食品安全委のプリオン調査会が空中分解

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 各紙報道によると、食品安全委員会のプリオン専門調査会の12人のうち、半数にあたる6人が3月末で辞任していたようです。
 山内一也氏など年齢制限による退任を除く4人が再任を拒否したとのこと。
 読売新聞はある委員のコメントとして、「不十分な審議しかできなかず、責任を感じた」と話していると報じています。

食品安全委員会は何を審議してきたのか(神保ブログ2006年1月21日)

April 4, 2006



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April 7, 2006


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April 7, 2006


小泉訪米の手土産に、またまた米国牛肉輸入再開か?! ~次々とあがる安全性への疑問~ from 日本がアブナイ!
<11日6:30追記の上、編集>  小泉首相は通常国会終了後の6月に訪米を予定しているのだが、それに合わせるように して、米国産牛肉の輸入再々開への動...

April 11, 2006


BSE: カナダで5例目のBSE牛報告 from ニュース-sato's BLOG-ウェスタン東京; 東京都西部、埼玉県西部地域の情報、検索、ブログ、ポータルサイト
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April 17, 2006


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タイトルの話題に入る前に重要なニュースを1つ。※ブラウザにより改行されず読みにくい場合はWordなどに全文コピーしてご覧ください(ごめんなさい) ■土壌汚...

April 18, 2006

コメント

投稿者 椋代能行 

神保さん、みなさん、ささやかながら朗報です!!

本日の The New York Times 社説
私は感涙に咽びそうになりました。


[Editorial] Stop: Don't Test Those Cows!
Published Date: April 6, 2006

http://www.nytimes.com/2006/04/06/opinion/06thu4.html


指示代名詞に注意しつつ、是非ご一読ください。

April 6, 2006

投稿者 タク庵 

>本日の The New York Times 社説

スパスパと、歯切れの良い物言いですねえ。左右上下に「配慮」して何が言いたいんだか良くわからん日本の社説屋に読んでもらいたいです。

あらためて発見ですが、この文章に「BSE」なんて言葉は一言もありませんね。mad cow disease ! これが世界標準、これでなくちゃね。

日本も最初は「狂牛病」といっていたが、タケベ氏ご次男の父父上のお達しにより、「BSE(いわゆる狂牛病)」から、いまではただの「BSE」になっちゃいましたもんね。マスコミ各社すべて用語統一するというところが、なんとも気色悪し。。。

近頃はなんぞ、電気製品にもBSEの気の抜けたようなやつが、、、PSEとかなんとか(^○^;;;


April 7, 2006

投稿者 椋代能行 

食品安全委員会プリオン専門調査会の議事録(会合結果)はやっぱり一読の価値ありですね。参考資料として提出されている個々の委員の意見を眺めると、夫々がどこを向いているのか、よく解かります。やっぱりこれは必読だなと思いました。(良い意味で参考になるものもあります。)

http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/


あと、狂牛病第一号発見直前に出回っていた代用乳の成分というのを、近々、私のサイトにでも載せときます。アドレスは過去の適当に探してみてください。ちなみに代用乳というのは半醗酵のヨーグルトキャンデーみたいな味の、商標でいうところの「クリープ」状の粉乳です。というわけで私も(ちょっと舐めてみただけですが)微量ながらプリオン摂取している可能性があります。
現場を見てこりゃ危ないなと思っていると、三ヶ月も経たないうちに第一号が発見されました。

April 9, 2006

投稿者 タク庵 

どうするプリオン調査会、、、とは関係なくて恐縮ですが、、、

なんか急に、アイフルの取立てがどうこうと騒いでおりますが、今までチワワのCMで、テレビ各局ずいぶん儲かったんじゃないでしょうか? 

だって、所詮サラ金でしょう? さらにその昔は高利貸しといったものだが、いつのまにか「消費者金融」というソフトな用語に変えてあげて、ソフトなCMを沢山流してあげてたのは、ほかならぬメディアではありませんか?

別にサラ金が悪というつもりはないです。私もいろいろお世話になりましたので。だって、銀行なんか貧乏人にカネ貸さないもんね。

しかし、いまや「大手銀行」殿各社もサラ金各社と提携されて、メディアも一緒になってイメチェンを図りつつ、CM料でもタンマリ分け前もらった、そういうメディアが、サラ金の後ろ指させるのかと、私は思います。

どうする、チワワのCM流してたメディア(ーー;;


あと、新聞再販維持も、やはり私は不当なカルテルだと思います。普段はいいように使いまわして、ヤクザまがいの拡販競争させておいて、いざとなると新聞販売店や宅配制度の維持が言論の自由の条件だみたいなことをいうんですね、彼等は。

新聞販売店にシワ寄せがいくのは不本意ですが、新聞が、中身で競争するのではなくて、洗剤とかビール券とか、なによりも拡販員の方々の「押し」の強さで競争しているという現状は、なんとも不健康ではないすか。それがどのように言論の自由を保証するのか、新聞協会は説明責任ないんでしょうか?土建とか橋梁とかの談合の方が、他人のせいにしないだけまだ健全。

どうする、大手新聞野合カルテル(ーー;;

