、
米大統領選以降の世界情勢と、未来予想図を語り尽くす。
神保哲生主宰のビデオニュース「マル激トーク・オン・ディマンド」シリーズ、待望の新刊!
PC遠隔操作事件
神保哲生
世の中を騒がせたいんじゃない。自分が注目されたいだけなんだ。
「新しい愉快犯」が生まれる背景に迫る第一歩が本書だ。――宮台真司(社会学者)

ええっ! こんなに深い事件だったのか。――金平茂紀(TBSテレビ系「報道特集」メインキャスター)

◎衝撃の結末から3年。今はじめて明らかにされる真相とは?
「衝動」に支配される世界ー我慢しない消費者が社会を食いつくす
ポール・ロバーツ/神保 哲生 解説 (著)
人も企業も なぜ自分の利益しか考えなくなってしまったのか?

この社会全体が効率的市場の価値観に支配され コミュニティや文化は崩壊し 自己利益を追求する個人(消費者だけでなく企業も政治も)の集まりになってしまった。
企業は四半期利益や株価を維持するために研究開発や従業員教育など長期的な投資を抑制し 簡単に従業員をレイオフするようになった。
個人は 生産者・顧客から消費者となり 「社会の一員」から個人の満足だけを追い求める存在に変わった。
東海村・村長の「脱原発」論
神保 哲生 (著), 村上 達也 (著)
あの三月一一日、茨城県東海村にも津波は押し寄せ、東海第二の原発も大半の電源を喪失。フクシマ寸前の危機を迎えていた!村長が事故の全容を知らされたのは半年後。危機は隠蔽されていたのだ。原発容認派だった村長は積極的な反対派に転じ、政府に対して東海第二原発の廃炉を要求し始めた。しかし、日本で最も古くから原子力産業の恩恵を受けている東海村は、村の予算そして雇用の三分の一を原子力産業から得ている…。原発立地自治体の首長の苦悩を気鋭のジャーナリストが聞き出し、地方VS中央のあり方について考えた。
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