April 17, 2006

投稿者 椋代能行 

タク庵さん、代弁してくれてありがとう。ただ、そういう訳にもいかないらしいのが残念です。


サラ金に関してはまったくご尤もです。これは、蜥蜴の尻尾切りか、散々利用した挙句の「方向転換」か。「サロン用」シャンプーが大手量販薬局から引き揚げてしまった今日この頃です。


新聞再販、北朝鮮拉致発覚直後、ある「タカ派」新聞が「一年無料でその後は止めてくれていい」と一ヶ月以上に亘り文字通り毎日販促を繰り出していました。さすがに今ではここまではしなくなりましたが、この新聞社は、販売店単位ではなく、本社(支社)から直接販促員を派遣することで有名ですよね。(過剰割引きを問われる芽を迂回により摘んでおく為か。契約は販売店とするはずだから。)

価格協定はともかく、内容さえ刷新されれば、読者側はきっと目的ほぼ達成なのですが。(値引き「命」って人達はとりあえず置いといて。)

折しも、「本質を考え、常識を尊ぶ感覚が重要だ。」と毎日の発信箱という欄に山田孝男氏という記者が書いていますが、さてさて、改心のほどは、いか程か。新聞業界の「常識」を尊ぶのだけは止して欲しい。毎日は一部記名記事導入の先駆けなので。まあ、その辺、評価も二面的だけど。


公取が乗り込んで(どこまで企図的なのかは判別できませんが)、却って宣伝になるという例も、昨年のラウンドアップの一件に見られますから、たしかに何でも挙げればよいわけではなく、判断は難しいですけれども。
但し、新聞業界、各記者が、この「難しい」判断の恩寵に感じ入らない体質に変わり果てているとすれば、最大かつ深刻な問題がここにあります。


私はいつも思うのですが、安保闘争を始め、学生運動ってのは、どの程度ネタだったのか、彼等、どの程度戦略的に意識して仕掛けたのか、大して明確な意識も無いまま突っ走った挙句にぶち当たって転向したというのが指導層含めて大抵の落ちだったんじゃないか、とすれば、全く罪作りな人達だと思うわけです。この辺りの「総括」を丸激でも一度聴いてみたいですね。(駄目もと。)

April 17, 2006

投稿者 タク庵 

椋代能行さん>私はいつも思うのですが、安保闘争を始め、学生運動ってのは、どの程度ネタだったのか、彼等、どの程度戦略的に意識して仕掛けたのか(以下略)

「どの程度ネタだったのか」という意味がよくわかりませんが、戦略的発想なんてものは、あの時代には、そんなものはなかったと思いますヨ。ヘルメットとゲバ棒で大学封鎖したって、それむしろ「戦略」というよりは、すでに身一つで以って闘争にはまっちゃってるわけで、戦略的発想というような発想とは最も遠いところにいたのではないかと思います。

でも、別に戦略がなければいかんということもないと思いますヨ。闘争は必ず勝たなければいけないということもない。フランスではいまだに、例の「暴動」がらみであちこちの大学封鎖してます。それは一つの意思表示であって、戦略なんて多分、あらしまへんが、民主主義という以上、戦略なき意思表示も必要だと、個人的には思います。

April 19, 2006

投稿者 椋代能行 

そうかもしれません。ただ、私がああ書いたのは、後に戦略の必要性を痛感しただろう割には、本来戦略的であるべき市民側が、容易に予見できて対処できる範囲ですら、あまり戦略的であったとはいえない事例が、つい昨今まで多過ぎた。そう思うからです。

因みに「どの程度ネタだったのか」というのは、不可能性認識のことです。多かれ少なかれ転向せざるを得ない局面を迎える時機と形態の予期について。反動に振れない為には、こういうものを想起した上で臨む必要があると個人的には信じますが、そこを潜り抜けてきたはずの人達が、追想であれ、そうした内省をややもすれば欠いていたんじゃなかろうか。昨今、そのように思われてならないので。
(昨年の総選挙でも、岡田元党首が小泉解散宣言の前に「第一声」を発していれば状況はかなり違ったと思うのですが、律儀な彼はそうしなかった。私はこの辺りを理解できないでいます。)

April 19, 2006

投稿者 タク庵 

中国の胡錦濤主席のホワイトハウス会見で、罵声を浴びせたという中国系女性がいましたね。

昨日だったか、CNNのニュース見ていたら、この女性がインタビューに出ていました。画面にちゃんと、名前と、Hu heckler という肩書き(^^;も出ている。インタビューはおざなりではなく、当局からどのような監視を受けているか、あなたの主張は何かということを、 10分以上にわたって聞いて、その hecklerは堂々と主張を述べていました。

腐っても鯛というが、最もセンシティブな外国要人演説妨害の「容疑者の女」にインタビューするような真似が、日本の「中立公正」メディアにできるだろうか、いやできるはずがない(反実仮想)。

いじめられても、侮られてもデモらないオトナの国民と、政府の番頭のようなオトナのメディアは、然るべき取り合わせである。大日本オトナ共和国万歳、おっと失礼、共和国じゃなくて帝国でしたね(^○^;

April 23, 2006

投稿者 タク庵 

トリノ五輪で荒川静香が金をとった日のこと、オトナのNHKのスタジオパークで司会の黒田あゆみ女史が、「朝からこの話ばっかりで飽きちゃいますよね」という趣旨のことを漏らしたのを、ヒマ人の私は確かに聞いた。おお、流石は黒田、NHKにしては粋な感想を吐くものだと感心するとともに、しかし、このオトナの配慮に満ちたお国柄、おそらくは抗議が殺到するであろうなと思っていました。

4月から配置換えとなったのは、もちろん、こんな理由によるものではありえないと確信しています。くだらん話ですいません。


April 23, 2006

投稿者 椋代能行 

朝日の報道STATIONは、デリケートな内容にキャスターが尻込みしてだんまりを決め込むというのが直近の傾向であるようで、ワイドショー的にしゃべくりまくってボロ出るのもなんだが、これはこれでちょっと拙いんじゃあないかしらと思っております。敢えて映像に語らすって水準には達していないから。工夫はちらほら見えて来るのですが。そういえば金曜のコメンテーター天野祐吉氏って完全に消えちゃいましたね。堀江貴文氏衆議院選出馬時の反自民的発言のせいか、自分から降りたのか。はたまた健康上の理由か、その辺、興味ありますね。

News23は腰は引けているけれども、獲るものは獲っているって感じでしょうか。その辺は観てたら直ぐ判ります。番組構成は継ぎ接ぎを脱却して、ここ一年で見違えるほど向上しました。(ただ、筑紫氏の後、誰で行くのかってとこまで含めてはじめて責任ある報道と言えるでしょうが、果たして考えているのかな。久米って線とすればワイドショー化が更に進む。)
気になるとすれば、三木谷氏の株主権限ってのが番組内容や構成にどの程度影響を与えるかってことですね。

まあ、とはいえ、少年犯罪での過剰煽動の抑制等、報道で改善された部分も少なくないのでは? でも、そや、褒めたらあかんねやったな、メディアには。?

ところで、タク庵 さんってオトナではないの?

April 28, 2006

投稿者 タク庵 

椋代能行さん>ところで、タク庵 さんってオトナではないの?

あたしですか? ケツの蒼い、洟垂れジジイですよ(^○^;

そういえば昨日朝生やってましたね。業界の人たちは結構自画自賛的であったが、スタジオの若者や視聴者の意見は、なかなかしっかりシビアに見ているなと、安心しました。

「テレビジャーナリズム」の議論のオチが、「個人の狂気」でまとまるあたり、何とも日本的と思いました。が、こんな言葉久々に聞いたなあと、ある種感慨もありましたです。

April 30, 2006

投稿者 椋代能行 

タク庵さん、ゼノンの逆説を引いていらっしゃるんですね。ありがとうございます。

バブル期の頽廃と、それに続いた奇妙に無根拠な安堵の停滞に晒されていない若い方々は、自衛上、しっかりと物を視るよう要請されて育ってきた分、タフなところがあるのかもしれませんね。

ただ、インターネットが情報格差社会に対する有力なツールに必ずしも成りきれていないと身近に感じるのに、伝統の「継承」形態の根幹の断絶のようなものがあります。

例えば秋刀魚のつみれ汁に大根を入れる。銀杏切りにするか短冊切りにするか。生活の智恵としては銀杏切りは選ばないと思う。つみれ汁は関西風の雑煮じゃないから。銀杏切りも好みの問題だけど、その場合、素材特性からみて後から入れるべきだろうけど、そういうこともしなかったり。論理的選択としては、これは、多分、奇妙。繊維の方向と吸い上げが起こす煮崩れと損なわれる風味は、論理としては小学校の理科の水準。感覚としても生活の智恵の範囲。極々当たり前のことのはず。丸激視たりする人は、そういうこと踏まえて、好みを選択していらっしゃるでしょう。けれども、一般の人はそうもいかなくなってしまっている。

勿論、限られた料理人は技を継承します。多くの料理人は調理師学校で教えられます。「識者」たちは趣味の延長で耳目にします。だからこんなこと常識なのだろうけど、これは後置の知ですよね。

感覚の覚醒と論理的思考とだけが頼りの平民は、本当は、知に囚われない発想の自由さを生む可能性を秘めている。でもどちらの感覚も衰えてしまって久しい。

この辺りを独りで暫く考えてみようと思います。

May 1, 2006

投稿者 タク庵 

椋代能行さん>タク庵さん、ゼノンの逆説を引いていらっしゃるんですね。ありがとうございます。

はあ、自分ではよくわからないのですが、そういうことにしましょうか(^○^;

銀杏切りにするか短冊切りにするか、これはなかなか高度な問題ですね。しかも、秋刀魚のつみれ汁とは、実に文化でありますね。。。 

新聞ネタですが、比較的最近の毎日新聞で、いまや若いカップル&子供の家庭の多くが、「孤食」から「勝手食い」の時代になっているという記事を読みました。母親が料理を作って皆に食わせるという任務を、もはや任務と感じていない。それぞれが好きな時間に、好き勝手なものを漁って、あるいは買って食う。その方が、子供はハンバーガーとか好きなものが食えるし、母親も子供の嫌いなものを料理して食わせるストレスを感じなくていいと、そういった考えの主婦が、30代の家庭の約半数にのぼるという。。。

長年、家庭の食生活の動向を調査してきたという女性研究者によるこの報告には、かなり衝撃を受けました。格差の拡大などよりも、もっと深刻な崩壊が進んでいるという印象を受けました。ものを一緒に食わずして、人間の連帯など生まれないでしょう。連帯感なくして、他者への想像力など生まれないでしょう。まあ、学校給食で同じモノを食うことで、かろうじて子供たちの人間性は救われているのかもしれませんが、だとすれば、恐ろしく逆説的な時代にはまってきてます。

「家族ゲーム」では、まだみんな、同じテーブルで同じものを食っていましたね。あのお母さんは、一生懸命メシ作ってました。今から見れば、なんとも古き良き時代です。

May 2, 2006

投稿者 沈思黙考 

椋代能行さん、タク庵さん、お久しぶりです。
枯木も山のにぎやかし・・・小生、このところ、科学(量子化学、固体電子論)に熱中しております。集中して思考するというのは、存外楽しいもの・・・(笑) 学部時代には全く理解していなかった内容に合点がいきつつある今日この頃、何とも云えず愉快です。思考的体力を科学に獲られるあまり、「FACTA 創刊号」を読む気力すら湧かず、困っている次第(笑)・・・
 谷村智康著『CM化するニッポン』より
「今のアナログ放送の正しい代替品は地上波デジタルではありません」
「ハードウエアの規格として「地上波」という発想自体がそもそも間違っているのです」
「CS(通信衛星)1つで300チャンネル以上放送できますから、キー局はもちろん各県のローカルテレビまで含めて全部を1つの通信衛星でまかなうことができます」
「なぜ光ファイバーなりCSに切り替えないかというと、キー局とローカル局による全国放送という今までのシステムを手放したくないからです」
「新しい合理的な方法にすると、ローカル局が不要になる」
「キー局にとっては、天下り先をつぶすことにもなる」
我が家では、谷村智康氏の御指摘を受け、地上波デジタル放送を控えたテレビ局様とのお付き合いを止めました。
「家庭とは不合理なものだ。非合理だから、心がやすまる。(本田宗一郎)」
おかげで家族と向き合う時間が増え、「これもいいもんだ」と納得しております。NHKラジオニュースをネットで聴いておりますが、これも受信料の対象になるのでしょうか?
 私は殺し、隠れる・・・格好良いジキル博士。
竹島をめぐる問題で、盧武鉉韓国大統領に対して「あとで後悔するぞ」と仰った小泉純一郎首相。
http://web.chokugen.jp/hirano/2006/05/10_ca37.html
慶大経済学部在籍時に犯したレイプという前歴には相当驚かされたが、ロンドン大学留学?(取得単位ゼロ)後の再入学(慶大商学部)が、何と「裏口」だったという栗本慎一郎氏の指摘に再度引っくり返ってしまった。アメリカ大統領選挙不正集計の始末をどうつけたのか、アメリカと日本の最高指導者の上半身問題が、在職中に諮問される気配は全くない。小泉氏の前歴には今でも相当頭に来ますが、先般の植草一秀氏の顛末、三澤千代治氏とトヨタとの経緯・・・ due process を弄ぶハイド氏こそ、宮台先生に御教示された合理主義の末路・・・ 目的合理性への過剰依存が、本来の意図(幸福の実現)を忘却させ、生存競争に終始する(ヴェーバー)・・・だと再考した次第です。
 愉快な共産党・・・《質問にお答えする必要はありません》
http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=26076
「何も言わない」とは、それ自体がメッセージであるという矛盾をはらむ。
http://facta.co.jp/blog/archives/20060430000143.html
「シーシュポスの神話」・・・永遠回帰から始めようではないですか!

May 3, 2006

投稿者 椋代能行 

タク庵さん、おっしゃる通り、確かに、逆説的な状況ではありますね。

沈思黙考さんの文章、難渋なところがあって、捉え方が難しいです。

谷村智康氏は、『CM化するニッポン』で、田原総一郎氏のサンデープロジェクトの意義を否定しておらず、表向きは世評を追認しておられます。
そのサンプロで、先の日曜日、地上波デジタルについての高野孟氏の質問に竹中総務大臣が答えていたのですが、CS、光ファイバー網を含めた放送ハード面での「技術中立」の重要性を説いており、大変危うさを秘めるこの発言ですが、メディアについては、私は、どのみち、これがキーだと思うわけです。

FACTA紙の指針は、購読者ではございませんが、私も歓迎しております。阿部編集長は、朝日新聞社の現在の方向性をある程度買っていると思われます(同紙のTV広告の評価)。またフジの日枝氏も堀江貴文氏との比較においては立てていらした。大手メディアの状況は、視聴者含めて問題は山積だが、かくなるものかと私なりに捉えております。

筆坂氏による共産党糾弾の件は大変興味深いものですが、相手(組織やその構成員)が「何も言わない」状態とは、日本に於いては、通常、「疚しさ」を抱えていることとほぼ同義と捉えるべきなのでしょうか? 或いは反発でしょうか。或いはこれの組み合わせでしょうか。私も遭遇した体験がございますが、以上のどれで捉えても、みっともないことだとは感じます。状況を顧みれば、そこまでして名と体面を死守するほどの中身を伴っているのか、疑問符を付さざるを得ないからです。遵って、私個人としては、相手の企図を、以上のどちらにも属さない尊崇に耐え得るものと敢えて仮定し、対処することとしています。端々にほつれが見え隠れしていたとしてもです。組織が何であれ、その方がましでしょう。

ところで、沈思黙考さんは宮台氏を師と仰ぎ、御自身を阪大出身と言ってらしたが、もしやN氏でしょうか。
最後に、議題があまり逸れるのも何なので、食物関連に戻しておきましょう。確かお子さんがアトピーとのことでしたね。食物性のものですか? 他のアレルゲンであれば、よい対処法を幾つかお伝えできます。

May 5, 2006

投稿者 椋代能行 

沈思黙考さま、上の返信、聊か不必要な内容になっていたかと思います。御回答、無理なさらなくて差し支えありません。永遠回帰でしたね! ありがとうございます。

アトピー性皮膚炎ですが、ダニや埃といった外部要因の場合、体液血漿が肌の裂け目から染み出すほどのときは、副腎皮質ホルモンを短期集中して、アズノール(青カミツレのエキス)入りのワセリンと併用するのが効果的かと思います。個人差はあると思いますが、副腎皮質ホルモンも濃度が高くなければ、必要悪と考えてよいかもしれません。私自身が十年余り煩わされて参りました結果の経験知です。あとは、宣伝になると拙いかと思いつつも書き留めますと、私の場合には、Neal's Yardという英国のオーガニック専門店の石鹸類に切り替えたところ見違えるほど改善致しました。保湿にもここのHemp Seedのオイルが大変に優れていたのですが、取り扱いが無くなってしまいました。ここの商品は大変品質が高く外用のMessegueのようなものと思ってよさそうです。本社に問い合わせましたら、Viridianという会社の同等商品で代替できるそうです。どのオイルであれ、30mlくらいの携帯容器に移し、きちんと蒸留抽出されたLavenderのエッセンシャルオイルを五滴ほど垂らしておくとよいと思います。長くなるとあれですのでこの辺りで。
(問題ありましたら上のコメントと共にざっくり削除してください)

May 6, 2006

投稿者 沈思黙考 

 椋代能行さん、御返事が遅れて恐縮です。
お気遣いくださっているようですが、御放念下さい。神保氏のブログには、私自身、神保氏の信用にただ乗りする形で、随分書きたい放題書いてきましたから・・・ 特に、小泉氏の下半身問題に関しては、神保氏に少なからずご迷惑をお掛けしていると思っております。おかげさまで、paisiblog さん以外、どなたもコメントなさらないという状況を知ることができ、また一つ齢を重ねることができました。
 コメントいたします。私は、日本の大手新聞社には、すっかり落胆しきっており、生涯、大手新聞を購読するつもりはありません。これも、若い方を炊きつけようとするささやかな不買運動です(笑)
 日経新聞について・・・
<昭和恐慌や世界大恐慌の事実関係をたどる重要な寄る辺は当時の報道である。我々が後世に何を残せるのか。後代の検証に耐え、政策などの過ちを繰り返さない一助となるために。本書はそんな材料を未来に残す責務を意識したものである> <犯意がなかったから過ちが許されるというのでは、バブルの教訓は生かされない。他人を気にする横並び意識、保身、あきらめといった人間の弱さや、興奮と熱狂を喜ぶ人間の業。問題の根っこにあるそれらをどう補うか。我々は一定の答えを出したつもりだ> と大上段構えた『検証バブル 犯意なき過ち』(日経ビジネス人文庫)について、当の日経が、金融当局の政策を二人三脚で後押してきた模様を、バブル当時の日経の記事・論調を丹念に掘り起こすことであぶり出し、「読者の記憶が持続しないことを見込んだトリック本」と結論。「何食わぬ顔で「歴史の書き換え」を行っているのは、実は日本経済新聞社」だ、と糾弾した東谷暁著『日本経済新聞は信用できるか』は強烈でした。
 もっと強烈だったのが、烏賀陽弘道著『「朝日」ともあろうものが。』です。
「経費やタクシー券をチョロまかす同僚」「記事の捏造を部下に強要するデスク」「社用ハイヤーで奥様とフランス料理を食べに出かける幹部(天声人語執筆者)」「会社のカネで高級料理を食い、高級酒を飲み、ハイヤーで送迎してもらえる。そこに何のチェックも入らない。しかも、同僚を見回せば、みんなそうしている。誰もとがめない。並の神経の持ち主なら、誘惑に負け、感覚が歪むのが当たり前だ。彼らは普通の人並み(そこにぼくも含まれる)に弱く、愚かなだけである。朝日新聞社の内部には、そういう職業的自覚に乏しい、いつまでたっても大人に成りきれない人々が豊富である。」
こんな方々とのお付き合いは、御免被りたい・・・という訳です。
「家庭用ミシンそのものはいまも厳然と存在する。しかし「家庭で衣服を作る」という習慣そのものがないに等しいのだから、その社会的プレゼンスは、限りなくゼロに近い。ぼくは、どうしてもこのミシンの姿に、全国紙の将来像が重なって見えてしまうのである。モノ、あるいは商品としての新聞は存在しても、ニュース供給源としての機能は低下を続けていく。存在はするが、機能が低下する。あるいは機能していない。本来の役割を果たしていない。これを、原義での「impotence(不能)」と呼べる。これからはそういう時代だと私は思う。」
私のように、烏賀陽弘道氏の新聞観に賛同される方は、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
 谷村智康著『CM化するニッポン』には、テレビというものを考える良い契機を与えていただき、結果、メディアとの付き合い方をこの際、ドラスティックに変えてみようと考えた次第です。
 蛇足です。ここ二ヶ月ほど集中して、科学の参考書を読んでおりますが、驚きました。日本の高名な学者の教科書にでさえ、著作権の源であるオリジナリティへの疑問が湧いてきたのです。英語の教科書からの盗作といっても過言ではない例をいくつか知ってしまいました。引用文献や参考書として紹介することもなく、図、話の運び方まで全く同じなのです。日本語の壁に守られて大丈夫だとお考えになっていたのでしょうか? これでは中国の違法コピーを笑ってはおれません。
 アレルギーの件、アドバイス下さってありがとうございます。幸い、子どもの症状は軽度ですので、成長と共に和らいでいくのを見守っている状況です。取りあえず、食事を大切にしたいと考え、外食を控える一方、私自身も料理を覚えることにいたしました。食品に関しても、昔ながらの醤油に加え、安部司氏の「最進の塩」を購入した次第です(笑)。
 宮台真司先生について
日本を代表する比類なき No.1 の社会学者だと深く尊敬申し上げております。読書の理由を問われても、日垣隆氏のように「自己評価が低いから」とは決して述べない強さを自任されている稀有の学者、努力して追いつけるようなレベルにはいらっしゃらない方だと考えております。
 能動的な方だとは感じておりましたが、椋代能行さんは、時にせっかちになってしまう方のようですね(笑)。ペンネームでのコメントに関しては、副島隆彦先生が随分厳しい意見を述べておられる旨、承知しております。
 僭越ながら、三戸祐子著『定刻発車』を、椋代能行さんに推薦したいと思います。
「・・・昨日あるものが今日も同じように機能していることの価値を、人々は認めざるを得ない。と同時に、「ゆとり」というものは、昨日あるものが今日も同じようにしてあることを確認して、はじめて見出だされるものだということにも、人々は気付きはじめている。」
「「ゆとりのある鉄道」をつくるのなら、本当は「鉄道員のゆとり」のほうが「乗客のゆとり」より先になるべきだろう。「お客様第一」といくら現場をけしかけても、それが鉄道員の無理の上に成り立っていたのなら長続きはしない。」
憑かれたように励んでおられる活動があるように推察する次第ですが、長続きさせるためにも、ご自愛くださるよう祈っております。

May 7, 2006

投稿者 椋代能行 

沈思黙考様、お気遣いありがとうございます。

>  私は、日本の大手新聞社には、すっかり落胆し
> きっており、生涯、大手新聞を購読するつもりは
> ありません。

普段の言説からも明らかかとは推察致しますが、私も、同感です。寧ろ、海外紙(英字紙)の質の低下は何時頃から加速してきたのか、多少は持ち直しつつあるのか、に興味が移りつつあるこの頃です。

ペンネームでの投稿は、様々な捉え方がございましょうが、沈思黙考様の趣き深い文体には、私含めて固定ファンは多いのではないでしょうか。
前便、失礼ありましたら、ご赦免くださいませ。

ご推薦頂いた『定刻発車』、滋味に富む一冊との印象を持ちました。早速取り寄せてみるつもりです。多岐にわたり気遣い賜りありがとうございました。

May 8, 2006

投稿者 椋代能行 

内容が離れてしまいますが、ひとつ追って質問を加えさせてください。
> 日本の高名な学者の教科書にでさえ、著作権の
> 源であるオリジナリティへの疑問が湧いてきたの
> です。英語の教科書からの盗作といっても過言
> ではない例をいくつか知ってしまいました。引用
> 文献や参考書として紹介することもなく、図、話の
> 運び方まで全く同じなのです。
参考にしたい(余りに専門的だとできるかどうかは判りませんが)ので、引用部分、幾つか実例を挙げていただければ幸甚です。
また、沈思黙考さまは、理数方面に詳しい方とお見受けしました。私は遠山啓氏の啓蒙書を敬愛してきたものですが、例えば、氏の手による書物も、欧米の模倣と見做すべきなのでしょうか? または、今では欧米でも廃れてしまった叡智の名残であるという風に解するべきでしょうか? 日本と欧米英語圏の知の基盤の現状と可能性を探る上で是非ご指南賜りたい箇所です。

例えば次のリンクの編纂書への疑問です。
http://www17.plala.or.jp/court2006/archives/cellar/Education/1968TeachersGuideOnElementaryMathematics_excerpt.PDF
註:他の内容はともかく、「マイナス割るマイナス」および「球体の求面体積」の部分を指しています。


また、私は西欧音楽をやっておりましたが、欧米でもオリジナリティの源泉の断絶には著しいものがあると推察されます。高名な現代の音楽学者が手取り足取り分析した書物が権威を保っておりますが、多くは、そもそも楽譜を読めば自明であり、誰でも気付くべき事実でありますし、それ以前に100年前の音楽家が既に(演奏記録としてSP盤で)究めていることでもあります。
この種の分析書の存在は教育の末端を見遣るときの勇気ではあるが発見ではなく、残りの者達は隠蔽しているのだと憤慨してきましたが、どうやらそういうものでもなく、極一握りの選良のみが継承している文化であって、懼るるに、多くの職業人が自力で辿り着けなくなっている事柄なのです。
これが事実だとすると、また現にこれは限りなく事実に迫っていると思われるのですが、耐え難いものがあります。

May 10, 2006

投稿者 沈思黙考 

椋代能行さん、意気軒昂ですね(笑)
 先ず、全般的な私の印象について述べさせてください。今般、大学・大学院レベルの物理化学の参考書に当たってみて、何よりもガッカリしたのは、思ったほど優れた新しい教科書が存在しない、ということです。大学に行けば、研究者など、石を投げれば当たるほどゴロゴロしております。こんなにたくさん存在している訳ですから、後進への継承も充実している? かと思いきや、然にあらず・・・
 量子力学など、半世紀以上前に完成している訳ですから、もっと噛み砕き、掘り下げて解説する本があっても良いはずなのですが・・・ 私の場合、手当たり次第に読んでみる他ありませんでした。
ITっていうのは、いい時代でもあります。 
「EMANの物理学」の 電磁気学 と 量子力学 は、物理学に専心されている若者に強くオススメ致します。
http://homepage2.nifty.com/eman/
面白かったのは、最近では、大学教授が教科書を書くのではなく、予備校の先生が、大学生・大学院生向きの教科書も書いていることです。
福間智人著『単位が取れる量子化学ノート』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061544586/qid=1147281929/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/503-8918992-3579142
実際読んでみると、半可通の教科書より、はるかに噛み砕いて分かりやすく解説しております。非常にわかりやすく紹介されている本なので、皆さんに手を取っていただきたく、一点だけ疑問を述べておきます。物理法則の大半は、「微分方程式」で表現されているのですが、「微分方程式」とは表現形式が異なるだけで、全く等価な「変分原理」という自然法則の表示法があります。福間智人氏は、「変分原理」の解説をする際、大半の教科書同様、「変分原理」と「微分方程式」の等価性に迫りきれていないことに加え、実係数でしか説明しておらず、量子力学を学習する者なら誰もが抱く疑問、複素係数でなぜ説明されないのか? と残念でした。
 大学で研鑽を積まれた研究者の底力も、少ないですが感得できました・・・否、素晴らしい教科書と出会えました。佐藤勝昭先生(東京農工大学理事・副学長)の教科書や今懸命に読み進めている中島威、藤村勇一共著『現代量子化学の基礎』は、群を抜く優れた力作です。
http://www.tuat.ac.jp/~katsuaki/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320043537/qid=1147284277/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/503-8918992-3579142
式を追っていくとわかるのですが、著者が歩まれた道を、たどらせていただいているのが、手にとるように伝わってきます。
 という訳で、結局図書館で埃をかぶっているような古(いにしえ)の大家(シッフ、ランダウ=リフシッツ、ムーア)に戻って学習せざるを得ない、
というのが、物理化学に対する私の見解です。『ムーア物理化学』第三版は、愉快でした。「闘争は進歩の手段である」(マルクス)が紹介されており、時代の移り変わりが伺え、笑ってしまいました。
 一方、最近出版された外国人執筆の教科書は、昔日の栄光を見込んで読むとガックリすることの方が多いです。
例えば W.グライナー著『量子力学概論』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4431708537/qid=1147313613/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-7158240-4319562
第1章 物理量の量子化
磁場中で磁気モーメントがもつポテンシャルを、計算過程をすっ飛ばして、いきなり提示しするのは、困りものです。ポテンシャルの定義からきちんと示していただきたい。簡単なことなんですヨ
第9章 磁場中の荷電粒子
電磁場中の荷電粒子の運動を記述するハミルトン関数をいきなり提示するのも同様です。なぜ、そのような式になるのか? かなり分厚い教科書ですから、丁寧に説明できるスペースはあったと思うのですが、これも検算してみて妥当性を訴えるに留まっております。定義から結論を導くのではなく、結論から定義を導くのは、どうもしっくりきません。解析力学から紐解く必要がありますが、それでも2-3ページあれば、一般化座標で示せるんですが・・・
第17章 量子力学的世界像の実存論的問題
私が期待して読んだのは、この章があったからなんですが、ガックリ・・・
何も語っておりません。 デヴィッド・リンドリー著『量子力学の奇妙なところが思ったほど奇妙でないわけ』の見識の深さと比較してみてください。
 自然科学の習得には非常に時間がかかります。
一見、流暢に説明している専門家と言えども、大半はゴマカシのテクニックの賜物であり、その足腰は間違いなく弱いのです。
反論があれば大歓迎です。是非、御投稿ください。
 さて、盗作に関してですが、小生現在、大量の本の中で、七転八倒中です。記憶の中にあるのは確かなのですが、文献が見当たらないのです。日本人同士のケースを見つけましたので、紹介します。上羽弘著『工学系のための量子力学』(1997)のp133~ と、小暮陽三著『なっとくする演習・量子力学』(2000)のp210~ を比較してみてください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627782209/qid=1147317490/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-7158240-4319562
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061545310/qid=1147317541/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-7158240-4319562
量子力学では、定番の摂動論の問題(シュタルク効果)解説なんですが、上羽氏の解説(p133 下段)と小暮氏の解説(p211 上段)は瓜ふたつです。小暮氏の式(5.31)は、「射影演算子」を使って、上羽氏の式(9.1.37)より丁寧に導出しておりますが、同じところで間違っていたのでパクッていらっやると確信した訳です。
式(5.31)の下から二段目 1/(rB)*3 ⇒ 正しくは、1/(π・(rB)*3)
式(9.1.37)の下から二段目 1/(aB)*3 ⇒ 正しくは、1/(π・(aB)*3)
両者とも、途中の式で、πを分母に付けていないにも関わらず、結論として導いた最後の式は、最初の式から正しく導いた式と同じだったので覚えておりました。小暮陽三氏は、『なっとくするフーリエ変換』を見てもわかる通り、大変わかりやすく書くことができる教養豊かな方だと思っておりましただけに残念です。誤解を恐れず申し上げれば、凡百の教科書より、小暮陽三氏の教科書ははるかに優れているので、これから学習される方は、是非手にとって学習してください。あまり気の進まないコメントをしておりますが、上羽弘著『工学系のための量子力学』の奥付に【本書の無断転載を禁ず】とあることに鑑み投稿いたします。
 追記、遠山啓氏に関してはコメントできる立場にはありません。

May 11, 2006

投稿者 椋代能行 

無理言って返答を引き出してしまいましたが、仔細な御返答をありがとうございました。

> 意気軒昂ですね(笑)
いいえ、事実が現前するとき、それは否定のしようがない。そういう趣旨ですよ。

けれども、返答を頂いて、遠山啓氏の負の数の初等算術についても、まず原典を参照すべきとの猛省を導くことができました。Brahmaguptaの著述を取り寄せることにしました。

http://dogbert.abebooks.com/servlet/SearchResults?sts=t&an=Brahmagupta&y=4&x=44

客観の絶対性の獲得を断念する際に、素養の放棄があっては拙いと私は思っています。負の数同士の割り算というのは、純粋論理の見地から観ても、本来ならば、社会的に高度な問いへの最初の重大な契機であるはずなのですが、現状では、お上の発する言葉に愛国心を掲げて忠誠を誓うのにも等しい無意識下での通過儀礼にまで堕して、多大な負の力を発揮しており、教育現場のこうした傾向を大変に危惧する訳です。


英語でも be looking forward toの後が原型動詞ではなぜ駄目なのか(というかそうはしないのか)、これは不定詞の本質を指し当てる問いですけれども、みなさん取り敢えず動名詞と覚えて納得します。答案に原型動詞を態と書き込んで、笑わせておいて、逆に先生を嗤い返すくらいでいいんじゃないでしょうか。(民主主義の負の側面を体験する格好の機会となるかも知れませんが。)


遠山啓氏編纂の著述は応用が利くとは言い難く、あれはあれで問題だと思いますが、知性の放棄を安易には受け入れない姿勢に、私は尊敬の念を抱いています。

May 12, 2006

投稿者 たにむら 

拙著「CM化するニッポン」に多数の方から感想をいただけたことをうれしく思います。
営利至上主義の下で民放テレビのビジネスをラジカルに追求していくと、商品は広告であり、番組はコスト案件であるという境地に達します。

「テレビ番組がつまらない」とは良く言われることですが、突きつめて言うとそれでなんの不都合もないのです。視聴者は一円もお金をテレビ局に落としてはくれませんし。
テレビ局にとって、お客様は広告主です。視聴率は収穫高です。実態としての番組視聴率は激減していると思いますが、視聴率を測定するビデオリサーチは広告代理店と民放テレビ局の出資と事業取引で成り立っています。
中立であるべき調査会社が、紐付きであり、出資者と事業取引社につばするような実態調査はできないだろうと想像しております。

これでは良い番組は作れません。
現在、私が企図しているのは、視聴者が自身の関心を「うまく売る」ことによって、メディアの主権を握れるのではないかということです。
もちろん、視聴者は感情的だったり、非理性的であったりすることもあるかもしれませんが、一部の広告代理店やテレビ局の編成が、多数の視聴者より本当に賢明かというと疑問符がつきます。
掛け声だけで総論賛成各論反対になりがちな消費者主権というものをメディアの場で実現してみたいというのが私の夢です。

July 18, 2006

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